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BR-クラシック - フィルハーモニー 午前中のコンサートの様子より クララ・シューマンのピアノ協奏曲

2023-03-01 07:25:43 | 音楽夜話(クラシック)
BR-クラシック - フィルハーモニー 午前中のコンサートの様子より
2・27
9:05BR-KLASSIK
ロベルトシューマン/フランツリスト:「リーベスリート」(ベアトリスラナ、ピアノ);「献呈」S566/R253
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:交響曲変ホ長調、KV 16
(コンセントゥス・ムジクス:ニコラウス・アーノンクール)
;フレデリック・ショパン:スケルツォ ホ長調 op.54(ベアトリスラナ、ピアノ)
;クララ・シューマン:ピアノ協奏曲イ短調op.7(ベアトリス・ラナ、ピアノ;ヨーロッパ室内管弦楽団:ヤニック・ネゼット・セガン)


3時間の長丁場の番組から抜き取って聴いてみた。「献呈」は仲道さんのコンサートのアンコールで何回か聴いた。
印象的な曲調が際立つ。名曲。
モーツァルトの1番K16は個人的名曲。41番のドレファミの主題が聴かれるところから惹かれた。
以前はなかなかCDも単体はなく全集を求めるしかなかったけれど、最近はところどころでていたり
こうやって放送されるので、機会は以前よりはある。アーノンクールがしていたのは初めて聴いた。
ちょっとアクセントのある演奏。彼らしいといえば言えなくもない。


ラナのショパン。第4番のスケルツォ。「晴れ晴れとした喜び」が感じられる曲。
こうして単体で聴いても成立している。ピアノの音がいい。精度の高い録音かもしれない。


ラナのクララ・シューマンの協奏曲はセガン、ヨーロッパ室内管とのアルバムが出ていた。でも、ライブでなく、
セッション録音のようだ。もしくはライブの良いとこどりでアルバムにしたか。
クララ・ヴィーク10代の作品。なんかすごくよく出来ている感のある作品。情感もあるし、技巧も凝らしているし、
初めて聴いたのだけれど、シューマンのP協と並べてもそん色ない。ラナはこの2曲をアルバムにしたけれど、
クララとロベルトの質感の似かより具合も良く、それ以上に彼女の特質がよく表れているのではないかと
思った。






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