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イェフィム・ブロンフマン(ピアノ) ラハフ・シャニ指揮ロッテルダム・フィルハーモニー   管弦楽団演奏会

2023-01-07 19:04:43 | 音楽夜話(クラシック)
1.1


22:00-24:30 14.00-16.30 NL_Radio4


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.337
ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調


イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
ラハフ・シャニ指揮ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
2022年11月25日 ロッテルダム、デ=ドーレン大ホール


レパートリーがロシア物とブラームスだったりしたから、
古典はやらない人なのかと思ったら、 デイヴィッド・ジンマン 、
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団とベートーヴェンの全集を
作ったりしていた。1958年生まれだから、演奏歴は長いと思われ、
レパートリーもあるのだろうと思う。3番は男らしいというかメリハリの
はっきりした演奏で、ある意味ベートーヴェンらしいイメージを持たせる
演奏のように思う。


ラハフ・シャニは首席5年目になる。このような長い曲を丁寧に紡いでいくことの
緊張感は半端ない。曲の流れを把握していても、引き込まれるものとそうでないものがある。
今回は前者。聴いているうちに、段々とその世界に引き込まれていった。終楽章の展開も
上手く進み最後のホルンのロングトーンが青空に消えていくイメージ。終演後、低音で
大声でないブラヴォーがかかる。かっこいいブラヴォーのかけ方。本場はやはり違う。



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