MOBU'S MUSIC MAZE

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JAZZギターを演奏したい?

2018-06-22 10:47:06 | アコースティック・ギター・トリップ
guitar world hp
Want to Play Jazz Guitar? Start with These Five Songs
https://www.guitarworld.com/artists/jazz-guitar-corner-five-introductory-jazz-guitar-tunes

ネットのお気に入りに入れてるHPより拾う。
JAZZギターを弾きたくなったらこの曲を聴いてみよう。などと
甘い言葉に乗せられて聴いてみたが、弾けるものではない。
プロが時間かけて体得していったものだ、ギターレッスンもやってるよ
というHPのボタンを押してしまいそうになるが、英語なのでその先は
無理という事がわかっているので、聴くだけにしておく(笑)。

1ウエスモンゴメリー サマータイム
この演奏は初期のものかもしれない。あまり、オクターブ奏法も
使ってないようだし。

マイナー・ペンタトニック・スケールを使っているとあるが、
そのスケールを使うとこの様なソロがとれるのだなということらしいが、
見ると聞くとは大違いで、簡単にこのようなソロフレーズが出てくるわけではない。

1958年の録音。地味ながら、ウエスのスタイルはある程度出来ていると思われ
アルバムもリバーサイドに移る前の、パシフィック・レーベルのものだし、
しかしながら味のある演奏をしている。ウエスはウエス。オンリー・ワン。

2グラント・グリーン 処女航海

グラント・グリーンと言えばブルーノートレーベルのギタリスト。あと
ケニー・バレルとか録音しているが、あまりいないのではないか。
後期になると、コマーシャル的なビートルズとか録音してたりするものの、
ハービー・ハンコックのヒット作メイデンボヤージ(処女航海)を入れてしまう
という同じレーベルのよしみ、二匹目のドジョウ。
ここでは転調とドリアン・モードという言葉が出てくる。楽典はよくわからない
ので記すだけにとどめるが、ちょいと難しい感じがする。しかしながら音楽は
大海原に出ていく感じかなというのがあり、こういう手法を使うことだったのだな
ということがわかる。
このアルバムはライブ・アルバムだったりするが、JAZZ&FUNKを得意とする彼が、
ドリアン・モードと転調にチャレンジしているのだから大したものだと思う。
相手してるオルガンもイマイチ黒くなれずに消化不良みたいなところが聴きとれる。
いつもの土俵でないから。 彼を聴くなら「アイドル・モーメント」のような、
黒系がいいと思う。この処女航海は彼の別の一面を見た感じである意味
面白かったけれど。

3パット・メセニー  カンタロープ・アイランド 
ハービー・ハンコック・コピー2曲目。m7と7thの
使い方の参考例。ギタ―トリオだと、和音少ないし
難しさはあるかもしれない。別の面白さはあるけど。

ロイ・ヘインズのドラムはいつ聞いても上手いな。
ベースのデイブ・ホランドのソロもかっこいい。
クェッション&アンサーというアルバムをこのメンバーで
録音しているが、この曲はいれていないし、LIVEだと
また違う良さがある。

4テッド・グリーン  枯葉

major and minor ii-V-I chord 長調と短調の2-5-1コード。
このツー・ファイブというコード進行が肝だときいたことがある。
楽典に疎いので、JAZZの2-5って何だというところで
止まり切っている。枯葉は良くジャズギターなりピアノのコースでは
例題に使われるそうで、必ずといっていいほど通る道らしい。

Tommy speaks of Ted Green - Chord Chemistry and plays circle of fifths - awesome!.MOV
https://www.youtube.com/watch?v=vO2Pu3Dadkw
トミーエマニュエル氏が彼のコードワークについてコメントしている映像です。

テレキャスでJAZZやる人は、マイルス・デイヴィスのバンドで弾いてた
マイク・スターンぐらいしか知らなかった。このテッド・グリーンという
ひとはコードの錬金術師という異名があるようで、その手の方には
知られている方。私は初めて聴きました。

5パット・マルティーノ&ジョン・スコフィールド サニー

マルティーノとスコフィールドでは年齢差どれくらいなのだろう。
マルティーノの年齢からあの速弾きというかくりかえしは、
毎日のたゆまぬ練習の成果かもしれない。
オクターブ奏法でテーマのメロディーを奏でるところは定石だけれども、
スコフィールドのアドリブアイデアもなかなか聴かせる。セッションでの
演奏のバランスを聴きとってください。彼らのスタイルは違うと思うけど、
まとまっているところがまた即興演奏主体のJAZZの面白いところだと
思います。


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