MOBU'S MUSIC MAZE

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9月11日生まれのジャズマン ベイビー・フェイス・ウイレット ハリー・コニックJr

2024-09-12 08:50:25 | 音楽夜話(ジャズ)
9月11日生まれのジャズマン ベイビー・フェイス・ウイレット ハリー・コニックJr






Baby Face Willette (Organ) was born in New Orleans, LA, 1933–1971  生誕91周年 没後53年.


彼は37歳時、病気で亡くなっているのですね。若い死でした。
「ジミー・スミスやブラザー・ジャック・マクダフ、ジミー・マクグリフとともに、
ソウル・ジャズ、オルガン・ジャズの代表格とされている。」wiki
その割には、音源が知られていない。あまりメジャーじゃないのか、
個人的には良く知らなかった。ブルーノートの「Face to Face」を聴いた。
コテコテのソウル・ジャズやん。無条件に好きだったりする。
Face to Faceはオルガン・トリオの1パターン オルガン・ギター・ドラムスという
ベースレス。ベースはオルガンの足鍵盤で行う。サックスもソウルフルだし、
いうことないかな。グラント・グリーンのギターも、この時のためにある
様な音出してるし。このアルバムはスルーしてたな。ブルーノートのカタログは
よく見かけたけど、音源に触れるのは初めてだった。


Face to Face
https://www.youtube.com/watch?v=cagjzxZTQe4&list=OLAK5uy_lO9KY8Ebd7pVrSsvps8uMZpieQEfv0VZ4&index=1




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Harry Connick Jr. (Piano, Vocals-Lead) was born in New Orleans, LA in 1967 57歳おめでとう.


シナトラ以降の「ビッグ・バンドスタイルの再来」と言われて久しい。クルーナータイプの
テナーで、「ソフトに優しく語り掛けるような歌のスタイルで歌う歌手」に近い。
ちょっと聞くとシナトラか?と思うようなところがある。そこが受けているのかもしれないけれど、
イケメンで俳優もやり歌も歌う。エンターテイナー。
2009年リリースの「恋人たちのラヴ・ソングス(ユア・ソングス)」を聴いている。
ジャズ・スタンダードもポップスの曲も、ハリーの手腕で歌いきっている。
ハリー色のアルバムが出来上がっている。気軽に聴き通せる。
休日の午後、CDプレーヤーのトレイに乗せてスイッチ・オンで終わりまでいい感じ。
そんなアルバム。


恋人たちのラヴ・ソングス
https://www.youtube.com/watch?v=1tTYyzMgmyQ&list=OLAK5uy_m6te9A9O8J2jAujrTaAILtCO5GH8BgSYY&index=1



ベアトリーチェ・ラナ(ピアノ)グスターボ・ヒメノ指揮ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団 ラフマニノフ P協2番他

2024-09-12 08:47:14 | 音楽夜話(クラシック)
9・12


03:00-05:00 20.00-22.00 Radio100,7


ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
(アンコール)ショパン:練習曲第1番 変イ長調 op.25-1
ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14
ベアトリーチェ・ラナ(ピアノ)グスターボ・ヒメノ指揮ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
2024年3月23日 ルクセンブルク、フィルハーモニー


より、ラフマニノフピアノ協奏曲第2番ハ短調Op18他
むせ返るようなラフマの2番。熱い。イタリアのピアニストとスペインの指揮者で
ロシア物をすると、このように。ある意味わかりやすい演奏で、オケも鳴らして
こういう作りに持って行くということがわかりやすい。
名曲だからか耳ざわりも良かったりする。ピアノの音色が美しい。録音が気持ちピアノ・オン・マイクだ。
鳴らし方が上手いのかも。なかなか素敵な演奏だった。
最近、ラナはベートーヴェンとショパンのソナタ集を出した。



ハンス・クリスティアン・アーヴィク・ アンドレアス・カリュステ(ヴァイオリン)トヌ・カリュステ指揮タリン室内管弦楽団 オール・アルヴォ・ペルト・プロ

2024-09-12 08:07:44 | 音楽夜話(クラシック)
9・12
01:00-02:30 19.00-20.30 KlassikaRaadio


ペルト:カントゥス「ベンジャミン・ブリテンへの追憶に」(1977)
同:フラトレス(1977)   
同:東洋と西洋(2000)
同:弦楽合奏のための聖三祝文(1992)
同:タブラ・ラサ (1977)  
アンコール
同:エストニアン・ララバイ

ハンス・クリスティアン・アーヴィク(ヴァイオリン)
アンドレアス・カリュステ(ヴァイオリン)
トヌ・カリュステ指揮タリン室内管弦楽団
2024年9月11日 タリン、聖ヨハネ教会から生中継




オール・アルヴォ・ペルト・プロ。
70年代と90年代、2000年の割と彼の名声を上げた曲から。
フラトレスや、タブララサは聴いたことがあった。
キース・ジャレットも演奏していたりする。
薄暮の様な印象を持つ曲たち。ミニマル音楽だったり
するものの、エストニアの音楽の断片を見せる。
前半は10分前後の曲が続く、後半はタブラ・ラサで
まとめてくる。この演奏は白眉だった。



ミッコ・フランク指揮 フランス放送フィルハーモニー管弦楽団 マーラープログラム 亡き子をしのぶ歌 交響曲第4番

2024-09-12 02:48:30 | 音楽夜話(クラシック)
9・11
1:05-3:00 18:05‐20:00  BR‐KLASSIK


フェスティバル・ラジオ・フランス・オクシタニー・モンペリエ


フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
ラジオ・フランス・オクシタニー・モンペリエ・フェスティバルは、
フランスのラジオの夏の旗艦です。約40年にわたり、モンペリエと
南フランス地方のオクシタニー地方全体で、フランス放送フィル
ハーモニー管弦楽団と海外からのゲストを紹介してきました。
2015年からは、45歳のフィン・ミッコ・フランクが首席指揮者を
務めています。7月10日、彼はモンペリエの会議センターで彼の
オーケストラと「ル・コルム」と呼ばれる全マーラーのプログラムを
演奏しました。これ以上ないほど異なる2つの小さな作品
:フランクは、フリードリヒ・リュッケルトの同名の詩集の詩の後に、
自然に悲劇的な「亡き子をしのぶ歌」を追いかけ、マーラーの素朴で
陽気な、病的な皮肉な交響曲第4番を演奏しました。
彼のマーラーへのオマージュのために、フランクは最高の若いフランス人
歌手の2人を雇いました。第4番のフィナーレでは、ソプラノ歌手の
メロディー・ルーレジャンが「天国の喜び」の賛美歌を歌い、
マリアンヌ・クレバッサは心地よいフェードアウト感のある
「Kindertotenlieder」に彼女の充実したメゾを披露しました。
モンペリエでのコンサートは、フランス放送フィルハーモニー
管弦楽団のアカデミー生の参加により、若々しい雰囲気を醸し出しました。
(番組放送内容より)


マーラー・プログラム
1亡き子をしのぶ歌
2交響曲第4番ト長調
オーケストラ・アンコール:
グリーグ・ペールギュント組曲第2番Op55‐4
「ソルヴェイグの歌」




1マリアンヌ・クレバッサ(Ms)
2メロディー・ルーレジャン(S)


ミッコ・フランク指揮
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
2024年7月10日モンペリエ会議センターで収録


プログラムもなかなか考えられているものなのだろう。
フェスティヴァルはマーラープログラムで考えられている
ようなので、今回そのうちの1つが放送されたようだ。
マーラーの生前作られた、「亡き子をしのぶ歌」。
その後、彼にその後の人生がわかっていたのなら、このような
歌は生まれなかったろうと言われた。それを慰めるように
4番が演奏された。意味のあるプログラムだった。