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MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

3月1日生まれのジャズマン ラルフ・タウナー

2025-03-01 21:39:07 | 音楽夜話(ジャズ)
3月1日生まれのジャズマン ラルフ・タウナ-


Born on this day, March 1st…


Ralph Towner (Guitar) was born in Chehalis, WA in 1940. 85歳おめでとう。




「次いで気まぐれに購入したクラシック・ギターに魅了され、
1960年代初頭にはオーストリア人ギター奏者・音楽家
カール・シャイト(ドイツ語版)の下で学ぶためウィーンに
赴いた。」(wiki)
腕を磨いてソロ・アルバムを作り続けている。
まだツァーも続けている様だし、年齢が上がっても
凄いミュージシャンであることはたしか。
今日は最新より1枚前のマイ・フーリッシュ・ハート」を聴いている。
それでも、(2017年ECM)だ。このアルバムでも、スチール・ストリングスの12弦
ギターが使われている。昔はギルド社製のものだったか、まだあれをつかわれているのかどうか。
12弦使う人も少なくなってマイナーなイメージもあるけれど、表現の発想を一緒に考えていくには
カラーも出て面白そうなんだけど。この方がそのあたりを把握している様だ。




マイ・フーリッシュ・ハート
https://www.youtube.com/watch?v=f80RYJ-h0pM&list=OLAK5uy_kWJ7WhyE1Su8odGuVGrenhrp0BVsBWMdo&index=1



N響 第2033回定期公演 三浦文彰(ヴァイオリン)下野竜也指揮NHK交響楽団 スッペ・サン=サーンス・オッフェンバック

2025-03-01 21:35:23 | 音楽夜話(クラシック)
3・1


16:00-17:50 NHK-FM 第2033回定期公演

N響
スッペ:喜歌劇「軽騎兵」~序曲
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番 ロ短調 op.61
スッペ:喜歌劇「詩人と農夫」~序曲
オッフェンバック(ロザンタール編):バレエ音楽「パリの喜び」(抜粋)






三浦文彰(ヴァイオリン)下野竜也指揮NHK交響楽団
2025年2月21日 渋谷、NHKホール


2007年初定期登壇。


スッペの掴みはOK。よく知られた旋律と中間部分の短調のところを
際立たせて聴かせた。今日のプログラムは彼が考えたのか、
ある意味マニアックな選曲なのかもしれない。


サン=サーンスのVn協は何か技巧的に難しい感じの曲で、それを
聴かせるのは一筋縄ではいかないと思える。サラサーテに献呈され
彼によって初演された。ロマン派名曲とされているらしい。
覚えておこう。


後半は詩人と農夫。中学くらいのころ、音楽の時間にライトクラシック的な
鑑賞の時間に聴いたことがあった。馴染みやすい音楽だった。軽騎兵に
しても詩人と農夫にしてもセットで聴いたきがする。
耳になじみやすい音楽ってあるということを学ぶ。
最後はオッフェンバック。「天国と地獄」のフレンチカンカンが
有名だったりするものの、そのほかはあまり知らない。


「オッフェンバックの有名曲をつなぎ合わせていますので、次から次へと
彼の闊達なメロディーが登場し、終盤のカンカンメドレーまで圧巻の名曲
オンパレード。19世紀の華やかなパリを描くバレエに相応しく、
またオッフェンバックの天才的メロディーを堪能できる組曲でもあります。」曲目解説より。


彼の作品をつなぎ合わせて、後世の編曲家が編曲した作品。オッフェンバックがある意味
存分に聴け、作品を知らなくてもその世界を楽しめるという、望外な作品。
確かに聴いてると、元気が出てくる。そういう、ポジティブな感じのする曲集だったりする。
カラヤンも録音しているから下野さんも聴いたことがあるのかもしれない。
聴いて楽しい曲集だった。N響もこういう面があるということを知らしめるいい機会なのかも
しれない。下野さんの選曲構成はやはり独特だけれど、N響に別の風を吹き込んでいる感が
あって興味深かった。



ローレンス・レネス指揮グルベンキアン管弦楽団 ワーグナー前奏曲と愛の死 ブルックナー交7番

2025-03-01 17:12:35 | 音楽夜話(クラシック)
3・1
04:00- 19.00- YouTube_Fundação Calouste Gulbenkian
Live: Bruckner's 7th Symphony – Gulbenkian Orchestra / Lawrence Renes


ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」~前奏曲と愛の死
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
ローレンス・レネス指揮グルベンキアン管弦楽団
2025年2月28日 リスボン、グルベンキアン財団大音楽堂から生中継




休みの日に源泉かけ流しみたいな形で、ブルックナーをかけ流している。
ワーグナー^の前振りがあって、脱力しているところにあのイントロで
もうてれんとしてしまう。森の中で森林浴をしているようなイメージ。
みどりのにおいをかぎながら、深呼吸して、生気をぶり返すようなイメージ。
7番は特にそういう感じを発する音楽。堪能した。



アレクサンドル・タロー(ピアノ)フランス放送合唱団(リオネル・ソウ合唱指導) クリスチャン・マチェラル指揮フランス国立管弦楽団 オールラヴェルプロ クープラン・左手・ダフニスとクロエ

2025-03-01 17:07:22 | 音楽夜話(クラシック)
04:00-06:00 20.00-22.00 FranceMusique
04:00-06:30 20.00-22.30 DeutschlandRadio


ラヴェル:組曲「クープランの墓」(ダヴィッド・モラード・ソリアーノによるフーガとトッカータの管弦楽編曲)
同:左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調
ソリストアンコール サティー:6つのグノシエンヌより第一番・レント


休憩時間の音楽
ラヴェル:フーガへ長調 ローマ大賞1901年M27
(2025年2月21日リリース)アレクサンドル・タロー(p)


同:舞踊交響曲「ダフニスとクロエ」




アレクサンドル・タロー(ピアノ)フランス放送合唱団(リオネル・ソウ合唱指導)
クリスチャン・マチェラル指揮フランス国立管弦楽団
2025年2月28日 パリ、フランス放送オーディトリアムから生中継


クープランの墓のオーケストラヴァージョンは、普通、全6曲の中から
4曲が編曲されたものを使う。時にフーガとトッカータを加えた
6曲のVerも演奏会に掛かるけれど、普通オケ版は4曲で、
前奏曲・フォルラーヌ・メヌエット・リゴードンで構成された
物が聴かれる。本日は、それにピアノ版で聴かれるフーガと
トッカータを加えたものが演奏された。普段聴きなれたものから
フーガとトッカータはやはり、ピアノ版で普通聴かれないので、
やはり違和感はある。一寸色調が違う感じがする。なので、
オケ版だと2曲は割愛されることも。


ラヴェルの「左手」はト長調の協奏曲と並んで、代表曲だけれど、
どちらかというと、ト長調のポピュラー感からはすこし
ほど遠い感じのする作品になっている。独特な音階と音調が
あり、左手で演奏することのメリットデメリットはあるものの、
ラヴェルが作曲した創作物としては、やはり出来のいいものなのだろう
と思うが、それほど積極的に聴くことはなく、個人的には
これからもそうだろう。


舞踊交響曲「ダフニスとクロエ」
モーリス・ラヴェル生誕150周年を記念したパリ
・フィルハーモニー管弦楽団コンサートより生演奏で、
休憩時間も録音されていたために30分ほど足りなくなった。
なので、全曲1時間くらいかかるのだけれど、全曲はきけて
いないけれど、なかなか濃密な時間を過ごした。
バレエ音楽もラヴェルに掛かるとこのような高等芸術に
引き上げられるのかと思った。いやいや驚いた。
アーカイブが出るのなら、1週間ぐらい待ってみるか・・・。
クリスチャン・マチェラル指揮人気のある指揮者だけに、
仕事も力があり丁寧。何か納得するようなところを
導き出しているのはすごいと思う。