MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

Jazzを聴き始めるのになにから聴いたらいいのかわからない。

2019-03-28 08:22:53 | 音楽夜話(ジャズ)
Jazzを聴き始めるのになにから聴いたらいいのかわからない。

という質問を受けたりしたことがあった。
どう答えるか。

今だったら、いくつかの音源パターンを、USBか何かに入れて
聴いてもらうか何かするか・・・。

どんな楽器が好きか聴いてみてそれでそれ中心に音源を
提供してみるか・・・。
そのあたりから広げていくか・・・。

ネットラジオを紹介して、試しに聴いてもらうとか。

LIVEに連れていくとか。

やり方は色々あるが、あったやり方は、ケースバイケースだろう。

やはり好きな楽器があればそこからとか、ジャズでもメロディー
リズム・ハーモニーが聴きとりやすいもの、心地よいものが
入り易い場合もある。
その意味ではヴォーカルなどはいいかもしれないが、楽器演奏という事で
いえば、小編成のものピアノトリオ(ピアノ・ベース・ドラム)カルテット
(ピアノトリオにサックスやトランペットが入っている編成の物)とか、
位の聴きとりやすいものが、いいのかもしれない。

後は、ブルース色の強いものとか、あっさりしているものとか年代とか、
色々な要素が出てくるものの、それは聴きつけていくうちに色々選択できる。

その間口を作るところだから、好きそうなものから入っていけばいいのかも
しれない。あまり硬く考える必要はないのかもしれないが、どうぞお聞き
くださいともみ手して向こうから来る音楽ではないので、耳が慣れるまでは
少し聴き込むことは必要かもしれない。耳なじみのいいものを練習していくと
そのうち聴けるようになると思う。

自分の身になじむものを探す、好きなアーティストを見つけていくことでも
深まるものはあると思う。
ネット検索もありかな。情報量は多すぎるかもしれないけど。
ネットラジオをききながら、自分の好みの音を探すのもいいかもしれない。
昔より、間口は広がってる部分もあるけれど、羅針盤は必要かもしれない。
それが見当たらないと(昔だったら、それに詳しい人とかJAZZ喫茶もあった
けど)今はないものもあるから、今あるもので考えていいと思う。
まずは、色々きいてみることかな。あまり答えにならないかな(笑)。

町田 「ノイズ」  2

2019-03-28 07:49:38 | 音楽が流れる喫茶&BAR
noise

気が付くと足がその方向に向いていた。
自分の好きな飲食物やJAZZが流れて
いたりする。

押しつけがましくなく、座ったらそこが
お客様の空間。そう、空間(スペース)なのだ。
それを必要としている人の。

JAZZ喫茶は昔からそういうスペースを提供
してきた。

何するわけでもなくそこで時間を過ごすために
席に座る。思考を巡らしたり、活字に目を通したり
美味しい食事をしたり、仕事の打ち合わせをしたり、
することもあっただろう。

そんなスペースなのだ。堅苦しいことはない。
客がそのように自然に振る舞えばそのスペースは成立する。

そこにJAZZがあった。別にクラシックでも
POPSでもよかったけれど、ここはJAZZだ。
そういう空気が流れている。
ファッションビルの4階のおくまったところにあった。
決して出入りの立地は良くないと思う。

初めて入った時そう思った。ちょっと大きめに音を
流していたが、会話OKだし、それに対してなにか
言う人もない。会話禁止という鑑賞店では土台ないから。

ここでは時々、知ってる盤が流れた。後はほとんど
知らないアルバムだったけれど、その時々知ってる
所が味噌で、「今日はいいことがあるかも・・・。」と、
勝手に思ったものだ(笑)。
小市民の小さな幸せというところか。

そんなに長く続いているとは
思わなかったけれど。

ひとにとって、居心地のいいスペースは必要だ。
隠れ家とか、とまり木とか表現している。
自分が自分でいられるところ。そういうところはいつの時代も
欲せられている。

ここで聴いた、スタンダードもフリーも良く聞こえたのはなぜだろう。
いいスペースだったからかもしれない。

昨日、出かけた。昼時過ぎたお店は、まばらなお客さんとそれを対応
するスタッフの声だけが聞こえている。BGMは、坂の上のアポロンの
サウンドトラックだった。いる間中それが流れていた。

ランチを注文し、カウンターにある騒(ガヤ)=阿部薫に関した本を
再度読んでいた。ここ以外で読めるところはないかな。
居心地のいい空間が広がっていた。深く腰を下ろしていて不覚にも
少し眠ってしまった。ランチをいただき、アイス・コーヒーを飲み
時間を過ごした。こういう時間はそうそうは取れない。思い出になろう。

【町田ノイズ】48年間ありがとうございました。
https://www.youtube.com/watch?v=13xIhVz_nLU