ユニーク・ギター・ブログ
https://uniqueguitar.blogspot.com/
ここのブログライターの博識なこと。
面白いです。
今回は、ロリー・コリンズという女性ロカビリー・シンガーの
ギターを取り上げています。
1955年生のマーチンD-28。
それを改造して終生使っていたという話。
新品で購入して、ネックの感触が気に入らないので、
取り替え、GIBSONJ-200のようなブリッジ、
ブリッジプレート、ピックガードも交換。
ネックはモズライト製?のシングルサイドのペグがつくような
ヘッド。ちょうどフェンダーのストラトキャスタ―のような
ヘッド形状になっている。フィンガー・ボードには自分の名前の
インレイが入れてある。50年代マーチンといえば、ネックは
SQの通称おにぎりネックだろうと思う。三角形のネックで、
握り方にコツがいるタイプ。慣れてしまえば使い勝手は
いいのかもしれないが、ダメな人もいるかも。
他のカントリー系のアーティストでも、名前のインレイを指板に
入れてアピールしていたアーティストはいた。
終生使ってたことと、弾き方がハードであったことから、表版に
弾き瑕から穴が開いてしまった。それでも直さず使っていた。
代表選手にはウイリ―ネルソンがマーチンの相棒が穴開いていて、
「トリガ―」といううニックネームがついていた。
ここまでくれば体の一部。相棒とでも言おうか。
色々楽曲によって楽器を使い分けるアーティストも多いが、
アピールも含めて1本を終生使い続けるものプロとしては
根性がいるというか、大変なことだと思う。
ましてや改造をして、マーチンD-28の大本はボディーのみ
という。どんな音がしたのだろうか。
ある意味ユニーク。
モズライト・フォーラム。
Lorrie Collins - Mosrite/Martin
Posted: Fri Apr 03, 2009 10:31 am
by TerryTNM
http://www.mosriteforum.com/forum/viewtopic.php?f=6&t=1694&start=10&view=print
Martin D-28 Lorrie Collins
https://cartervintage.com/products/martin-d-28-lorrie-collins