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MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

セーニャ・ルンムカイネン(チェロ)エサ=ペッカ・サロネン指揮フィンランド放送交響楽団 サロネンチェロ協 シベリウス交2番

2025-04-24 08:33:19 | 音楽夜話(クラシック)
4.24
・01:02-03:00 19.02-21.00 YLE


サロネン:チェロ協奏曲
シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 op.43
セーニャ・ルンムカイネン(チェロ)エサ=ペッカ・サロネン指揮フィンランド放送交響楽団
2025年4月14日 ザルツブルク、祝祭大劇場


サロネンは指揮者であり作曲家。これは、ヨー・ヨー・マの
為にかかれた作品とか。クールな作品で、現代音楽調でありながら、
そこまでいかないところが、かゆいところに手が届く作風で、
ある意味聴きやすく、現代音楽臭さが少ないので、再演も
可能になっている。自分の指揮の時はプログラムに組み込む
こともできるのかもしれないし、拡散することが世に残る
一つのやり方だとしたら、そういうやり方もあるのかもしれない。
シベリウスといえば、最初はGOOというなら、フィンランディアか2番。
これは定説。久々2番を聴く。お国ものだ。流れが上手くつかめる演奏で
なかなかサロネンもやるものだと思う。引き込まれる。
シベリウスの作品の出来もいいのかもしれない。有名曲になっているのが
わかる。最後はブラヴォーが飛ぶ。わかる。いい演奏だった。

内田光子(ピアノ1948年日本)アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団 ベートーヴェンP協4番 ショスタコーヴィチ交15番

2025-04-24 08:18:07 | 音楽夜話(クラシック)
4:19
09:00-11:30 20.00-22.30 WCRB


ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58




ショスタコーヴィチ:交響曲第15番 イ長調 op.141


内田光子(ピアノ1948年日本)アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団
2025年4月19日 ボストン、シンフォニー・ホールから生中継




エレガント(上品な、優雅な、気品の高い)な感じを受ける。
もうそれだけで、ピアノも美音。内田さん流のベートーヴェンが
提出される。76歳。マルタ・アルゲリッチは(1941年アルゼンチン)
先輩格だけれど84歳。彼女もレパートリーは絞ってステージに上がるが、
まだまだ現役。
これらのピアニストはまだ目が離せない。内田さんはステージも、
協奏曲・リサイタルとこなされており、遅咲きの名花なので、
ある意味楽しみにしながら待つとする。


ショスタコーヴィチの最後の交響曲作品。何か引き込まれる。
はじめて聴くと思うが、何か聴き進めてしまえるものがあった。
これはリピートできるかも。ボストン響の力強いアンサンブルも
一役買っている。



ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)エレーナ・シュウォーツ指揮アデレード交響楽団ブラームスVn協 エルガー「謎」

2025-04-22 22:34:57 | 音楽夜話(クラシック)
4・22


12:00-14:00 13.00-15.00 ABC


ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
(アンコール)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 op.27-3「バラード」
(アンコール)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005~Largo
ヴェンナコスキ:ハヴァ
エルガー:創作主題による変奏曲「謎」 op.36


ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)エレーナ・シュウォーツ指揮アデレード交響楽団
2025年4月5日 アデレード、タウン・ホール


ジェームズ・エーネス(1976年カナダ49歳)。
ベテランの域に入るヴァイオリニスト。ソリストとして世界各地を
回っている。その意味では南半球もありか。
確かな技量が光る演奏。手持ちのストラディヴァリも美音を響かせる。
それを引き出すのは奏者。落ち着いた年代の奏者が紡ぐブラームスは
クリアな色彩感も濃い音色も醸し出す。引き出しの多い奏者なのかも
しれない。演奏は完璧でオケの方が縦線がずれたりするように聞こえる
所もあった。聴衆は惜しみない拍手を送った。


後半のエルガーの「謎」は最近聴けるようになってきた。
変奏曲が10曲以上あるので、把握が大変だけれど、今回も聴いてみた。
オケも頑張って演奏しているのが伝わる。終演後は沸いた。


アレクサンダー・マロフェーエフ(ピアノ) 陳依琳指揮ベルリン・ドイツ交響楽団 ラフマニノフP協2番 プロコフィエフ交5番他

2025-04-22 19:46:24 | 音楽夜話(クラシック)
4・21


04:05-06:00 21.05-23.00 Deutschlandfunk


オゴネク:ムーン・ドッグ
(デスナー:ピアノ協奏曲)
曲目変更
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第二番ハ短調Op18
ソリスト・アンコール:メトネル:忘れられた調べ第一集より、Op38-6
「夕べの歌」(セレナータ)


プロコフィエフ:交響曲第5番 変ロ長調 op.100


(アリス=紗良・オット(ピアノ))
代演アレクサンダー・マロフェーエフ(ピアノ)


陳依琳指揮ベルリン・ドイツ交響楽団
2025年3月29日 ベルリン、フィルハーモニー


1曲目は現代曲。現代曲は何とも言えないものが多い。


アリス=紗良・オット(ピアノ)陳依琳指揮
この組合わせを見たときにラッキーと思ったけれど、
何故か、彼女の同僚であるピアニストが代演している。
デスナーのピアノ協奏曲は彼女のために作られ、
陳依琳はフィルハーモニア管でこの曲の初演を
サポートしている。ある意味再演もしくはドイツ初演?
なのかもしれなかったが残念。次回を期待しよう。
アリス女史の健康問題もあるので、キャンセルは気になるが
ニュースはないので、様子見。
代演者はラフマ二ノフの2番を弾いていた。きっちり弾き
切っており好感が持てた。彼女に何があったのか
わからないけれど、近々のことなので少し心配では
ある。今年6月には来日公演がある。


気を取り直して、プロコの5番を聴く。これも一時期聴いた
事があったものの、プロコフィエフとショスタコーヴィチの
違いもわからないままの聴取だったので、ロシアの作曲家
程度のもので、大変失礼した。エリム・チャンの演奏は
輪郭をきちんと打ち出し厚めに管弦を鳴らし形作っていく。
こういう聴き手にの頃ような演奏は個人的に好きだったりする。
楔の打ち方も微妙に上手い。2楽章が終わって拍手が出る。
3楽章は管弦の厚みに作品の作り方が出る。彼女はこうしたかったのだろう。
ダイナミックな感じがよく出ている。中身の詰まった演奏という感じのものが
聴かれて良かった。エリムチャンの演奏はだいたいそういう感じのものが多く
手抜きのない真摯な感じが良かったりする。頑張ってほしい。



ショバーン・スタッグ(ソプラノ)エイヴィン・アードラン指揮タスマニア交響楽団Rシュトラウス ラヴェルプロ

2025-04-22 08:17:15 | 音楽夜話(クラシック)
4・20
12:00-14:00 13.00-15.00 ABC


R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」 op.20
ラヴェル:バレエ組曲「ダフニスとクロエ」第2番
R.シュトラウス:4つの最後の歌 AV.150
ラヴェル:ボレロ
ショバーン・スタッグ(ソプラノ)エイヴィン・アードラン指揮タスマニア交響楽団
2025年3月29日 ホバート、連邦コンサートホール


ドンファンで軽めに掴んで、ダフニスで深みに。4つの最後の歌で展開しながらも
ソプラノの美声に酔う。名曲。そしてボレロで弾ける。よく考えられ演奏された
プログラム。しかしながらRシュトラウスは聴きこんだらすごい人なのかも
しれない。