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MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

フランチェスコ・ピエモンテージ(ピアノ)山田和樹指揮クリーヴランド管弦楽団モーツァルトP協25番 エルガー交1番

2025-04-28 11:30:34 | 音楽夜話(クラシック)
Saturday 4/26/25    8:00 PM (live)


Kazuki Yamada, conductor; Francesco Piemontesi, piano


Wolfgang Amadeus Mozart: Piano Concerto No. 25 in C K 503


目覚めよと、呼ぶ声が聞こえ BWV645


Sir Edward Elgar: Symphony No. 1 in A-Flat Op 55
427
09:00-11:00 20.00-22.00 WCLV


モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K.503
ソリスト・アンコール バッハ:目覚めよと、呼ぶ声が聞こえ BWV645(ケンプ編)


エルガー:交響曲第1番 変イ長調 op.55


フランチェスコ・ピエモンテージ(ピアノ)山田和樹指揮クリーヴランド管弦楽団
2025年4月26日 クリーヴランド、セヴェランス・ホールから生中継


次世代の3コンダクターズの一人として、3人で動画していたが、
それどころでなくなってきた様子。ベルリン・ドイツ交響楽団の音楽監督に選出。
人気のマエストロになっている。なかなか聴きたい曲と放送日時がマッチせず
割と放送に乗ってきている割に聞けてないマエストロの一人。
神奈川県出身「はだのふるさと大使」を引き受けていながらベルリン在住という
緩い仕事も引き受けている。人気者には仕事が集まる。今年6月にはベルリンフィルを
佐渡裕さん以来14年ぶりに日本人指揮者がタクトをふる。さて、どうなりますやら。
スーパー・オーケストラ相手に不足はないけれども・・・。
ピエモンテージ&山田和樹は共演歴もあり、協奏曲の息もよくあっていて、
ピエモンテージの鍵盤の切れも良く新鮮な感じが何ともよかった。


エルガーも落ち着いた感じで進んでいき、威風堂々みたいな曲調が耳馴染む。
第一番は人気があり割とコンサートにもかかるという。2番は割と乗ってくるが、1番は初めて聴く。



ジョン・オコナー(ピアノ)ギャヴィン・マロニー指揮アイルランド放送コンサート管弦楽団

2025-04-27 09:22:16 | 音楽夜話(クラシック)
4/25


03:00-05:00 19.00-21.00 LyricFM


ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」~前奏曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
ジョン・オコナー(ピアノ)ギャヴィン・マロニー指揮アイルランド放送コンサート管弦楽団
20225年3月6日 ダブリン、アイルランド国立コンサートホール


3曲とも録音の故なのか、何かとても強い演奏に聞こえた。
一つ一つの音がはっきりとフォルテの様な響きがあり、
それで作品を構成しているようなところがあり、場面に
よっては聴き疲れしてしまうようなところもあるのですが、
現場の聴衆はそのフォルテに酔い盛り上がれるという特性が
ききとれ、現場にいる様でそうでない放送録音の聴衆は
また違う感想を持ったりします。その違いがあるような気がしました。



ヘルベルト・ブロムシュテット指揮スウェーデン放送交響楽団ベルワルド交4番「ナイーヴ」マーラー「巨人」

2025-04-27 09:18:27 | 音楽夜話(クラシック)
426


02:03-0:00 19.03-22.00 SRP2


ベルワルド:交響曲第4番 変ロ長調「ナイーブ」
マーラー:交響曲第1番 ニ長調
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮スウェーデン放送交響楽団
2025年4月25日 ストックホルム、ベルワルド・ホールから生中継
97歳現役時の演奏。


ベルワルドのものは以前どこかで聞いたような気がする。
お国の作曲家だからだろうか、時々、演奏している様だ。
タイトル通り、ナイーヴな感じのする曲調で聴きやすかった。


後半のマーラー。


ブロムシュテットの高齢は、2025年にセミョン・ビシュコフ氏の代演に
立てるくらいのものがあり、ご自身がたてないときもあるけれど、
その丈夫さは想像を超えるものがある。60代はひよっこと言われる
指揮者界も、これだけの記録を打ち立てるそれも実を伴う活動を
する方は多くない。音楽は歳をとらない。声も表現も若く、以前の
巨匠とは何かが違う。歳をとらないが、音楽に魅せられての今がある
様な感じ。
非常に丁寧に彫琢されて弾き飛ばすことがない。フレーズひとつづつが
つながっていく。そしてそれが作品として成立していく。
ゆったりとした道行だけれど、焦らずゆっくりと進むさまが浮かぶ。
重心の低いマーラーだけれど、大人の味がしている。





スウェーデン放送交響楽団。指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット ベートーヴェン交響曲第7番イ長調

2025-04-27 09:15:52 | 音楽夜話(クラシック)
4・25


.sverigesradio  P2


1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲第7番、イ長調。


スウェーデン放送交響楽団。指揮:ヘルベルト・ブロムシュテット
コンサート 2005年9月16日、ストックホルムのベルヴァルトハレンで


ゆっくり堂々と。後半のこともありメリハリをつけつつゆっくりなテンポを
選択しているというような。後半になって少しテンポアップしたかなという
様な感じはあったけれど、それほど派手になることもなく自分の身の丈に合った
作品作りをしていた。ベートーヴェンに沿っていくというような感じか。
地道に鳴るベートーヴェン。78歳時の演奏。



サラ・コノリー(メゾソプラノ) ジェフリー・パターソン 指揮  BBCフィルハーモニック デュリフレ・ショーソン・サン=サーンス交3番

2025-04-24 14:36:26 | 音楽夜話(クラシック)
4・24


03:30-05:45 19.30-21.45 BBC3


デュリュフレ:3つの舞曲 op.6「ディヴェルティスマン」「ゆるやかな踊り」「タンブーラン」
ショーソン:愛と海の詩 op.19
サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 op.78「オルガン付」


サラ・コノリー(メゾソプラノ)ジェフリー・パターソン Geoffrey Paterson指揮BBCフィルハーモニック
2025年3月29日 マンチェスター、ブリッジウォーター・ホール


モーリス・デュリュフレ:トロワダンス
エルネスト・ショーソン Poème de l'amour et de la mer
モーリス・デュリュフレ:グレゴリオ暦をテーマにした4つのモテット
カミーユ・サンサーンス:交響曲第3番(オルガン交響曲)
シャルル・マリー・ウィドール:オルガンのための交響曲第5番 - トッカータ
グスタフ・ホルスト:管楽器五重奏曲 変イ長調 作品14


番組では下のプログラムだった。デュリュフレは生涯出版された作品が
14作と少ない。レクイエムくらいしか知らなかったが、寡作家でもなさそうだけれど
世に出すときにかなり厳しく自分の作品を制した様だ。3つの舞曲も20分くらいの作品
だけれど、ドビュッシーみたいな質感があり、20世紀の作曲家の片りんを見せていた。
ショーソンらしいというかそんなタイトルの曲が2曲目。メゾソプラノが独唱する。
短調で、寂しく終わっていく。そんな歌詞の内容なのだろうか。
合唱曲になる。4つのモテット。清楚で美しい旋律。
心洗われる静かな祈りや透明なハーモニーが音楽全体に充満している。
『いつくしみと愛のあるところ』
『すべてに美しく』
『あなたはペテロである』
『かくも寛大な』
デュリュフレの真骨頂が聴ける。レクイエムより聴きやすいかも。7-8分くらいの曲。


「オルガン付き」はやはり名曲だろうと思う。ベートーヴェンの5番を思い出す。
30分位で2部制細かくは4楽章になるものの最終楽章にはオルガンが絡み
壮大に終わる。なかなかオルガンの鳴りも良く迫力があった。
アンコールの様に、ヴィトールのオルガン曲も華を添えた。
終曲は、ホルストの室内楽。コンサート以外の曲も封入して番組は構成されている様だ。