goo blog サービス終了のお知らせ 

MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

オットー・タウスク指揮タスマニア交響楽団モーツァルト交1番41番 ベートーヴェン三重協

2025-04-22 08:02:55 | 音楽夜話(クラシック)
4・19


12:00-14:00 13.00-15.00 ABC


モーツァルト:交響曲第1番 変ホ長調 K.16
ベートーヴェン:三重協奏曲 ハ長調 op.56
モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
エマ・マクグレース Emma McGrath(ヴァイオリン)
ジョナサン・ベケス Jonathan Békés(チェロ)
コンスタンティン・シャムレー(ピアノ)
オットー・タウスク指揮タスマニア交響楽団
2025年4月4日 ホバート、連邦コンサートホール


モーツァルトの交響曲1番と41番は割とセットで演奏されることがある。
それは、ど・れ・ふぁ・みのモーツァルトの音型がこの2曲には使われて
いて印象的であるためもあるし、ジュピターは有名曲だし、かぶせるには
いいのかもしれない。ベートーヴェンの3重協奏曲はある程度実力のあるソリストが
対応した方が面白いというのもあるけれど、これは案外コンサートにかかって
いることがある。ギャラが出せるならソリスト3人立ててみたいな。
その意味ではよく考えられたプログラムだと思う。
モーツァルトは音も立ってたし、すこし地方色のある鳴りをしていたのは印象的。
ベートーヴェンはソリストが頑張って盛り立てていた感があり面白いコンサートだった。



アンドラーシュ・ケッレル指揮コンチェルト・ブダペスト ワーグナー・ハイドン7つの最後の言葉

2025-04-22 08:01:21 | 音楽夜話(クラシック)
4・19
2:30-04:46 19.30-21.46 BartokRadio


ワーグナー:舞台神聖祭典劇「パルジファル」~前奏曲と聖金曜日の音楽




ハイドン:十字架上のキリストの最期の7つの言葉 Hob.III:50-56
アンドラーシュ・ケッレル指揮コンチェルト・ブダペスト
2025年4月18日 ブダペスト、リスト・フェレンツ音楽院コンサートホールから生中継


ワーグナーのとても響きのいい音楽だった。瞑想でもしてしまいそうなものだった。
ワーグナーの楽劇は聴いてみたいとは思わないけれど、このような抜粋はまだ聴ける
かもしれない。


その意味では、ハイドンのこの曲もあまりステージにはかからないけれど、隠れ名曲かも
しれない。個人的だけれど。よくできた管弦楽作品で、鳴りも良く曲もいいとおもう。



ルノー・カプソン(ヴァイオリン)陳依琳指揮 スイス・ロマンド管弦楽団 RシュトラウスVn協 プロコフィエフ・ロメジュリ

2025-04-17 22:28:23 | 音楽夜話(クラシック)
4・17
2:30-05:03 19.30-22.03 Espace2


オゴネク:管弦楽のための3つの小舞曲「輝くものすべて All these lighted things」2530
R.シュトラウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.8  4334
ソリスト・アンコール 愛のロマンス


プロコフィエフ:バレエ組曲「ロメオとジュリエット」第1番&第2番 op.64bis&ter




ルノー・カプソン(ヴァイオリン)陳依琳指揮スイス・ロマンド管弦楽団
2025年4月16日 ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホールから生中継


1曲目は現代曲。
RシュトラウスのVn協は初めて聴くかも。17~18歳くらいに作られた曲。なにかすごい
才能を感じる。10代である意味成熟している。コンサートにかけられる機会はあまりないのでは
と思うが、もっと演奏されてもいい曲なのではないかと思う。後期ロマン派だし、聴きやすい
旋律や聴いて感心する技巧もあり、歌心もある。これはなかなかの名曲なのではないかと思う。
カプソンはこの曲をレコーディングしている。エリム・チャンの付けも上手いと思う。
曲間でも拍手があり、終演後は拍手で盛り上がった。




モンターギュー家とキャピュレット家
小女ジュリエット
僧ローレンス
バルコニーの情景
タイボルトの死
別れの前のロメオとジュリエット
ジュリエットの葬儀
ジュリエットの死


前回、24年9月とほぼ同じ組曲の組み方で演奏された。前回はアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
だけれど、今回はスイス・ロマンド管弦楽団。相手にとって不足はない。この組曲は手の内に入っている
感じがする。オケの鳴りもいい。表現も細かい。引き込まれる。アンコールの拍手が鳴りやまない。



ドミナンテ合唱団ピーター・ウィーラン指揮ラハティ交響楽団 モーツァルト・レクイエム

2025-04-17 20:51:04 | 音楽夜話(クラシック)
4・17


0:30- 18.30- YouTube_Lahti Symphony Orchestra - Sinfonia Lahti
MOZARTIN REQUIEM


 モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626


アウローラ・マルテンス Aurora Marthens(ソプラノ)
リッリ・パーシキヴィ(メゾソプラノ)
マルクス・ニカネン Markus Nykänen(テノール)
マッティ・ツルネン Matti Turunen(バス)
ドミナンテ合唱団ピーター・ウィーラン指揮ラハティ交響楽団
2025年4月16日 ラハティ、シベリウス・ホールから生中継


北欧のモーツァルトのレクイエム。楽譜があるということは、
それが読みこなせれば一応曲として形にすることはできる。
それほど違ったものは出てこない。楽譜が共通項になってモーツァルトの
レクイエムが語られる。確かに演奏者によって、音の出し方が違うのかも
しれないけれど、基本はその音楽が聞こえてくる。
キリエから怒りの日はアタッカで流していく。きびきびとした流れ。
レコルダーレ「憶えたまえ」が少しオペラチックかな。
「涙の日」で山を作る。サンクトゥス・ベネディクトゥスと
長調で攻めていき、アニュスデイから終曲へは一気に行く。
そういう流れだった。集中が続き、終演後は長い拍手が続く。
色々なレクイエムを聴いているが、これぞといったものは
放送録音ではなかなかない。だけど聴き続ける事が楽しみでも
あるのかもしれない。ネクスト・ワンが聴きたいがために
聴いているようなところがある。

パーセル合唱団 ジェルジー・ヴァシェジ指揮 オルフェオ管弦楽団 バッハ・マタイ受難曲

2025-04-17 20:07:13 | 音楽夜話(クラシック)
4・16
02:30-06:00 19.30-23.00 BartokRadio(ハンガリー語)


 バッハ:マタイ受難曲 BWV244


アーグネシュ・コヴァーチュ(ソプラノ)
エステル・バーログ(アルト)
ベルンハルト・ベルヒトルト(テノール/福音史家)
ゾルターン・メジェシ(テノール)
ゾルターン・メルコヴィチュ(イエス)
ユリアン・オルリスハウゼン(バス)
パーセル合唱団ジェルジー・ヴァシェジ指揮オルフェオ管弦楽団
2025年4月15日 ブダペスト、リスト・フェレンツ音楽院コンサートホールから生中継
カット無しで約3時間(第1部80分、第2部100分)


マタイは何年かに1度聴ければいいかなと思ってしまう。ミサ曲ロ短調はそれよりも
短い周期で聴いてもいいけれど、受難曲はそういうわけにはいかない。私には重すぎる。
宗教的ベースをキリスト教に置かない者にとってはわからなことも多い。
それを押して聴くのだから色々大変なこともある。
なのでいつも初めて。以前、抜粋版で有名なコラールとかアリアとか何曲か入ったアルバムが
廉価版であってそれを聴いてたことがある。全曲に挑んだのはそれからだけど、名旋律が
多いものの、長いのはやはりリスクが高かった。毎回初めてなので、聴き馴染みがなく
集中が切れるのは何ともしがたい。聴けなくなるまでにあと何回聴けるか。
68.(78) 終結合唱「われらは涙流してひざまずき」これを聴くために長い時間聴いてくる感じがする。
これは、ミサ曲ロ短調にも通じるのだけれど、音楽は旅だ。人は罪人、完璧な人はいない。