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前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

昨日は地元の体育祭が各地区で開催。明日は福井県議会予算特別委員会で質疑。

2014年09月29日 | Weblog
 昨日は、地元地区の体育祭が各地区で開催され、あいさつまわりに。どこでも子供たちの笑顔とともに、高齢者のみなさん方も一生懸命に応援している姿が印象的でした。準備された各地区の関係者のみなさん、おつかれさまでした。

 夜は地域訪問活動。「月5万円の年金で夫婦で暮らしている。年金の手取りも下がり、消費税も上がって苦しい。これ以上、消費税をあげないでください」などなど庶民の生活は大変です。
 こんな時に、消費税増税しながら新幹線をやっている場合か!と思いますね。


 さて、福井県議会予算特別委員会で明日、30日に質問にたちます。テーマは北陸新幹線問題や原子力行政、子育て支援などです。
福井テレビで10時20分から10分だけ中継されます。
 県議会インターネットではすべて中継されます。10時20分~10時55分。
 短時間ですが、ガンバリマス。応援おねがいします。

  

  http://info.pref.fukui.lg.jp/gikai/live/index.html           


 御嶽山噴火では30数名が犠牲になられたという。秋の紅葉のたのしい山行が悲劇となった。
「予知できていれば」と思うが、自然は人知の及ばないところも多い。
 犠牲者のみなさんのご冥福をお祈りします。

 信濃毎日の社説は、火山近くの川内原発再稼働にも警鐘を鳴らしています。
ハードを整備すれば、万全の安全になる、などのおごりは捨てるべきでしょう。

■信濃毎日・・・・御岳山噴火 見据えよう 火山の危険

「空が真っ暗になった」「息苦しいほど火山灰が降った」…。

 登山者らの証言に、火山の怖さをあらためて思い知らされる。

 御岳山が噴火し登山者らがけがをした。意識不明の人もいるようだ。人の被害の全容はまだはっきりしない。

 県内で火山の噴火により死傷者が出たのは、1947年8月、浅間山で登山者9人が死亡したケースがある。

 秋の登山シーズンだ。きのうは好天にも恵まれ大勢が山頂を目指していた。山中で孤立している人がいないか、心配だ。

 噴火がいつまで続くか分からない。観光や農業への影響も懸念される。国、県は地元市町村の支援を十分にしてもらいたい。

 日本は世界有数の火山国だ。活火山は110を数える。

 気象庁は国内の火山を過去の噴火頻度や規模などに応じてABCの3ランクに分けている。県内の火山では、浅間山が最も危険なA、御岳はBランクだ。

 御岳は1979年にも爆発を起こしている。気象庁が常時監視の対象にしている国内47の火山の一つである。気象庁によると、今月中旬から火山性微動が増える傾向が観測されてはいたものの、ほかに特段の兆候はなく、「噴火の予測は困難だった」という。

 火山の噴火は地震に比べれば兆しをつかみやすいといわれ、予知の努力が重ねられている。

 例えば2000年に北海道の有珠山が爆発したときは、各種の観測データから噴火が切迫していると判断。2日前の指示で住民ら1万6千人を避難させ死傷者が出る事態を防いだ。09年2月には浅間山で、警戒レベルを引き上げた翌日に噴火が起きている。

 問題は、手厚い観測態勢がとれる火山が一部でしかないことだ。全国の国立大学で研究に携わる研究者は40人ほどしかいない。態勢の強化が急務だ。

 火山活動が地震と連動する可能性が指摘されている。30年以内にマグニチュード(M)8~9クラスの地震が起きる確率が70%程度と見込まれる南海トラフ地震との関連が気になる。

 今度の噴火は原発の今後にも新たな問題を投げ掛けている。九州電力川内原発の周辺には巨大なカルデラを持つ火山がある。噴火の危険を踏まえれば、ゴーサインには慎重であるべきだ。

 噴火を止めることはできないが被害を少なくすることはできる。危険を侮らず謙虚に向き合って、備えの強化に努めたい。