まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

サロマ湖展望台

2009年06月10日 | 網走管内
前回からのつづき

湧別の道の駅から、次に向かったのはサロマ湖展望台。
国道238号線を進み、道の駅「サロマ湖」の手前で
一旦、道道961号線に入ってすぐ左折いたします。
そこから展望台までは、5キロ程ダート道を突き進む事になります。


普通車で充分通行可能な道なのですが、
ご覧のとおり、道幅がそれ程広くありません。
所々に待避所がありますが、
「対向車よ、来てくれるな」と願いながら走りました。

それでも2台ほど、すれ違いました。

残り500メートルという所で、何故か道は舗装に変わり、展望台に到着。

湖の中央部に位置する幌岩山(376メートル)の山頂に
建てられた展望台は、ここまでに至る道からは想像もつかない程、立派なものでした。
よくぞ、このような所に資材を運び入れて建てたもんだと、感心いたします。



ですが、立派なのは展望台の見栄えだけではありません。
ここから見えるサロマ湖の眺めも展望台に負けない位、見事なものでした。



ここは、サロマ湖を見渡せる唯一のスポット。
そこにはとてつもなく大きな湖が広がっており、その大きさにただただ圧倒されるばかりです。


パノラマ写真、ちょっとずれました・・・

サロマ湖はオホーツク海とは長さ25キロもある細長い砂嘴で隔てられております。
こちらはその砂嘴の切れ目。
その長さは300メートル程にもわたるそうです。


サロマ湖とオホーツク海がつながっているただ一つの場所です。
手前がサロマ湖。その向こうがオホーツク海です。


湖水の成分は海水に近いものとなっていて、
海水魚も多く入り込んでいるそうですよ。



すぐ手前には道の駅「サロマ湖」が見えました。

連休明けの土曜日。
そんなに混んではいないみたいですね。


・・・・・・
さらに、サロマ湖沿いに車を進めることにしましょう。



<この日の走行距離>釧路からここまで212キロ(道の駅「愛ランド湧別」から16キロ)


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道の駅「愛ランド湧別」

2009年06月09日 | 網走管内
5月9日(土)
この日はサロマ湖方面へと行ってきました。
最初に訪れたのは、湖を見下ろす高台の上にある道の駅「
愛ランド湧別」。

ここまでで、釧路から3時間以上も走りました。
という訳で、着いた早々にお昼ご飯をいただく事にしました。


道の駅の2階にある「レストラン彩湖」でいただいたのが、
ホタテバターセット(1000円)。


ホタテのバター焼きの定食です。
サロマ湖はホタテの産地でして、湖沿いの観光施設では、
ホタテ関係のメニューや製品が多いのです。



昼食後、「いこいの森」のほうへと足を伸ばしてみますと、
桜が鮮やかに咲いておりました。


第二駐車場のあるほうです。

すぐそばで、これだけ咲いているのに、ここまで来る人は皆無。
おかげで、貸切状態で桜見物が出来ました。



ここの存在に気付く人が少ないのは、
何かもったいないような気もします。




ここからさらに湖岸へと降りる事が出来ました。


やはり、サロマ湖は大きいですね。
さすがに北海道で一番大きな湖です。
対岸が見えません。



・・・・・・
改めて湖の大きさを実感しつつ、
湖の全体が見えるスポットへと向かったのでした。



<この日の走行距離>釧路からここまで196キロ


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おそばや びくとりー

2009年06月08日 | 釧路のこと
「おそばや びくとりー」に行ってきました。
いただいたのは天南そば(680円)。


写真じゃ、ちと分かりにくいんですが、
ここのおそばは、普通のお店の1.5倍の量があるそうです。
それでこのお値段ですから、何だか得した気分です


言うまでもなく、お腹いっぱいになりましたよ。

それと、ここは出前が多いみたいですね。
開店直後の早い時間に行ったのですが、
結構、出前注文が入っているみたいでした。


お店の住所は釧路市喜多町10番31号。
釧路川のそばにあります。




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庶野さくら公園

2009年06月07日 | 日高管内
前回からのつづき

静内から国道235号線→国道336号線を太平洋沿いに南下。
えりも岬まで到達しましたが、さすがゴールデンウィークの真っ只中。
駐車場は行列が出来る程にいっぱいとなっており、
入るにはとても時間がかかりそうでしたので、
やむなく通過することにしました。



えりも岬を通り過ぎた後で立ち寄りましたのは、
庶野(しょや)にあるさくら公園。



ここには1500本もの桜の木があり、
訪れる人の目を楽しませてくれます。




静内あたりに比べて、知名度は必ずしも高くはありませんので、
観光客でごった返すという事もないでしょうから、
その分、ゆっくりと眺める事が出来ます。



この日は、木の下で寝っ転がる人あり、
ジンギスカンする人ありと、
思い思いに花見を楽しんでいたようです。



公園は庶野港を見下ろす高台の上にあります。


ゆっくり過ごすにはいい場所ですよ。


<この日の走行距離>恵庭からここまで243キロ(真歌公園から111キロ)




・・・・・・
ここからは真っ直ぐ釧路まで帰りました。



<この日の総走行距離>434キロ

これにて3泊4日の旅終了

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真歌公園

2009年06月06日 | 日高管内
前回からのつづき

静内二十間道路から、次に向かったのは同じ静内にある真歌公園。



ここは元々「シベチャリチャシ」のあった所。
チャシとは、アイヌの砦、あるいは儀式の場所の事でして、
海や川に面した眺めの良い丘の上に築かれました。



静内川(シベチャリ川)流域には5か所のチャシが
国指定史跡として保存されております。



このシベチャリチャシは1669(寛文9)年の
シャクシャインの戦いの拠点となりました。


シャクシャインは17世紀にこのあたりを治めたアイヌ民族の首長です。
当時、アイヌ民族と松前藩とは交易を行っておりましたが、
幕府のお墨付きを得た松前藩が独占的に行った事もあり、
アイヌ側に不利な相場・方法によるものでした。
やがて、アイヌ民族の不満・不信感が高まっていきます。


そんな中、松前藩への使者が帰り道に病死します。
これはシャクシャインと対立する部族からの使者だったのですが、
これが「松前藩による毒殺」と伝えられたことから、対立関係だったのが、
シャクシャインらの呼びかけにより、一致団結し蜂起します。
一時は、現在の長万部町国縫あたりまで攻め寄せますが、
松前軍の鉄砲部隊の前に後退を余儀なくされます。
シャクシャインはこのシベチャリまで退き、徹底抗戦の構えを見せます。


これに対し、松前藩は戦いの長期化を恐れ、和睦を申し出ます。
ですが、これは謀略でした。
シャクシャインは和睦の酒宴で謀殺されてしまうのです。



こちらは園内にあるアイヌ民俗資料館。

アイヌの人々が日常生活に用いた道具や木造の外洋船などを展示しています。

その資料館に隣接するのがシャクシャイン記念館。

こちらにも様々な道具が展示されております。
ただ、その展示が雑多すぎて、ちょっと分かりにくかった・・・

また、公園のすぐそばには、ライディングヒルズ静内がありまして、
乗馬体験が出来ますよ。


馬ものんびりとしており、今は戦とは無縁の地です。
平和が一番。

・・・・・・
それでは次へと向かいましょう。



<この日の走行距離>恵庭からここまで132キロ(二十間道路から14キロ)


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静内二十間道路

2009年06月05日 | 日高管内
前回からのつづき

新冠から国道235号線をさらに進みまして、
つづいて訪れたのは静内にある二十間道路。

あくまでも1か月前の話ですので

言わずと知れた桜の名所です。

ピンク色に咲き誇った桜の木の列は延々と続いており、
その距離は何と7キロにも及ぶそうです。
その下を大勢の観光客が歩いておりました。



二十間道路の名は道幅が二十間(約36メートル)あるところからきており、
かつてこの地にあった宮内省の御料牧場を視察する皇族の行啓道路として
造成されたのだそうです。



1916(大正5)年から3年がかりで、
近隣の山々からエゾヤマザクラなどが移植され、
この並木道が出来上がりました。



桜の木は1万本もあるとか。


それにしても、一言で7キロとは言いますが、
実際歩いてみると、とんでもなく長い。


私が歩いたのは中間地点あたりからでしたので、
3キロ程だったでしょうか。
それでも足の裏が痛くなってしまいました。


それでも何とか、二十間道路の一番奥まで歩いて行きますと、
やがて見えてきたのがこちらの建物。


「龍雲閣」と言う建物です。
皇族のための貴賓舎として、1909(明治42年)に建築されたこの建物には
伊藤博文をはじめ、大正天皇や昭和天皇も滞在した事があるそうです。
建物の中には、その伊藤博文の書や狩野探幽の屏風絵、
さらには皇族が使用された家具や馬具などが所蔵されております。
「しずない桜まつり」期間中には一般公開されるという事でしたが、
その期間は5月10日から17日まででしたので、
この日(5日)は残念ながら、外から眺めるだけでした。

また来年・・・ですね。

・・・・・・
それでは桜並木の下を引き返す事にしましょう。



<この日の走行距離>恵庭からここまで118キロ(サラブレッド銀座駐車公園から18キロ)

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サラブレッド銀座駐車公園

2009年06月04日 | 日高管内
前回からのつづき

鵡川からは国道235号線を太平洋沿いに南下し、
新冠にあるサラブレッド銀座駐車公園で休憩。


ここは眺めが良く、トイレも整備されておりますので、
ここを通る時には必ずと言ってもいい位、
利用させていただいております。



目の前に広がる牧場の風景はどこまでもどこまでも続いております。

眺めているだけで、気持ちも広々としてくるようです。


大勢の観光客が訪れる公園ではありますが、
こちらとの距離はかなりありますので、
人目を気にせず、馬達はのんびりと草を食んでおりました。



という事で、馬の写真を撮るには目一杯ズームさせないといけません。

ここで、デジカメの性能が試されるというものです。


・・・・・・
それではさらに先を進みますよ。



<この日の走行距離>恵庭からここまで100キロ(鵡川から44キロ)


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たんぽぽ公園

2009年06月03日 | 胆振管内
5月5日(火)
4日目(最終日)のスタートです。

恵庭から国道36号線を南下。
やがて、道道10号線に入りまして、
この日最初に立ち寄ったのが鵡川にある「たんぽぽ公園」。



鵡川と言えば「ししゃも」が有名ですが、
「たんぽぽ」もまた目玉なのです。



まさに一面たんぽぽが咲き誇っておりました。


ここのたんぽぽの群生地の広さは10haもあり、
日本一の面積と言われた事もあるそうです。


最も見頃となる5月下旬には黄色のじゅうたんが
これ以上に広がっていたことでしょう。



5月24日には「たんぽぽフェスティバル」が開催されており、
大勢の人で賑わいを見せたことでしょうね。


さらに、このフェスティバルにはソフトバンクのCMでお馴染みの
白い犬「カイ君」が登場したそうです。

むかわ出身だなんて、知ってました?


しかしながら、私が訪れた朝のたんぽぽ公園には、
まだ訪れる人も少なく、とっても静かでした。



・・・・・・
さわやかな朝の空気を吸って、先へと進みますよ。



<この日の走行距離>恵庭からここまで56キロ

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ラルマナイの滝

2009年06月02日 | 石狩管内
前回からのつづき

白扇の滝からさらに道道117号線を進み、
次に立ち寄ったのがラルマナイの滝。


まずは滝のそばにかかる橋の上から眺めてみました。


ラルマナイとは、沢の両側がきり立ち、
急流で滝になっている所という意味だそうです。



ここからですと、滝の下のほうが見えませんでしたので、


場所を変えて、
少し離れた所にある広場から全体を見てみました。


ですが、このとおり、
先ほどいた橋に上のほうが隠されてしまっておりました。

ちょっと残念です。


それでも、この辺りは切り立った崖がそびえた地形となっていたりして、
紅葉の時期なんか、いい眺めになるかもしれませんね。



<この日の走行距離>長万部からここまで194キロ(白扇の滝から1キロ)


・・・・・・
ここからは、この日の宿泊地であります恵庭に真っ直ぐ入ったのでした。



<この日の総走行距離>213キロ


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白扇の滝

2009年06月01日 | 石狩管内
前回からのつづき

支笏湖から国道453号線を北上し、
途中、道道117号線へ右折し、恵庭方面へと向かいました。
やがて、たどり着いたのが白扇の滝。


この滝は高さ15メートル、幅18メートルと
幅のほうが広い滝です。
滝の名の由来は真っ白な扇を広げたような
優美な姿に見えることからきております。



この時期は雪解け後という事もありまして、
水の勢いはかなり激しいものでした。



マイナスイオンどころか、水しぶきを若干いただいてしまいました。


また、滝口のそばまで行きますと、
その迫力はさらに増して見えます。


こいつに飲み込まれたら、ひとたまりもありません。


そんな迫力ある滝をこれだけ間近で見られるスポットは
なかなかおすすめだと思いますよ。



・・・・・・
さらに下流めざして、進みましょう。



<この日の走行距離>長万部からここまで193キロ(支笏湖野鳥の森から32キロ)


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