まつちんの北海道周遊記

北海道内をあちこちドライブで出かけ、風景を中心に書き込んでいきます。たまに小ネタも混ぜますんで、ひまつぶしに見てね。

セタカムイ岩

2012年07月26日 | 後志管内
前回からのつづき

トーマル峠を下って、今度は国道229号線を海沿いに
東へと進みました。
そして、次に立ち寄ったのがセタカムイ岩です。


セタカムイとは犬の神様という意味です。


この岩にはこんなお話があります。

昔、若い漁師が一匹の犬を飼っておりました。
ある時、その漁師は犬を置いて漁に出ます。
犬は浜辺で主人の帰りを待っておりました。
ところが、海は次第に波が高くなり、暴風雨となってしまい、
犬の主人はついに帰ってくる事はありませんでした。
暴風雨は何日も続きますが、犬はずっと浜辺で主人を待っていました。
ある夜、悲しげな犬の遠吠えが聴こえておりました。
翌朝、暴風雨が止み、犬の姿は消えておりました。
その代わりに、遠吠えをした犬の形をした岩がそそり立っていたそうです。



周囲にはセタカムイ岩だけでなく、非常に高い断崖絶壁がそびえ立っておりました。

長い年月をかけて、風雨にさらされて形成された岩は、
また長い年月をかけて、違った形へと変貌いていく事でしょう。
その時また、新たな逸話が残されるかもしれません。


この海岸線沿いは、こうした特徴ある奇岩が目白押しなのです。
次も奇岩を見に行きますよ。



<この日の走行距離>札幌からここまで171キロ(当丸展望台PAから19キロ)

↓一日一回ポチッとクリックしてね
人気ブログランキングへ
(北海道部門100位あたりにおりましたが、今日はどうでしょう?)

↓こちらもよろしく
日記@BlogRanking



最新の画像もっと見る

コメントを投稿