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福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

福津市ローカル・マニフェスト型公開討論会

2006年12月16日 | ローカル・マニフェスト推進運動
15日(金)19時、福津市カメリアホールで開催された「福津市のまちづくりローカル・マニフェスト型公開討論会」に行ってきました。

この討論会は今月17(日)告示、24日(日)投票の福津市議会議員選挙に向け、立候補を<予定>されている方々をパネリストに迎えて、それぞれの考えや意見をマニフェストとして提示して、市民の皆さんに聴いてもらおうというものです。

主催は“あすの福津市を考える市民の会(代表:速水敬治氏)”、協力団体としてローカル・マニフェスト推進ネットワーク(代表:北川正恭氏)、コーディネーターはローカル・マニフェスト推進ネットワーク九州代表の神吉信之氏です。
討論会開催主旨
「あすの福津市を考える市民の会」代表 速水敬治氏

福津市も合併して二年となります。地方分権の潮流の中で、将来の福津市が「住んでよかった」と思えるまちづくりが求められているのではないでしょうか。
12月は福津市にとって将来を左右する大切な時期でもあります。
名前の連呼型から政策論中心への移行、また、その時だけでなく民意の方向性を常々調査研究され市民との約束(マニフェスト)を大切にしていただきたいと思っています。
私達市民も強く関心を持ち、積極的に参加することによって、市民と議会との連携が図れると確信しています。
(以上、主催者当日配布資料より引用)
一昨年に八女市で全国初の首長選挙に向けたローカル・マニフェスト型公開討論会が開催。
昨年は新福津市誕生による市長選挙に向けた公開討論会を九州のJC主催では初めて宗像JCが開催しました。

そして今回は市議選挙での公開討論会、主催はJCではなく市民の方々によるものです。
コーディネーターの神吉氏によると市議選で会派ごとにマニフェストを作成した例は全国で3つあるそうですが、公開討論会として開催するのは全国初ではとのことです。
そのため主催者の方々も試行錯誤されたようで、会派ごとにマニフェストを作成し、討論会を開催する計画もあったそうですが、結局パネリストで参加されたのは3名の方々のみだったようです。

 

会場には100名程の市民の方々が来られておりました。

進行等は慣れてないこともあって、スムーズだったとは言えませんが、今回の試みを企画され実行された方々は立派だと思います。

神吉氏の素晴らしい采配もあって、討論会はとても勉強になりましたし、3名のパネリストの方々には敬意を表したいと思います。

首長選挙に限らず、公開型で政策論争を繰り広げることは政治家の質を高め、市民参画のまちづくりを進める大変素晴らしいツールだと感じました。