食卓の向こう側

鶏さんたちが食べているのは、
同じ町内会の農家さんが栽培しているサンチュのハネモノ。

出荷時の品質チェックでは、
葉っぱが、ほんのすこ～し黄色っぽくなっていても規格外。
大きくなりすぎても、規格外なんだそうです。
それに茎なども頂いて、鶏さんたちにあげています。
（葉っぱは、時々ニンゲンもご馳走になっています。えへへ）

スーパーで売られていたり、私たちの食卓に上がるまでに
一体どれだけの廃棄があるのでしょう・・

この頃は、こうした規格外を廃棄せずに
加工品にしたり安い価格で販売したりもしていますよね～。

あと、金銭の介在をせずに食べものを分配する新しいシステム
「フードバンク」の活動が広まっているのは、
すごく素敵で必要なことだと思います

「食べもの」として、ヒトが食べられるものは徹底的にきちんと食べて、
ヒトが食べるにはやや難アリだけど、
鶏さんや牛さん、豚さんなは大丈夫ならエサにして、
エサにならないなら肥料に・・というのがいいなぁと思いながら
鶏たちのお世話をしています。

レスターブラウンの「フード・セキュリティー」を読んだのは3年ほど前。
レスターブラウンは「人類の生産活動が
地球の自然システムの限界を超えつつある」と警鐘を鳴らし続けています。

毎日、台所に立つ母ちゃんとしても、
タマゴの生産者としても、
あらためて読み返そうと思う、今日この頃です。