ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

蓮の実をくう人々

2020-03-08 22:41:49 | 貧乏リフォーム

一日中曇り、たまに小雨。10-6℃

今日の題名は、私は基本「怠け者」である、そういう事でつけた。

明け方三時まで勉強をした、ふと、高校時代、一夜漬けで、夜が白んで行く時を思い出した...。

それと、、、忘れ去られたようで、思い出す学問のなんと多い事よ。無駄な様に思えた事が、私の人格の基礎部分を形作っているのが良く理解出来た。

昨夜。

今日。

強制給餌の地獄は終わらない。4か月でなく、数日でもやればわかる、ハッキリ言って「これは地獄以外の何なんだ」と思う。ただ、私はこれが結構得意分野wなのが辛い_| ̄|○

 

さぁ、今日は大変な部分を形にしてしまおう!

「いかなごのくぎ煮」ではないが、釘の箱から、使える釘を選び出す。

天井板が無い、三角の天井、天窓、梁をあらわし、小屋裏収納は手すりで囲ってある。良く別荘にある建物のように。そこを勿体ないが一部塞ぐ。

ここは2重に塞ぐ予定だが、今日は難関な外の手すりから塞ぐ。内側は座ってでも出来る、簡単だから後だ。

内側から見て。

外側から見て。

最後の端は原寸合わせでカット。

で、測っても隙間が出来てしまう、コーキング以外の誤魔化し方。薄い木を詰める。

次の難題がこの三角の傾斜部分の埋め方、もう型紙は取ってある。

我が家には脚立が3つある、一番大きい黄色のはここには置いていないが、何時もは邪魔だが、やはり頼りになる。家中のペンキも塗り直したい。

さて、さて、ここでいきなりぎっくり腰になってしまった。

かがんだ瞬間に、硬膜外麻酔を入れるあたりの背骨部分から、神経がぐにゅっとはみ出したその感触迄、生々しく掴んだ、これで2回目。大昔、100キロ近いものを運ばされた時と同じ。

そこで、モーラステープを貼り、コルセットを巻き、細かい所だけ仕上げて、今日は作業終了。

例えばこんな、しっかり測っても、開いてしまう隙間。何本も木を切り出すのも嫌、木粘土でもいけるが、こうして埋めてボンドで固定、最後にペンキを塗る。

決してあきらめない、何度でも転んで修復する、修復力が凄いと師匠に言われた、私の取り柄はそこしかない、父も言っていた。だから、本当はもう嫌なのだが、投げ出さすにやるしかない。

その後、家事もして、地獄の強制給餌もして、

腰が曲がりバイオリンすら構えられぬ。自分はどちらかというと背中が反っている。不便極まりない。意地でも、座って練習した。

 

さて、私は本来怠け者だ。

アルフレッド・テニスンの詩に、ホメロスの叙事詩、オデュッセイアに出てくるロートス(ハスの実)を食べる種族ロートパゴイの住む島がある、その実を食べると記憶を失い、そこに住み着きたくなる。私はロートパゴスでいいと思っている。永遠にそこでゴロゴロしたい。

因みに私は、アルフレッド・テニスンでは『イノック・アーデン』が、子供の頃から大好きで、今もこの本は手元にある。これも父が教えてくれた本である。

さて、何で「蓮の実をくう人々」を思い出したのかというと、今作っている壁面の裏は本棚になっていて(あとで公開予定)

ローラ・インガルス・ワイルダーが、テニスンの詩集をクリスマスプレゼントに両親に貰い、初めは嬉しく思うが、やがてゴロゴロしているロートパゴスの内容にいら立つwという記述があったから。

残念ながらその巻は、今、手元にはない。

その記述を探していて、ついでだが、

かのバーンズの詩がここの「Highland Mary ハイランドのメアリー」なのも、今では知った。

物語のメロディーが解っている、老年の自分がいる…。

人生は取り戻せないが、少し、幸せなのだと思う。

 

(ああ腰が痛い、その蓮の実を食べて、暫らくゴロゴロしたいです。今、N響を聴きながら書いている。)

コメント (2)
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