快晴。11-3℃。
昨日のみぞれ混じりの雨が信じられない程の好天に恵まれた。
昨夜。
今日。
終わりのないルーチンワーク、私は自分の忍耐を試されているのだと思う。もう二度と動物は飼わないと誓う…。(何かの後方支援はするかもしれないが。)
昨日の映画の興奮は冷めないが、だからと言って平凡な日常には変わりがない。
裁判所に提出する父の書類を眺め、施設から来た痴呆の父の写真を見て、2011年に、「もう自宅では無理」と、泣く泣く施設に入れたものだから、可哀想とか、申し訳ないと思う。そのどよんとする想いを振り払う。
家はあちこちガタが来ており、今日は新たにクローゼットの丁番が壊れた、やる事は一杯あり、自分で出来る応急処置は全部するつもり。
それで、パッチワークのようになりながらも、この家は終わって良い。(ただ、今ヘルニアが辛い。)
なるべく姿勢を正し、綺麗に弾くように心がける。それにしても、レッスンが無ければ、やりがいも無い。他人の上げた動画など観ながら、考えながら弾く。
あっ!という間に夕方になって、
嫌な強制給餌の時間をすまし。
夕方、いきなり従弟が訪問した。
私は実家を処分してしまい、もう帰る家は無い。遺品整理の時に、従兄が持っていったもので、二つだけ品物を返して欲しいと頼んでいた。
父の机にあった古いΩの時計。Ωは今2つある。
それと、曾祖父の(香港時代に赴任しており持ち帰った)花瓶だ。
この花瓶は何故か100年以上我が家について回っている、幼いころから見慣れている、
読者登録の遅生様なら、骨董にお詳しいかも知れないが、私は一向に詳しくも無い。
ただ、私は親友に、この二人の持っていた資格試験にチャレンジしたいと不退転の決意で宣言したし(そう宣言すりゃあ、ダイエット同様、さーすーがーに投げ出したりしづらいと思うのでwww)
今日は、従弟にも宣言し、(当然、呆れられたのであるが、、、)特に私は携帯は不携帯が多いので、この時計と共に歩もうと決意を新たにした。
そして、カサカサの皮ベルトに黒い皮専用クリームをつけ磨いた。私の残りの人生はこの時計と歩むのだ。
従弟は、「田植えをよろしく」と大騒ぎして帰宅した。
いや、それどころじゃないな、まずこの家の汚さと壊れ方ときたら、Amazonで大量のペンキとニスを注文しなくては。
Laura Wright - Drink To Me Only With Thine Eyes
Drink to me only with thine eyes
And I will pledge with mine;
Or leave a kiss but in the cup,
And I'll not look for wine.
ただ君の眼差しにて酒を汲めよ
我も君に眼差しを捧げん
口づけ残る杯あれば
ワインさえいらない
The thirst that from the soul doth rise
Doth ask a drink divine:
But might I of Jove's nectar sup
I would not change for thine.
魂より出づる君への渇望
潤すは神々しき美酒
だがジュピターの神酒でさえ
君の杯には代えられない
I sent thee late a rosy wreath,
Not so much honouring thee
As giving it a hope that there
It could not withered be
君に贈りしバラの花輪
君への敬意というよりも
枯れることなかれと願いを込めて
But thou thereon didst only breathe
And sent'st it back to me:
Since, when it grows and smells, I swear,
Not of itself but thee.
だが君はバラに吐息を残し
バラを我に送り返す
成長したバラが放つ香りは
花のそれではなく 君の香り
※http://www.worldfolksong.com/songbook/england/drink-to-me.htmlより抜粋、高根の花に片思いの歌なのだそうです…。
"Drink to Me Only With Thine Eyes" from Florence Price's "Five Folksongs in Counterpoint"