ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

明日伐採されるとしても、

2020-03-06 21:50:06 | 日常

快晴。14-7℃ 

深夜は冷え込みを感じたが、時折強い風が吹くも、素敵なお天気には変わりはない。

 

昨夜も今日も、延々と強制給餌は続く。

些かDIYには疲れており、近頃、時間の足りないバイオリンを練習するが、手が疲れているのか、ミスが多い、やはりもう大工仕事は無理なのだと思う。

友人は、ようやく私らしいエントリーになって来たとは言うが、、、あれやこれやは駄目で、今回で大工は最後になりそうだ。

今日の午後、先程、更に音楽教室の休みが延長されたというメールが入る。社会はすっかり停滞している。私は必要以上テレビなど見たくもない。

トイレットペーパーのように消えることも無いだろうが、取り敢えず日曜大工の材料だけ買いに行く。

今日は5枚、(この板が合計13枚で、私の力で2部屋出来たら幸せではないか。)なお、一部分2回カットしてもらう。

カット代が44円、板が6325円、三万以内で収めたいものです。

お解りだろうか?つまり10㎏の板を13枚、合計130㎏運んだ事になる。

そして、断熱材は買うか迷う、とにかく量が多すぎるのだ、もっと小分けならいいのに。そこで1993年のキャシー・ベイツ主演のこの映画『母の贈り物』を思い出した!

貧乏な母子家庭の一家が廃屋を再生、自力で断熱材を作るのだ、つまり壁に新聞紙を丸め、詰め込むのだ。それでいく、そうする!!

 

荷物を家におろし、板一枚10㎏、二階迄運んでへとへとになり、それすらをも待てないで騒いでいる猫に強制給餌をした。つくづく嫌気がさした、いい加減、猫にも、いら立つ自分にもだ。

 

家を再び飛び出した。人混みのない所へ。

面白い事に、鴨たちの給水をみる、

彼等も塩水では駄目なようで、代わる代わるコンクリートブロックの水溜りの水を飲んでいる。

鴨の面白い行動には楽しまされたが、、、それでも私の気持ちは悲しいというか、非常に波立って、ざわめいていた。

人工海岸の脇は、作られた広場である。

そこには、去年の台風で傷められ、伐採を待つばかりのミモザの大木があった…。

我が家にも4本の白樺と一緒にこの木はあり、それは、それは5本で森を作り見事だったが、余りの大木になり過ぎて伐採、

次がアカシアで、これも大木に、しかもアカシアはあちこちから根を出し、人に差し上げたりしたが、最後は伐採、次がユーカリ、これも大木になってで伐採、ご近所側に倒れたら大変だから、小さく仕立ててはいたが。

我が家の大木の最後が、この前の9月の台風に倒れたオリーブの大木である。あとはブルーアイス一本のみ。家が終わったら次は庭だ。

体力に合わせ、手間いらずにするのだ。自分でしてきたことは自分でけりをつけて終わりたい。

伐られるマークをつけられながらも、ただ、ミモザは残照に輝いてひたすら咲いていた。

その、鳥の羽毛の様な綺麗な銀葉で、花咲かない季節も、

夏も冬も人の目を楽しませ、潮風に打たれながらも、小さい生き物に宿や木陰を提供し続けたのだった。

何故、このように淡々と生きれないのか、そう思う。波立つ心は、そう簡単には収まる事はなかった。

 

 

 

【おまけ】うぉおお、このコピーバンド、再現力あるわー。

やさしい雨/小田和正カバー MSクラブwithJUNK-TION(S.Masahiro、Whecky)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする