ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

海に照る月

2019-11-09 21:57:00 | 受けて立つ

曇りから晴れ。17-10℃

昨夜から電気毛布をとり出した。鳥や猫は、すでに暖房を使用している。

深夜、吐いた猫に起こされていた。

吐いたものが未消化もあり、お腹も減らしていたが、脱水だけ補正し、お互いに寝た。

 

当然、猫は朝、お腹を減らしていた。

だが食べれない、強制給餌。延々こんな繰り返しです。

午前中は、気温が20℃を切った、もじゃ公は寒がって、強制給餌の後、布団に潜り込んでいた。午後から気温は上昇。

 

午前中、一度買い物、被災した東北や長野産。千葉なら芋か落花生か?(千葉だけ、カロリーが高いな)

店にはもう、お正月飾りが売り出されている!

 

まぁ、今日はレッスン日なので、今日こそは教本の頁を進めたい。

道よ、開け。

時間だ。

ボランティアさん達の仕事が早いっ、

昨日は引き抜かれて、空だったプランターに、今日は次々と苗が植え替えられている。

冬の球根も芽を出した。シラー・カンパニュラや、

水仙たち。

 

何が有ろうと花は予定通りに、有志により植え替えられ、人の目を楽しませている。

 

 

 

植え込みの隙間の地植えやら、タイヤの再利用やら、キチンとしたプランターやら、それこそ統一感が無いのも良いところだ。

古い映画グリーン・カード Green Card (1990)のアンディ・マクダウェル演じる女主人公の園芸家が、「グリーン・ゲリラ」という活動で、スラムに花を植えるシーンが浮かぶ。憧れだった。

この道をレッスンで通うようになって、1年と8か月、胸の奥にきっちりとしまっていた様々な思いが去来する。

ベルリンの壁が崩壊されて30年か、、、実はあの日は私にとっても人生の転機の日だった、この日を思い出す事が嫌で、心の奥に深く鍵をかけていた事も、音楽と共に、次々と甦ってしまうのだった。

教室に早めに到着した。

防音室はいくつかあり、ガラス部分から中が見える。ピアノの連弾の小学生の姉妹の楽譜がガラス越しに見える、いつの間にか、その姉妹の前におかれたその楽譜を、待っている時にぼんやり読んで、二人がどこを弾いているのか位は、理解している事に気がついた…。

今日のレッスンも実りの多いものだった。沢山の事を習った。

家でつかみはOKと思っても、実際に先生の前では間違っている事も多い、何度も何度も同じことを繰り返し、だからといって、それが即、習得出来る程、甘い楽器ではない。

逆に、先生に、「まだ、ここをやりますか?」(その後も、この弾き方は何回も出てくるので)で、次の曲に行く事にした。

手は、まだモタモタだが、もうコツはわかった、家で問題個所を出来るまで練習だ。そして次に行けたことが、本当にホッとした。今年中に目標達成出来るかな!先生にバイオリンが大好きだと告げる。

このレッスンで、ようやく私の一週間が終了する。

 

 

 

深呼吸しに行った、夕暮れの埋め立て地にて。

日がどんどん短くなり、富士山が消えかけている。

 

沢山の人が、夜釣りを楽しんでいた。

 

千葉側は、マリンスタジアムの明かりで眩しい。

東京側は、スカイツリー。

月あかりと、人の作り出す明かりで、海は煌々と照らされていた。

私の故郷は、こういう人工海岸ではない国定公園だ、

子供の時に見た、夏から秋の夜の海に砕け散る、あの夜光虫の輝きを思い出した。

(おそらくは「夜光虫」を主題にしたのだろう、音楽がどうしても思い出せない。ネットも万全ではない。)

防波堤の突端、最後まで歩いた、とても気持ちが良かった。

どうにもならない事は、どうにもならない事だと、考え尽くす。他人にどう思われようと、精一杯、最後まで取り組むだけだ。

何かをこなし、それ以外は、気がつけば、いつもバイオリンの弾き方を考えている、趣味でこんなに難しい学問は無かった、きっと、それは良い事だ。

愛情とか、悲しみとか、失ったものとか、過ぎた年月や、過ちとか、どうしようもない事への後悔の感情や、雑念が払えるからだ。

 

帰宅し、今年初めてのストーブをつけた。

猫はお腹を空かせている…。さて、もうひと踏ん張り!

コメント (2)
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