ラヴェンダーの咲く庭で

「みゃーきんぐ・ぷあ」から変更。保護猫と綴る日々の備忘録、独り言にすぎない半径5mの記録です!基本、読み専です。

た・と・え・ば

2019-11-22 12:01:05 | 日常

一日中雨が降っている。12-7℃ 気温がぐっと下がった。

室内は日中でも、水底のように暗いし、スズメ達は餌を待っている。

メジロは木に残った林檎をついばんでいる、まだ餌台を作ってやっていない。

冬が来たのだった…。

 

 

 

昨夜。

猫はお腹を空かして甘えている。

毛玉を取ってやり、強制給餌。

その後、夜中に、静かに音をたてないように練習した。

(因みに私、今やっているフィギュアスケートに使用されるような、万人に好まれる素直な曲が大好きです。数分の間に、人をグッと引き付ける要素が詰め込まれている曲が好き。)

East Of Eden Finale エデンの東

Fantasy For Violin And Orchestra ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア

N.ヘス / ラヴェンダーの咲く庭で(Solo Vn. 古澤 巌)

ようは、下は2曲とも映画「ラヴェンダーの咲く庭で」の曲です。

ここら辺が有名どころか。(変な広告が出ても無視してください、クリックしてはいけません。)

 

今日。

甘えに来る⇒強制給餌⇒スヤスヤ。

この繰り返しの毎日、明日で一か月になる。こんな記事しかなくてスミマセン。私が止めれば猫は餓死する、生き物を飼うという事は、そういう事である。

猫は人工栄養(人でいえばエンシュアリキッド等)で、どこまで生きるかの記録を更新しているようなものだ。

 

そんな中、パソコンのモニターの各地の便りに心が和まされています。

ギトギトに加工されたド派手な画像や、針小棒大な文章でなく、普通の文章、生活の立て直し、何気ない街の風景、没頭している趣味、小さな編みぐるみの作品群、丹精込めて育てた花や作物 、可愛がっている動物、献立、旅行記、政治の話など、

本当に普段の何気ない事が、とても素敵なことなのだ!と拝見している。

 

玄関のインターホンが鳴る。

数年間に亡くなった、Oお爺さんの家を取り壊すという挨拶だった。

あの震災にも耐え、主亡き後も、幾度の台風を乗り越え、周りのお家よりも無傷なお家なのだが。

主がいたころは、毎年メンテナンスをしていた。

お爺さんは広島の原爆を体験し、ここでご両親、パーキンソン病の奥様、引きこもりのご子息を看取り、ご自分が数年前に亡くなった

お爺さんは今、広島に眠っている、この解体工事が終われば、人間の一生の終焉を見た感じがする。

有名な童話のようにはいかないものだ。立派なお家なのだ、本当に勿体ないと思う。

おそらく家族の遺品もそのままだ。

 

ふと、この件から思った、

もう実家の遺品整理で散々苦労したのに、

「何故、学生時代の持ち物、4畳半位の持ち物で済まないのか」って、家中を見まわした。

私が今無くして、即、困るのは、(裸族で素敵なスタイルではないのでw)60㎝巾のクローゼットの中身と数足の靴、眼鏡、鳥の餌と猫の餌と治療道具、常備薬、形見のアクセサリー数個、バイオリン2挺、布団でなく寝袋程度と、貯金通帳だけなんだよって。「そこまで減らせないのっ、後の人が困るんだよ」って、思った。

 

困った我が家の減築家。

本は、幾らかは私の身についたのだろうか…。読まない本も一杯ある。

た・と・え・ば・ちょうど20年前に、51歳でピアノを始める男性の本を手に入れていたが、これを肝に銘じて真面目に私もピアノをしていたら、今頃は20年選手だったわけですw 

そういう訳で、大真面目に読み直してみるw なんて時間を無駄にしたのだろう。私は本当に馬鹿だ。

明日は19号で取りやめになったレッスンが振替である。

残りの1・5曲が終われば、教本が一冊終る。0・5曲で良いのです、合格なるか。

私の今の宝は、師匠から授かった技術です。何物にも代えられない。

 

 

皆様は素敵な休日をお過ごしください♡

コメント (3)
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