一日中雨が降っている。12-7℃ 気温がぐっと下がった。
室内は日中でも、水底のように暗いし、スズメ達は餌を待っている。
メジロは木に残った林檎をついばんでいる、まだ餌台を作ってやっていない。
冬が来たのだった…。
昨夜。
猫はお腹を空かして甘えている。
毛玉を取ってやり、強制給餌。
その後、夜中に、静かに音をたてないように練習した。
(因みに私、今やっているフィギュアスケートに使用されるような、万人に好まれる素直な曲が大好きです。数分の間に、人をグッと引き付ける要素が詰め込まれている曲が好き。)
East Of Eden Finale エデンの東
Fantasy For Violin And Orchestra ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア
N.ヘス / ラヴェンダーの咲く庭で(Solo Vn. 古澤 巌)
ようは、下は2曲とも映画「ラヴェンダーの咲く庭で」の曲です。
ここら辺が有名どころか。(変な広告が出ても無視してください、クリックしてはいけません。)
今日。
甘えに来る⇒強制給餌⇒スヤスヤ。
この繰り返しの毎日、明日で一か月になる。こんな記事しかなくてスミマセン。私が止めれば猫は餓死する、生き物を飼うという事は、そういう事である。
猫は人工栄養(人でいえばエンシュアリキッド等)で、どこまで生きるかの記録を更新しているようなものだ。
そんな中、パソコンのモニターの各地の便りに心が和まされています。
ギトギトに加工されたド派手な画像や、針小棒大な文章でなく、普通の文章、生活の立て直し、何気ない街の風景、没頭している趣味、小さな編みぐるみの作品群、丹精込めて育てた花や作物 、可愛がっている動物、献立、旅行記、政治の話など、
本当に普段の何気ない事が、とても素敵なことなのだ!と拝見している。
玄関のインターホンが鳴る。
数年間に亡くなった、Oお爺さんの家を取り壊すという挨拶だった。
あの震災にも耐え、主亡き後も、幾度の台風を乗り越え、周りのお家よりも無傷なお家なのだが。
主がいたころは、毎年メンテナンスをしていた。
お爺さんは広島の原爆を体験し、ここでご両親、パーキンソン病の奥様、引きこもりのご子息を看取り、ご自分が数年前に亡くなった
お爺さんは今、広島に眠っている、この解体工事が終われば、人間の一生の終焉を見た感じがする。
有名な童話のようにはいかないものだ。立派なお家なのだ、本当に勿体ないと思う。
おそらく家族の遺品もそのままだ。
ふと、この件から思った、
もう実家の遺品整理で散々苦労したのに、
「何故、学生時代の持ち物、4畳半位の持ち物で済まないのか」って、家中を見まわした。
私が今無くして、即、困るのは、(裸族で素敵なスタイルではないのでw)60㎝巾のクローゼットの中身と数足の靴、眼鏡、鳥の餌と猫の餌と治療道具、常備薬、形見のアクセサリー数個、バイオリン2挺、布団でなく寝袋程度と、貯金通帳だけなんだよって。「そこまで減らせないのっ、後の人が困るんだよ」って、思った。
困った我が家の減築家。
本は、幾らかは私の身についたのだろうか…。読まない本も一杯ある。
た・と・え・ば・ちょうど20年前に、51歳でピアノを始める男性の本を手に入れていたが、これを肝に銘じて真面目に私もピアノをしていたら、今頃は20年選手だったわけですw
そういう訳で、大真面目に読み直してみるw なんて時間を無駄にしたのだろう。私は本当に馬鹿だ。
明日は19号で取りやめになったレッスンが振替である。
残りの1・5曲が終われば、教本が一冊終る。0・5曲で良いのです、合格なるか。
私の今の宝は、師匠から授かった技術です。何物にも代えられない。
皆様は素敵な休日をお過ごしください♡