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3日間断食体験記(2016年10月)

2016年10月22日 | 断食体験記

3日間断食体験記(2016年10月)
(最新更新 2018.6.10)

 「1日3食が体に良い」というこの常識が大いなる間違いであることは、今さら説明するまでないですが、さらに、肉を食べるのであれば「1日2食も体に悪い」とういうのも確かなことです。そこまで言い切る小生ですから、ちゃんと「1日1食(夕食のみ)」の生活をしています。もう10年以上になります。 
 もっとも、冠婚葬祭の付き合いで昼の宴会があれば食べますし、宿泊旅行で朝バイキングでなければお膳に乗ったものを全部食べます。でも、胃はいたって元気な小生ですが、そうしたときは“胃がもたれてかなわん”となっちゃいます。
 特に、昼の宴会があったときは夜になっても“鼓脹=消化不良による腹部膨満?”となり、夕食が食べられなくなります。
 これが正常というものです。肉を食べるのであれば、一番体にやさしいのは「1日1食(昼食のみ)」とし、午後は特にらしい仕事をせず、ごろごろした生活をすることでしょう。
 その理想的な食生活から離れて
「1日2食(昼と夕)」にすると、“鼓脹”という病になることを、紀元前の中国で完成を見た基本古典医学書「黄帝内経素問」に明確に書かれています。詳細は別立てブログ「一日一楽日記」で紹介していますので、ご覧ください。
 https://miyake-2.blog.so-net.ne.jp/2012-09-20

 現代の日本人は「1日3食」で、朝食を世界一と言っていいくらいたくさん食べます。
 これでは体にいいわけがありません。まずは朝食を抜きましょうよ。
 そして、次に夕食も抜き、昼食だけにして午後はゆっくりくつろぐ、これが理想なのですが、昼からも何だかんだ忙しい方が多いでしょうから、昼食を抜いて夕食だけにし、夕食後はゆっくりくつろぐのがよろしいでしょう。
 毎日、こうしてミニ断食をすることによって体調はぐんぐんよくなっていきます。

 この食生活に慣れたら、時々「1日断食」を取り入れることです。
 そういう小生、「1日断食」は、今までに10回もやっていません。平均して1年に1回にもなりません。少なくとも1か月に1回はやらねばいかんのですが、「1日断食」しても空腹感は出ないものの、口の卑しさが異常に高まり、行動が起こせません。

 「断食」というと、水しか飲まない「純断食」を思い浮かべますが、これは少々きついですから、「すまし汁断食」や「寒天断食」という、ほんの少々食べ物を口にする方法があり、これらであっても「純断食」と同様な効果が得られますから、やらねばいかんのですが。

 「1日断食」を最初にしたときは「純断食」であったこともあって、幾つかの体調変化をきたしたのですが、2回目から数回は1か月に2回ほど定期的に「すまし汁断食」にしたところ、体の慣れもあって、日常生活はどってことなかったです。

 ということで、「1日断食」は面白くない、やるなら「2日断食」だ、と思い立ち、2013年11月に「2日断食」の1回目をやりました。その報告記事は次のものです。
 今日明日「2日間断食」に初挑戦:世界糖尿病デーによせて…その結果は?
 その後、2015年7月には2回目の「2日断食」(トマト断食)に取り組もうとしたのですが、2日目は女房に無理やり夕食を少し食わされてしまい、頓挫してしまいました。

 さて、今日(10月22日)から3日間、女房が旅行に出かけました。3日目の帰りも深夜になりますから、これ幸い「3日断食」が可能です。
 「3日断食」に初挑戦!
 今日から順次実施状況を書いていきますから、お楽しみに。

 通常食から、いきなりの断食は体に悪いと聞いています。「3日断食」ともなると、少なくとも2日前から減食する必要がありましょう。
 でも、2日前は通常どおり腹いっぱい食べてしまいました。これでは本当はよくないでしょうが、食欲の秋につき、口の卑しさもあって食欲煩悩に負けてしまいました。
 しかし、前日となると、ここはぐっとこらえ、動物性たんぱく質は魚を少々とし、野菜を多くして、御飯は少し、と腹八分に止めました。本当は御飯もなしで腹五分程度に納めねばいかんのですが、断食慣れしている体だからと横着を決め込みました。

(断食初日:10月22日)
 断食初日、と言っても、いつも朝昼抜きの夕食だけですから、19時までは普段と全くかわらぬ食生活ですから、まだ断食に入った気分はしません。
 今日は土曜日で、朝6時前には女房を岐阜駅まで送っていき、6時過ぎから8時過ぎまでの2時間、軽い農作業をしました。
 9時から19時まで店番です。客はまばらですから、ブログを叩いたり、来月のセール準備のデスクワークでほとんど体を動かさずに1日が終ってしまいました。
 ところで、出だしに別のことでつまづき、少々心配しました。というのは、昨日の午後にいらっしゃったお客様がひどい風邪で、どうやらそのウイルスに感染したらしく、夕べはクシャミが出て少し寒気がし、今朝は鼻水が少々でます。ただし、こうしたことはよくあり、たぶん何てことなく終る風邪だと楽観視しましたが、念のため体を温めようと、9時過ぎに生姜湯を1袋飲みました。黒砂糖が入っており、想定外の72キロカロリー
摂取ですが、これぐらいの砂糖の量は「すまし汁断食」以下ですから許されましょう。
 小生、コーヒーが好きで、断食中もブラックで何杯か飲むのですが、今日は風邪ウイルスを早急に殲滅せんと、コーヒーは2杯までとし、その後は体を温める効果がある紅茶に切り替えました。そして、紅茶には塩を入れました。塩は体をうんと温めますし、塩分補給すると体のだるさがかなり防げますからね。こうしたことは、「1日1食」の小生ですから、明日からでよいのですが、何も入れない紅茶より塩入の方がおいしいですから、この夏以降、大汗をかいたときには塩分補給のために、そうしています。
 風邪っ気は直ぐに取れ、お昼前に何ともなくなりました。
 閉店後は、口の卑しさをそらすために夜遅くまで来月以降のチラシや新聞作り、何本か立てているブログの記事作り溜め、といったデスクワークに集中する予定にしていましたが、日本シリーズが始まったのを知って、開幕戦をじっくりテレビ観戦し、時間を潰しました。同じ集中するなら、仕事より、このほうが楽しいですからね。
 なお、今回の断食は、水しか飲まない「純断食ではなく、「すまし汁断食」や「寒天断食」と同類の「果物断食」にしました。小振りの柿1個、梨1個、ぶどう1房の3種類を、3日間に分けて、毎日ほんの少々ずつ口に入れるだけです。そして、塩分補給の梅干です。
 口寂しさは残りましたが、予想したほどの口の卑しさの高ぶりはなく、ホッとしたところです。23時前に入浴、23時半に就寝。

(断食2日目:10月23日)
 一夜開け、朝7時の寝起きは爽快でしたが、やや体がだるいと感じました。
 今日明日は店は連休でお休みですし、また、明日も断食だから、今朝は少々ゆっくりしようと、梅干を1個口にしてから店に降り、ブログに付いたコメント2件のコメント返しをしたりして時間を潰し、8時半から
予定した百姓仕事に取り掛かりました。
 この段階では、体のだるさは完全に消えていました。
 なお、いつもなら朝起きてしばらくすれば便通があるのですが、今日はなかなかもよおさず(断食したときはいつもそうで、便秘して出ないことが多いです)、1時間半後にやっとお通じがありました。大便の量はいつもの半分程度。
 農作業は、まず草刈機による草刈を3時間。小休止してから、畑で干しておいた稲藁をからげ、自宅の納屋に収納。ここで正午になって、少々バテバテになってきましたが、小休止の後、野菜の収穫をし、そして庭や屋敷周りに除草剤を噴霧。時刻は13時半。
 5時間の農作業が終わったところで、柿を収穫。鳥に突かれた1個(小振りな大きさ)をその場で食べ、夜の「果物断食」の前倒し、ではなくて追加摂取。
 思いのほかスタミナ切れせず、少々余力がありましたが、明日も断食だから、これにて農作業は終了とし、その後の4時間ほどは予定どおりのデスクワーク。
 18時半となって、昨晩と同様に日本シリーズの第2戦をじっくりテレビ観戦しながら、果物を予定どおり少々口にしました。しかし、試合は21時前にほぼ決着が付き、テレビを見ていても面白くなく、これでは、口の卑しさを抑え付けられませんから、2階の居室から1回の店に降り、ブログ記事を書いたりして時間を潰し、23時前に2階の居室に上がり、入浴して23時半に就寝。
 寝るときまで
空腹感は全くなし。体のだるさもなし。体調はいつもどおりの良好な状態を保っていました。

(断食3日目:24日)
 今朝目が覚めたのは6時。まずまず爽やかな目覚めでしたが、体が少々重だるい。
 今日の予定は、店が定休日に付き、魚釣り。ゆっくり準備し、ブログも少々叩いて7時過ぎに出発。この時刻には、体のだるさは完全に消えていました。
 なお、今日も便意はななかなもよおさなかったのですが、出発前にちゃんと出ました。ただし、量はわずかです。
 豆アジ釣りで一日を潰す予定で、三方五湖の日向湖へまず行ったのですが、豆アジは寄って来ず、次々と場所を変え、ついに13時過ぎに7箇所目でやっと豆アジに出会え、餌がなくなった15時すぎまで豆アジ釣りを堪能しました。
 なお、正午ごろに持っていった柿を1個(小振りな大きさ)食べました。
 帰宅したのが18時過ぎで、体調はいたって良好です。空腹感もありません。
 女房の帰宅予定は23時半ですから、ちょうど就寝予定時刻になり、それまでの間、釣り道具の片づけ、豆アジ洗いをした後、わずかばかりの果物を予定どおり食べ、そして店内でのデスク
ワークで時間を潰し、口の卑しさを抑え付けることにしました。
 ところで、豆アジ釣りは、一昨年から今年(2週間前)にかけ、3回連続坊主でしたが、やっと今日リベンジでき、気分爽快ですから、体調も良好、口の卑しさも軽減、3日目の断食は無事に計画どおり進みました。

(断食明け初日:10月25日)
 今日が
最も肝腎です。
 例によって朝昼抜きの夕食だけですから、それまで体がもつか少々心配でした。
 朝6時に目が覚めたのですが、曇天ということもあって、あまり爽やかな目覚めではなく、体は前日より重だるく感じます。梅干を1個口にし、店に降りてブログ記事を書いたりして、その後にトイレに行き、用足し。便の量はわずかですがすっきり出ました。
 7時に畑に行き、小1時間軽作業。こうして少々体を動かすと、体の重だるさはほとんど取れました。
 9時前に開店準備を済ませ、9時から営業。女房もいますから、特段やらねばならない仕事はなし。配達を1回、接客を少々。セールの準備も終っていますから、ほとんど体を動かさず、ボンヤリしながら閉店の19時を間もなく迎えます。
 お昼前から冷たい雨が降っていることもあってか、小寒く感じますし、お昼過ぎから少々体がだるく、動きたくありません。少々息苦しさも出てきました。
 3日間、食事らしい食事をしていませんから、スタミナ切れになってきた感がします。
 体が冷えてきて、体を温めるためには塩分摂取がいいですから、塩入紅茶を2杯飲むも、たいして実感できませんでしたが、塩分補給のせいか息苦しさは軽減しました。
 19時閉店、待ちに待った待望の夕食です。しかし、断食開けの回復食ですから、肉・魚はご法度で、野菜中心で御飯はほんの少々にせねばなりませんし、せいぜい腹五分で止めねばなりません。これは思いのほか苦しいです。しかし、それ以上食べると、胃を壊しかねませんから、グッと我慢。そうしないと、断食した意味がなくなります。
 女房もそのことをよく知っていますから、食卓に上った料理はいつもよりうんと量が少なく、肉・魚抜きです。おかずは、大根選り菜の炒め物、ナス煮、ゆでオクラの3品。塩分補給に昆布の佃煮。御飯は軽く1膳。口に入れてゆっくり3、40回噛み、よく味わっていただきました。うまい、うまい。そして、いつもの半分の量、腹五分で、ごちそうさま。
 これで終ればいいのですが、食後にいつも菓子を食べますから、その誘惑に勝てず、せんべいとチョコレートを、これまたいつもの半分の量を食べてしまいました。
 “胃は大丈夫か?”と少々気になりましたが、一切の違和感はなく、安心しました。でも、いつもの半分の量しか胃に入れなかったのですが、なんとなく満腹感がしました。
 ところで、腹五分で止めるのは実に困難なことで、食欲煩悩との凄まじい戦いとなります。そのあたりのことは、別立てブログで書きましたので、ご覧になってください。
  10.26 断食開けの食事は実にうまい
 夕食は日本シリーズをテレビ観戦しながら取り、その後、入浴し、23時過ぎに就寝。
 なお、入浴後にいつも果物を食べるのですが、食べるのを我慢できましたから、口にはしませんでした。 

(断食明け2日目:10月26日)
 朝は7時に起床。先晩は野菜中心の腹五分の食事であったが、十分にエネルギーチャージされたようです。気分爽快、体のだるさなし。体が良く動きます。
 起きて直ぐに梅干を1個食べ、白湯を飲む。その後、30分ほど野菜の収穫。一作業終わった後に、用足し。便の量はほんのわずかですが、何とか快調に
出ました。
 9時前に開店準備を済ませ、9時から営業し、早々に仕入れと配達を1回行い、接客を少々して、正午となり、セールのDMに一言書き加えながら封筒詰めし、15時には発送完了。この間、まずまず仕事があり、体調は良好で、頭も冴えています。
 その後は、ほとんど体を動かさず、ブログを打ったりするデスクワークが中心。
 昨日は一日中、かなり寒かったのですが、今日は一転して暑いくらいです。顔がほてり気味で、体温もけっこう高そうな気にもなります。これでは、毎日の血圧や血流比較ができそうになく、腕まくりしたりネクタイを外したり外の空気に当ったりして体を冷やし、18時頃にやっとデータをとりました。
 19時閉店、待ちに待った待望の夕食、断食明け回復食の2日目です。
 いつも1日1食夕食だけですが、夕食前に空腹感を覚えたことはなかったですし、断食期間中も空腹感は全く出ませんでしたが、このときばかりは空腹感らしきものを少々感じました。前回の2日間断食のとき、どうだったかというと記憶になく、この空腹感は初めてのことのようです。もっとも、そのように断定することはできません。単に口の卑しさが極度に高まっただけかもしれませんからね。
 さて、断食明け回復食の2日目、本来なら腹五分、せいぜい腹八分に止めねばなりません。それも、
肉・魚を控え、野菜中心で御飯は少なめです。そうしないと、まだまだ胃はフルパワーで働くことができず、胃を壊す恐れがあるからです。
 女房の協力を得て、腹八分とすることとし、昨日の残り物3品プラス野菜炒め少々と枝豆少々です。御飯は1膳で止めようとしたのですが、おいしい漬物があり、軽くお代わりしてしまいました。昨日ほどはよく噛まなかったのですが、それでも一口一口いつもより意識してよく噛むことにしました。
 なお、断食中は毎日飲んでいたアルコールを断っています。でも、いつも晩酌していますから、今日は焼酎の湯割をいつもの半分いただきました。久し振りの飲酒のせいか、半量であっても、いつもどおりの酔いが回ってきた感がしました。
 そして、昨日同様に、菓子を少々。
 これで、ボリューム的には腹八分となり、満腹とはなりませんでしたが、しばらくしてけっこう満腹感がしてきました。
 よって、食欲煩悩との凄まじい戦いというものは全然なく、それ以上食べることは十分に我慢できました。また、入浴後の果物も食べずに済ませました。

(断食明け3日目:10月27日)
 今朝は6時半に起床。先晩は野菜中心の腹八分の食事で、これが本来あるべき姿でしょうから、気分爽快、体のだるさなし。体が良く動きます。
 起きて直ぐに梅干を1個食べ、白湯を飲む。今朝は直ぐに便意をもよおし、用足し。2日前の腹五分食が全部出たのでしょうが、便の量は普段と変わらないです。断食前の宿便が出たのであろうか?長期断食すると何日か後に宿便が大量に出るといいますが、3日間断食中、毎日どれだけかは便が出ていましたから、よく分かりません。
 それにしても、腹がへっこみました。体重測定をしようにも、体重計が狂ってるようでして、測定しませんでしたから、どれだけ体重が減ったのか不明です。
 今日は早朝に1時間半ほど畑仕事をし、2時間置いてからアパートの清掃を4時間行いましたから、少々疲れました。でも、疲労度は普段と同じです。
 その後は店の雑用がけっこうあったりして、いつの間にか閉店を迎えたのですが、前日のような空腹感はでませんでした。
 閉店後は、待ちに待った夕食です。断食明け回復食の3日目ですから、本来なら肉・魚を控えて、せいぜい腹八分に止めねばいかんでしょうが、通常食にしてしまいました。
 なんせ肉・魚はここ1週間ご無沙汰していますから、食いたいです。食卓に上ったのは、メバルの煮付け、鶏肉が入った五目飯、あとは枝豆と野菜料理2品にお吸い物。ほぼ満腹に食べ、さらに菓子も少々口に放り込む。この程度ならいつもより総量は少ないはずだと捉えていたのですが、しばらくして腹が膨れすぎて苦しいほどになりました。胃袋がちょっと縮んだか?といった感じです。
 なお、晩酌として焼酎の湯割をいつもの7分程度いただきましたが、酔いはいつもと同程度で、酒が弱くなったのか?と思わせられました。
 満腹の苦しさが消えた22時過ぎ、入浴前後に例によって夜食のおにぎり1個と果物(柿)1個を食べてしまいました。満足! 
でも、胃は大丈夫でした。
 これでは断食をした意味がない、と言われます。断食を契機に腹八分の食生活とし、肉・魚を控えめにした正しい食に改めねばならないのです。
 しかし、食欲煩悩、口の卑しさには勝てません。ここは開き直って“食欲の秋だ、飽食を楽しもう!”と間違ったことをやっている小生です。

<体調の変化>
 今回の断食で、体調の変化が2つありました。
 一つは、先に書きましたが、酒にめっぽう弱くなったことです。断食によって肝臓がリフレッシュし、アルコール分解機能がアップしていいはずなのですが、逆です。
 もう一つは、前立腺肥大のせいで小便の出がとんと悪いのですが、断食明け2日目から小便の出がけっこうよくなったことです。この改善効果がいつまで続くか、もう普通食にしてしまいましたから元の木阿弥となるでしょうが、少しでも長く改善効果が続いてくれるのを願っています。

 参考までに、血圧・血流データを毎日夕刻に測っていますので、載せておきます。

            血圧(上)(下) 脈拍 血流判定  血流スコア
22日:断食1日目   135  80  53 C(45歳)  + 4
23日:断食2日目   127  75  57 C(45歳)  -12
24日:断食3日目   128  76  59 C(45歳)  + 5
25日:断食明け1日目 125  71  52 A-(19歳)  +53
26日:断食明け2日目 119  70  52 A-(19歳)  +36
*27日:断食明け3日目 -   ー   ー    -       -
*28日:断食明け4日目 129  78  52 A-(19歳)  +29
*29日:断食明け5日目 136  76  54 C(45歳)    +7
  (*:通常食)(注:血流スコア値は血液サラサラ度と考えてよいです。)

 断食すると、血圧がもっと下がり、脈拍がうんと増え、血流は若干良くなるのですが、今回は様子がだいぶ違います。ちょっと不思議です。
 断食2日目、3日目は、血液が貧栄養状態になっているはずですから、血流がもっとよくなっていいと思われるのですが、変化がないのは解せません。
 25日の急激に良くなった血流測定結果の読み取りは、血液が貧栄養状態つまりシャビシャビになり、めちゃサラサラ流れるようになったからに違いないです。前回の2日断食ではあまり顕著ではなかったですが、過去の1日断食では顕著に良くなる
傾向がありました。ただし、そのときは貧栄養がためか脈拍がグンと上がったのですが、今回は逆に下がりました。これは今までになかったことで、原因不明ですが、塩分摂取を多くすると、脈拍はあまり上がらないのかもしれません。
 26日も血流は同様の傾向です。野菜中心で肉・魚抜きの腹五分ですから、まだまだ血液はサラサラ状態が続いているのでしょう。なお、血圧の低下は、急に暑い日になって、体がけっこう温かかったからでしょう。
 27日は、小忙しく1日が終ってしまい、測定するのをうっかり忘れ、欠測。
 通常食2日目の28日、3日目の29日のデータを参考までに記載しておきました。飽食が進んだからでしょう、血流は22日の断食1日目(これが断食前の通常値)に戻ってしまいました。

 以上でもって、今回の断食体験記録を終ります。
 ただし、前立腺肥大の改善がその後どうなったか、これについては1週間後ぐらいに報告することにしましょう。
(11月16日追記)
 あれから2週間以上経ちましたが、前立腺肥大の改善は数日間は感じましたが、それ以降はだんだん元に戻っていく感がします。やはり飽食の毎日が続くとだめなのでしょうね。断食を機会に腹八分生活にせにゃいかんのですが…。 

 

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