薬屋のおやじのボヤキ

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昨日今日「2日間断食」実行中、しかし残念ながら1日で終了

2015年07月27日 | 断食体験記

 昨日、別立てブログ「一日一楽日記」で、次の記事を投稿しました。

(7月26日)
 今日明日1泊2日、女房が実の姉妹2人組でバスツアーに出かけた。
 となれば、今晩誰かと何処かへ一杯飲みに行く手がある。そうしようかと思ったが、今、論文のブログへの投稿が忙しい。
 飲むのは止め。
 じゃあ、どうしよう。
 そうだ、断食をやろう。そうすりゃ、ブログ投稿もはかどる。
 そう決めたのは、2、3日前。
 どんな断食にしようか。昨日考えた。純断食(水だけ)は苦しいから、準断食にしよう。昼間は百姓をやり、水分補給にトマトをかじるから、今日はトマト断食。畑ではトマトに塩を振れないから、梅干を家で食べる。
 1日1食生活だから、今日の夕食を抜いても、どってことない。
 多少けだるさが明日出るだけのことだ。
 ところで、明日の女房の帰りは遅い。どこかで食べてくる可能性が高い。
 となると、明日も断食し、2日断食にしてしまおう。店番せねばならぬから、寒天菓子を2、3個食べての寒天断食がよかろう。
 と、まあ、こんなことを考えた次第。2日断食は経験済みで、案外簡単にできてしまったから、今回も問題なかろう。

(7月27日)
 ということで、今、2日間断食の真っ最中です。
 1日断食は何度も経験があるのですが、2日間断食は、これで2回目です。前回は、約2年前の2013年11月で、『今日明日「2日間断食」に初挑戦:世界糖尿病デーによせて…その結果は? 』と題して記事にしました。
 このときは、慎重を期して、断食前2日間と断食明け2日間は通常食よりうんと量を減らして胃に負担がかからないようにしました。
 でも、今回は急に決めたものですから、断食2日前は腹いっぱい食べてしまいましたし、断食前日は腹八分と少々食べすぎです。
 最も肝腎なのは、断食明け初日も断食と変わらぬ食事をすることです。肉魚・脂肪はダメ、炭水化物もなしか極少量とするのが基本で、これが一番苦しいです。翌々日も暴食はダメです。こうしないと、一旦長期休暇に入っていた胃が急には再稼動できないために胃を壊しかねないからです。
 これを頭に置いて、断食2日間、断食明け2日間の食事を吟味せねばなりません。

 さて、断食初日の昨日、1日1食生活ですから、夜までどってことありません。昼間には7時間も農作業を行い、その間は畑に生っているトマトを3、4個、水分補給で食べ、終ってから梅干を1個口にしました。
 随分と汗をかきましたから、夕刻に塩水を1杯飲み、夕食はたっぷり塩を振ったトマト1個と寒天菓子1個を食べました。
 たったこれだけですから、今朝は倦怠感が少々ありました。でも、今日は粗大ゴミ出しの日で、あまりに重過ぎる物は見送りましたが、軽トラ1杯のゴミ出しをし、その後、野菜の収穫をしてきました。
 体を動かし始めれば倦怠感も和らぎ、どってことなく開店準備も完了。トマト1個に塩を多めに振って、これを食べ、好きなコーヒーを2杯飲んで、店番をしているところです。
 今日の予定としては、夕刻にトマト1、2個と寒天菓子1、2個で済まそうと思っています。
 とりあえず、今時点までの経過報告とします。明日、また追記しましょう。

(7月28日追記)
 残念。2日断食が1日断食で終ってしまいました。
 
というのは、女房に2日断食すると告げてあったのですが、旅行の帰りに2人分の調理パンを買ってきてしまったのです。「今日も断食だ、俺は食わん!」と拒絶すればいいのですが、そうなると明日以降ちゃんと飯を食わせてもらえるかどうか保障の限りにあらずで、不安になります。
 そこで、「今回は1日断食で止めておくか。断食明けの少食として調理パンをいただくことにするわ。」と、あいなったところです。
 調理パンだけでは胃によくないから、予定していたトマトの塩降りと寒天菓子2個を食べ、腹4分程度に留め置きました。
 さて、今朝は6時に起きて畑仕事。鎌で草刈し、手で根っこを引き抜くという作業。途中、開店準備をはさみ、11時まで行いました。断食日は腹1分、断食明けが腹4分ですから、少々体が重く、力があまり入らない感がしました。
 今晩は肉気を避け、腹8分で留め置き、胃を労わることとします。

 今までの断食と一つ大きな違いがありましたので付記しておきます。
 断食すると翌朝、便が全く出なかったのですが、今回は出ました。今までの断食は純断食か、澄まし汁断食でしたから、食物繊維がなかったからでしょう。今回はトマト・寒天ですから食物繊維が豊富で、それによって便が出たのでしょうね。

 もう一つ付記しておきます。血流・血圧・脈拍の記録です。残念ながら断食前日の記録を取っていませんので、十分な比較が出来ず、申し訳ありません。
 過去の例からして、血流は、血液が貧栄養となりますから、断食するといつも良くなる傾向を示します。脈拍は、血液が貧栄養のためか、高まります。血圧測定は、今回が初めてです。
                 血流       脈拍   血圧
通常時の平均    パターンC(45歳)   58   ?-?

断食翌日の昼    パターンB(30歳)   62  118-75
断食明け翌日の昼 パターンB(30歳)   64  120-74

(注)脈拍が、断食明け翌日の昼の方が早くなったのは、前の晩は腹4分、翌日4時間の農作業で、血液の貧栄養が進んだのかも。なお、塩分補給を意識的に行うと、今回のように脈拍はさほど上がりません。塩分補給しないと、脈拍が68程度になります。

 

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2 コメント

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辛い断食は身体が拒否しているサイン (A・Y)
2015-07-27 18:59:34
はじめまして。断食について調べていたらたどり着きましたが、お辛そうなのでコメントさせていただきます。

私は働き盛りの40歳ですが、朝昼全く何も食べず、22時間以上の断食をして健康そのものです。しかも辛い空腹は全くなく、就寝まで身体は軽快です。日中の血糖値は70前後で、ケトン体質をキープしています。

ですが、昼食などで軽くナッツなど(トマトとか菓子なんかも同じ)を食って血糖値をちょっとでも上げてしまうと、血糖値が100前後になります。すると身体はその血糖値をキープしようとして糖新生を亢進させ、かつ飢餓感を伴う空腹を起こさせるようです。血圧も低下してきてフラフラになることもあります。

どうぞご検察下さい。
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AY様ご忠言有り難うございます (薬屋のおやじ)
2015-07-28 08:55:45
私と同様に1日1食夕食だけの方がみえて心強いです。
これだと空腹感が出る、と物の本にはけっこう書いてあるのですが、小生は全く空腹感が出ず、異常体質なのかと少々心配していました。
ところが、貴兄の場合も同様とのことで安心した次第です。
軽くであっても昼食で炭水化物が入ると、体が重だるくなるのは経験していますが、その仕組みは知りませんでした。
情報提供に感謝申し上げます。
なお、小生の時々断食は、日頃、口が卑しいがために夕食を腹いっぱい食べてしまいますので、それを戒めるために、罰として行う意味合いが強いです。
本来の目的である腸の大掃除は付け足しのようなものです。
AY様のお心遣いに改めて感謝申し上げます。
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