徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

末娘の苦労

2010年01月29日 | アメリカ学校/教育事情
アメリカの現地校でも、日本のように家庭科の授業もあります。
私が中学の時には、中学一年でスモック、二年でスカート、三年でパジャマを作ったのを覚えています。
今、末娘はその家庭科で、ミシンを使ってボクサーパンツなる物を作っています。ボクサーパンツってなんの事かと思ったら、パジャマのズボンのようなウエストゴムの半ズボンです。

アメリカの家庭科の教室には、一人一人にミシンが有り、「順番待ち」なんてことは無いのですよ。設備は素晴らしいです。日本も今はそうなのかな



ただ・・・座る席がいつも同じミシンの席で、末娘の座る席のミシンは糸調子が悪いらしく、下糸が絡まるとブー垂れていました。とは言え、ボビンを横に置くタイプで、ボビンケースも無く下糸の糸調子は合わせる必要が無いタイプのミシン。(これも、今は当たり前) 何が悪いのかは話を聞くだけで分かります。上糸の糸調子を合わせるダイヤルをいじるだけですよね。それでダメなら、修理・・・かな。

とにかく、末娘は先生にどうしたらいいか聞いたそうです。そしたら先生は、「25人も一度に面倒を見るのは初めてなんだから、そんな時間はないわ」と言い放ったそう。確かに末娘のクラスは、例外的にクラスの人数が少し多く、時間割もちょっと変わっている。でもねぇ・・・。
娘は「日本だったら、一クラスもっと多いよっ」と憤慨して帰って来ました。

上糸の糸調子の直し方を教え、それでもうまく縫えなかったら、ママが学校まで行って手伝うと先生にメールするから、と約束しました。
ところが、次の家庭科の授業のあった日、末娘は制作途中のボクサーパンツを持って帰って来ました。基本的に、家には持ってこないで、家庭科の教室においておくのですが、「そんなの関係ないよ、どうせチェックしてないし」とまた怒ってる末娘。
と言うわけで、家のミシンで出来るところまでやり、次の授業の時に持っていきました。「あら、ずいぶん進んだわね」と先生からお言葉を頂戴したそうです。
コメント (12)
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