徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

Our First Thanksgiving Day in USA

2005年11月17日 | サバイバル in America
サンクスギビングとは、日本語で言うと感謝祭。
その昔、ピルグリムと呼ばれるイギリスから自由を求めてアメリカにたどり着いた彼等は、長い航海のため船でなくなる人が多かった。また、無事にたどり着いても栄養状態が悪く、大変な思いをしたらしい。そんな時に、アメリカの原住民であるインディアン達が彼等に食べ物を分け与え、食物の作り方を教えた事に感謝したのがサンクスギビングのはじまりらしい。
このサンクスギビングは普段はバラバラに暮している家族や親戚が集まり、ターキーの丸焼きやパンプキンパイ等を囲んで食事をすると言うのが、定番らしい。

そのピルグリムがたどり着いた町は、私達の初めての駐在地から車で1時間弱の所だった。私達はそんな町の雰囲気を楽しもうかと、アメリカで過ごす初めてのサンクスギビングはドライブに出かけた。
お昼はマクドナルド辺りで、そして夕食にはきっとどこかのレストランでターキーにありつける事を期待して。万が一レストランを見つけれられなくても、スーパーのお総菜コーナーでターキーが買えるだろうと高をくくって出かけた。

ところがである、どこのマクドナルドも閉まっている。トイレをかりようとガソリンスタンドによろうにも、ガソリンスタンドまで閉まっている。
一同「うっそぉ~」と言う感じであった。
もちろん、レストランなんて何処も開いていなかった。
持って行ったポテトチップスを家族でつまみながら、寒々とした秋の景色を眺めたのでありました。夕食は家に帰って、ラーメンだったかな・・・?
これ側が我が家の初めてのサンクスギビング。

これに懲りずに、まさかこれと同じような事をクリスマスにも経験しようとは思いもしなかったのであります。

今年ももうすぐサンクスギビング。我が家ではこのエピソードを思い出しつつ、今年も食事を頂ける事に感謝するのであります。