ニホンミツバチの四季

2010年5月から、ニホンミツバチの飼育開始
そのふしぎな生活を記録します

はちみつのビンづめ作業 

2011-10-21 22:05:32 | 採蜜

採蜜したはちみつのビンづめ作業をしました。

ラベルやラッピングを考えたり、差し上げる方の反応を想像したり、とっても楽しくて、幸せな時間です。

参加いている会が所有する「糖度計」で糖度の測定。

79.4。合格です。

今回は六角ビン。会でお世話していただいて、お値打ちに買えました。

ラベルを貼って、和紙のラッピングをしました。

うまくいったので、ご満悦。

遅くなりましたが、ご近所にお届けします。たくさん作りました。

 

昨日18匹やってきたオオスズメバチ。今日も20匹。油断できません。

夕方、帰宅して、粘着マットを見て、また動いているたくさんのオオスズメバチにビックリでした。


たて箱 巣箱の 採蜜の勉強

2011-10-10 20:53:37 | 採蜜

今日は、参加している会のイベントで「たて箱巣箱の採蜜」の実演で勉強をしました。

(採蜜実演がテントの中で行われたため、ネット越しに写真を撮りました。見にくくてごめんなさい)

右の箱に巣が作られています。 右の巣箱のミツバチを左の巣箱へ移動させます。

<写真をクリックをすると拡大します> 

 

巣板にまだ、ミツバチが付いているので、フイゴで風を送って、追います。

フイゴの中にハッカが入れてあります。嫌いなハッカの香りの風を吹きつけられて、新しい箱の方へ移動します。

 

<写真をクリックをすると拡大します>

 大きな巣板が見えてきました。

<写真をクリックをすると拡大します>

卓上扇風機で風を送って、ハチを追います。

 <写真をクリックをすると拡大します>

そして、1枚ずつ包丁で切って、取り外していきます。

<写真をクリックをすると拡大します>

巣板の真ん中に見えている針金は巣落ち防止のために、もともと巣にかけてあったものです。

上の方にふたがかかっているところに蜜があります。

下の方で盛り上がったふたのあるところに、幼虫がいます。

<写真をクリックをすると拡大します>

今日のイベントは、一般の人を対象にしたものです。

ミツバチの習性やはちみつについての説明に、みなさんとても熱心に聞き入っていらっしゃいました。

自然と人が共に暮らせる社会を願うという会の趣旨も伝わったようです。


採蜜しました

2011-09-25 20:28:29 | 採蜜

昨日の天気予報は、はずれ。採蜜日和でした。

2段分採蜜しました。2段と言っても我が家の巣箱は2段で17センチです。

準備としてはっか水(ハチが嫌いな臭いなので、ハチを散らすときに利用・今日は使いませんでした)と

ミントガム(噛んでいると、ハチよけになる)を準備して、巣落ちに備えてハチマイッターをつけました。

(万一、巣落ちしたときに、ハチが逃げ出さないように付けておきます)

 

天井板をはりがねで切っていくと、一番上の巣が見えます。あまり蜜が貯まっていなくて、カスカスです。

 

上下逆にして、上になった段(元は下の段)の巣箱部分をとったら、ケーキみたいです。

順に切り取って、いきます。なんかとっても幸せな気持ち。

 

蜜が貯まっている部分には、ふたがかかっていますので、まずそれをこそげ落として、

その後巣板のを厚みを半分にするように切ると、蜜が垂れてきます。

 

(ここは、今回は写真が撮れなかったので、春の採蜜時の写真です)

それから、我が家特製の垂れ蜜装置に入れて。あとは果報は寝て待て。

と、思っていたら。しばらく、こなかったオオスズメバチが次から次へとやってきました。

蜜は置いといて、スズメバチ捕獲作戦ヘ。

 

あっと言う間に、トラップとマットに10匹が。

採蜜の香りのせいでしょうか。用心!用心!

 


ざるも布もきれいになりました。第1群はなぜか、なめません。

2011-05-31 22:46:06 | 採蜜

5月22日の採蜜。いろんな道具(ざる、布、おけなど)を順に片付けていきます。

前にも書いたとおり、最後の1滴まで、ミツバチに返します。

蜜でベタベタになった道具が、きれいになっていく様子は、手品のようです。

どれにさわっても、全くベタベタしません。

いろんなbefore  after(ハチがなめる前と後)を掲載します。

どれも、洗ったわけではないのですよ。

      before                             after 

  

       before                             after 

  

     before (これはしっかり蜜をとったあとハチに返しました)  after 

  

こんなふうに、吸っています。

   

ざるはとっても大きいので、こうやって、巣箱の前に置きました。

さっそく、ざるの中にミツバチが入ってきました。

  

 

   みんな、お行儀よく並んでね。       あっ!横から、入らないでよぉ。    

  

うわぁ、上から乗っちゃいやだよ。         これで、いいね。みんな、仲良く!

 

不思議なことに、第2群は大喜びでなめてくれますが、第1群は見向きもしません。

 

 

 


糖度測定しました 79.3度  合格です

2011-05-28 20:14:52 | 採蜜

ハチミツが採れたので、その糖度を測定しました。

糖度計は高価なものなのですが、参加している会にあるので、計らせてもらいます。

まず、0点調整をして、上の丸い部分に蜜をたらします。そしてstartボタンを押すと、

  

79.3度でした。

公正取引委員会のハチミツの規定では、76度以上となっています。

また、78度以上ないと、発酵する可能性があるといわれています。

我が家のハチミツは79.3度なのでOK!!

ミツバチがほんの少しずつの花蜜を集め、口うつしで受け渡しし、羽根を震わせて濃縮させ、

巣穴から巣穴へと写し替えていく。

そうしているうちに、濃い蜜になっていきます。

ミツバチがたいへんな労力をかけて、作ったハチミツです。たった1滴でも無駄にはできません。

ビン詰めをするときに、スプーンや器に付いたほんの少しのハチミツもお湯で溶かしていただきます。

ミツバチに感謝して、ビン詰めをしました。

ラベルを作って、                    うしろ側にもはりました。

  

セイヨウミツバチのハチミツは「レンゲ」とか「アカシア」とか、ひとつの花から蜜を採ってきて、

すぐに採蜜できるので、花の名前が特定できます。

一方、ニホンミツバチは半年~1年かかって集めた蜜なので、いろいろな花の蜜が入っています。

それで「百花蜜」(ひゃっかみつ)と言います。

ちょっとおしゃれに、ラップをしてみました。

 


ハチに糸がからまる

2011-05-26 22:20:32 | 採蜜

大雨が降った日。巣門を小さくして、出かけました。

帰宅して、巣箱をのぞくと、なっ、なっ、なに!??

その小さな巣門から黄色い糸状のものが出ています。

しかもそれが、なんだか、動いているようにも見えます。

急いで、小さい巣門を開けました。

 

どんな生き物が巣箱に入ったのか、と大あわてで、うしろのふたを開けました。

あ~~!そうだった!今朝、出かけるときに、蜜のついた「こし布」を巣箱に入れたんだった。

その布の端がほつれたんだ。糸がからんでしまったハチもいます。

ごめんね、ごめんね。今、糸をきるから。

ハサミで糸を切ったら、あっという間に、解決。よかった。

 

これは、こんなことだったのです。

小さな巣のはし切れを 小さなざるに入れて、蜜をこしました。

そのこし布は蜜でベタベタ。

それを巣箱に入れておくと ミツバチがその蜜を吸って、ほらこんなに。

洗ったときほどにきれいになります。

でも、布のはしの始末がしてなかったので、ハチに迷惑をかけてしましましたのです。

反省、反省。急いで、チクチク。三つ折にして、はしの始末をしました。

これで大丈夫。

 

携帯電話のストラップ。こんなかわいいハチさんです。


くず蜜はミツバチに返します

2011-05-25 22:32:49 | 採蜜

たれ蜜を採ったあと、巣にはまだ蜜が少し、ついています。

それから、「ざる」や「こし布」などの道具にも蜜がついています。

また、蜜を採った巣箱の天井板にも蜜がついています。 拡大すると、ほら、こんなに!

 

これらの少量の蜜は人の手ではとうてい採れないのですが、

ハチに返してやって、ミツバチがなめると、

ほおら、こんなに、カラカラに吸いとってしまいます。

巣穴の中の中まで、少しものこらず吸いとってるので、

さわるとベタつく、ということもありません。

滑走台に採蜜中の蜜がほんの一滴、落ちました。

それを見つけたミツバチが2匹で仲良く吸っています。 

口から出ているオレンジ色のものが舌です。舌を伸ばして、蜜を吸います。

 

  

跡形もなく(あとは残っていますね)、きれいに吸いとってしまいます。

でも、こうしてやっているうちに失敗をしてしまいました。

そのお話はまた、明日!


たれ蜜を とります

2011-05-23 21:34:26 | 採蜜

はちみつを採るというと、遠心分離機で集めるセイヨウミツバチの方法をイメージされるのかもしれません。

私自身「巣を採る」「たれ蜜を採る」ということを知らなかったので、驚きました。

昨日の続きから。

重箱には、針金が十字に渡してあります。

 

この針金をペンチで切って引っ張ると              ほら、このとおり!巣が崩れました。

  

今度は 巣を包丁で切って重箱からはずしていきます。

そして、巣のふたをこそげ、落とします。

(ざるの中の巣のように蜜にはふたがかかっています。手に持っているのは、ふたをとった後)

次にこの巣を真ん中から半分に、切ります。すると、蜜が垂れてきます。

真ん中というのは、以前、逃亡群が残した空の巣でみると、こんな感じ。

両側から巣がつくられているのが、わかります。

こうやって くずした巣をざるに入れて、蜜が垂れてくるのを待ちます。

下には、ざるにこし布を敷いてあるので、きれいに濾されます。

そして、待っていると、ほら、こんな美しい。賜ものです。

 

採蜜で早起きした朝。トマトの葉に朝露がきれいでした。

  

 


今日は 採蜜です!!

2011-05-22 22:39:56 | 採蜜

今日は採蜜。1年に2回、ハチさんからの贈り物をいただく日です。

ミツバチが動き出す前が、仕事がやりやすいと聞いたので、朝5時に起きました。でもハチの方が早起きでした。

まず、天井板を止めている釘をはずし、重箱の段をつないで止めている棒を取り去ります。

  

そして 天井板の下に針金を入れて、ようかんを切るように巣を切っていきます。

固いので、巣箱の下をしっかり支えていないといけません。

去年は針金を直接持って切ったので、力が入りにくく、指が痛かったという反省から、針金に取っ手をつけました。

グッドアイディアでしょ!                             ↓これで 巣を切っていきます。

   

ほら!巣が見えました。                             

   

蜜がいっぱい入っています。 でも 去年切ったときのこの面の写真(右)と比べると両端がからっぽで、

巣全体から蜜がなくなっています。

冬越しのためにミツバチが食べて、生きながらえていたということです。

 

それに、去年のこの面は黄色い。花粉があったのですが、今年は、黄色い色はまったくありませんでした。

取った天井板はこんなふうです。この天井板に巣がしっかり張り付いているわけです。

巣門を真南に向けて、巣箱は置いてあります。巣は南北に作られているということです。

(写真上が南、下が北です)

天井板についている蜜の残りはハチたちが、きれいに吸います。その報告はまた明日。

それから・・・第2群が昨日に引き続き、今日もまた分蜂しました。びっくり!!

この報告も、また後日。