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ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

Rechargeable Lights week

2009-10-10 23:09:28 | ウガンダ / しごとのこと
医療機器ではないけれど。
院内にある壊れている Rechargeable Light を集めたらけっこうあった。実際はもっと眠っている。



もともとは看護部からの依頼。
医療機器ではないけれど停電が頻繁のここソロティで、充電式ライトは夜勤務に必須のアイテム。
いつのころからか分らないけれどずっと修理がなされていないから看護部からの苦情も多かった。
それでこれくらいの修理なら予算も少ないし、わたしの力でできると判断したため一挙取りかかることに。

部品等の予算申請を一度にしたいからと2週間の猶予期間で看護部長に集めてもらった。


10個中7個はトッププラグ要交換。


ウガンダでは左の3Pプラグが一般的に使われている。
それでも2ピンタイプのプラグも使えてて、実際2ピンの電化製品は多い。
でも経験上から正しい取扱いをしないとすぐに壊れる。
シスターもこの2ピンのプラグを嫌がる。
写真のようにぜーんぶ先っぽがないっ!

でもなぜか誰が変えたか分からないけれど、2ピンをまた2ピンに変えている。
まー、それでも使えるんだけども。

わたしは壊れた2ピンは全部3ピンのに変えることに。

続いてチューブの交換。
バッテリーのストックは病院のストアーにいっぱいあるものの(ライト一個につき予備バッテリー一個)チューブのストックがない。
今まで変えた形跡がない。おそらくこの長さのチューブが町の電気やさんで手に入りにくいからと思う。
でもでも、オブラ氏は知っている。ローカルの電気やさんをいっぱい。
チューブ一個3000シル。1箱10個入りで25000シル。
そりゃあ箱で買うでしょう!
余りはストアーでストックするからと言ってお金もらった。

続いてバッテリー交換。


めんどくさい!
日本の病院でバッテリー交換っていったらクリップがついてて楽ちんなのに。
なんてったって、わざわざハンダですもの。。
でも技士らしいことをしていて好きだなぁ、こういう作業もね。


無事、終了しましたー。




納得いかない!

2009-10-05 23:47:38 | ウガンダ / しごとのこと
今に始まったことではないけれど、ある程度ソロティ病院に物心ついた頃(??)からとっても納得いかないことがある。

それは、この国に存在する”allowance”というシステム。所謂日当。
会議に出席するだけでもらえるお金。ランチサービス。などなど。


先月のこと、わたしもワークショップのマネージャーからワークショップミーティングの案内をもらって
(しかも当日・・←その日は予定あったのに、これも納得いかない!)出席、ランドマークホテルへ。
会議の内容は、ワークショップに入ってくる予算をどのように管理していくかっていうことで
管轄地域の病院、ヘルスセンターの病院長や事務長、エンジニアが集まって話し合ったわけだけども。
わたしは、もうワークショップとは離れてしまったし、お金が入ってきてそれでスペアパーツが買えて、
ちゃんと修理もしくはフィードバックしてくれればそれでいいわけで。


納得いかないのはそのあと。
本来ならば朝から出席していなければならなかったelectrician、昼ごろ都合よく電話してきて、
「今、ランドマークホテルにいる?」

そう聞いてきたと思ったらふと現れてランチ(もちろん会議には出席していない)。
それからしっかりallowanceももらって帰ってった(怒!!
回りの人は誰も何も言わない。
しかもそのallowance、50,000シル(2,500円)というこの国では決して少額ではないもの。

マネージャーはボランティアのわたしにも当たり前のようにallowanceを渡そうとしたけれど、
立場上、そんな大金受け取れない。
事務長にも相談したけれど、予算に入ってるものだからと言われて受け取ったはものの、
自分のポケットに入れることはできず、このお金を何かの形で病院に貢献しようと思い、
これは病院の中のわたし自身の活動費用に充てることに。
たとえば、簡易マニュアルを作成したのをラミネートしたりとか、ちょっとした修理するのにちょっとした部品とか。

そうやってお金がない、お金がない!と言って仕事しない
→やるべきことを忘れる→そんなの聞いてない、知らないと簡単に言う
事務長が電話しても職場にすら来ない。

病院にelectricianは彼一人。彼が仕事しないと何も動かない。
今から行くと言って来ない。電話にすら出ない。
給料をしっかりもらっていて、この責任感のなさは本当に許せない。
会議には出席せずランチして50,000シルもらって、本当に納得いかない。
こういうシステムがある限り、せめて時間通りに来て最後まで出席した人に渡すべきだと思う。


この間、もろもろ修理するのに病院予算でトッププラグを10個買って、
10個買うからまけてくれないかと町の電気やさんと交渉してみたけれど、交渉不成立で、
でも電気やさんはまけてあげられないけれど1,000シルあげるからこれでソーダでも買いな!って1,000シルくれた。
わたしは、その1,000シル(50円)すら自分のポケットにいれることはできず、
何か病院内で必要なときに使おうとキープしているというのに。




ソロティ病院の多忙な日々

2009-09-17 22:57:43 | ウガンダ / しごとのこと
ウガンダに来て、ソロティに来て今まででいちばん

多忙な日々を送ってるかもしれない・・(笑。

最近は、朝9時に出勤、お昼ごはんも14時半くらいまで取れなかったり、お昼休憩は一時間、それから夕方5時過ぎまで病院内にいる。

日本の勤務状態からしたらごくごくフツーのフツーの生活。

でもね、最初のころなんて朝11時くらいに出勤して2時間くらい病院にいたらいい方で、13時~15時くらいまで昼休憩。うちに帰っちゃった日にはもう暑くてそのまま病院に戻れなかったり、なんか資料集めと思ってインターネットカフェ行っちゃったり・・。

ダメダメ!と思いつつどう動いていったらよいか分からなかった。

でもやっと、少しずつだけどいい感じで動いてる気がする。

各病棟から出る機器の不具合を、今までは直接ワークショップへとまわされていたけれど、それがそもそも良くなかった。ワークショップのスタッフはソロティ病院だけが職場ではなくって近隣県いくつかの病院、ヘルスセンターを管轄しているから多分彼らはいろんなところへ行って仕事している(はず、そうしなきゃいけないんだけど・・)。だから必ずディレイが生じるし、いつまで経っても修理されていない。大きな機器で修理にお金がかかるというならまだしも、そうではなくプラグやケーブルなどローカルで部品が手に入るものすら放置。
で、まだ修理されないんだけど!!とナースが不満を言ってくるのは、言いやすいわたし。
もう頭にきたわたしは、いいかげんにして!と思って大胆にシステムを変える方針へ。

ワークショップに修理依頼をまわす前に、病院内で解決できることは解決したい。と真っ先に病院長へ提案。
それからそうは言ったものの、わたしは電気的な修理は苦手なため今までの仕事状況を見てきた中で、毎日病院にいて経験も豊富で病院側からも頼りにされているオブラ氏と組んで働きたいとわがままを言ってみた。

病院長、オブラ氏、ワークショップマネージャーからすんなりとOKをもらい、なんとなくわたしの中で思い描いている方向へ進み始めたわけです。

だから忙しい!
こんなに仕事があって(しかもほとんどは少額修理で終わる)今までワークショップは何やってたんだ!!と思うほど。

>病棟から出てきたComplaints formはわたしが事務長から毎朝直接受け取り、まずは病棟へ行き看護婦長の話を聞く

 ↓

>わたしがその場で解決できることはその場で解決

 ↓

>修理が必要なものはオブラ氏に相談、一緒にみてもらい助言をもらう

 ↓

>ローカルで部品が手に入るものはその場で修理方向へ
オブラ氏から必要な部品、どこで買えるかなど情報をもらい、わたしが電気やさんへ行ってその部品が手に入るかと値段をチェック。

 ↓

>病院へリクエストしてお金をもらって買い物へ

 ↓

>部品が手に入ったらオブラ氏が修理



問題はわたしたちの部屋がないから毎日青空修理ってことなんだけどー(笑。
わたしの頭の上を凶暴ブヨがブンブン飛んでるのが一番の悩み。いつか刺されたりしないかと・・。

そんな感じで毎日一つずつ仕事が片付いていってる。スッキリ!!

週の半分は部品の買出しに行ってるため、町の電気やさんとも仲良しに。
いいことたくさん。

でも、こうやって小さな部品を毎日ちょこちょことリクエストしてお金もらって買出し行って、ってしてるから効率は良くないのよね・・
とにかく、わたしは疲れる。でも今はそれで仕事が進むなら、と思って頑張れる。

もう少し症例が出たらまとめて細かい部品などストックしておけるように、それから毎回苦手な英語でリクエスト書かなくてすむように、予算申請あげてみようと思う。

そしていつかわたしたちの部屋がもらえますように・・



BP Machine と Stethoscope 集めています。

2009-09-02 22:21:33 | ウガンダ / しごとのこと
ムバレ病院のK子さんが以前に「血圧計・聴診器修理キャンペーン」やったよ、
っていうのを聞いていて、わたしもやってみたいっ!!

と思ってたところ、内科病棟のシスターから・・

「壊れて使ってない血圧計と聴診器がこんなにあるのよ~。とりあえず持ってって。修理できないものは返さなくていいから~。」
もってけ泥棒~的にでっかいショッピングバッグみたいなのにどさっと渡されました。

こんなに仕事くれるの~嬉しい~(笑、わたし。

とりあえず絶対修理して返して、と言われていないから気分が楽。
ワークショップの人たちに頼らなくてもひとりでできるから気分が楽。

修理というより半分くらいは、それぞれの生きてる部品をかき集めて一つ完成。また一つ完成、風に。

聴診器のドラムの部分が破れてしまってるものに関しては、レントゲン室から不要のフィルムもらってきて工作。
わたしの日本から持ってきて使ってるクリアファイルを目にした看護部長は、ウガンダのはソフトすぎて使えないとわたしのコレを狙ってたんだけど、まずはこの国で手に入るもので解決させるのが第一だから、レントゲンのフィルムで完成させた聴診器を見せて納得してもらう。

血圧計はウガンダの臨床工学技士K子さんとYさんに来てもらって、調整方法の指導をしてもらったので少しずついじり始めたところ。


こんな小さな医療機器?!でも使える状態にして病棟に持ってくと、かなり喜んでくれたのですごく嬉しい。
・・と同時にどこに隠してたんだ??っていうほど壊れた聴診器と血圧計が出てくる出てくる!

最近、自分のペースでできるこういう仕事が楽しくって、
病棟歩きまくって、いろんな部屋入りまくって、不思議なダンボール開けまくって、

使えそうな部品、集めてます。


そうやって各病棟をちょこちょこうろうろうろうろして、入り浸れそうな雰囲気だったらその日一日はその病棟で過ごして、患者さんが少なくってシスターも暇そうだったらその病棟でお茶して。

そう、ワークショップを脱出して病院に逃げてきたわたしは、自分のくつろげるオフィスがないのです・・(悲。

だから普段は事務室みたいなところで作業したりしているわけだけども、なんとも会議の多いこの病院。そのたび事務室を使うため、わたしは追い出されるわけです・・(悲。


でも最近は、わたしがあまりにも病棟をうろうろしているからか、各シスターがミチコの部屋はないの??と心配してくれる。嬉しいよー・・(涙。

そんなこんなで、つい先日、事務室にある机の鍵のかかる引き出し1こ確保!
小さな工具とか書類とかはここにしまえるようになった。
第一歩です。


そしてついに今日、看護部長がこんなわたしの状況を理解してくれて、わたしがいるときはこの部屋(看護部長室、2部屋ある)を使ってくれていいよと言ってくれた。
その流れで病院長に話をしてくれ、あなたの部屋を探したいと言ってくれた。病院長は先月アルア病院から変わってきたばかりでまだこの病院のことがあまり分からないから、少し探す時間が欲しいって返答。


また第一歩です。

新しい病院長、以前保健省にいた専門家の方とも面識があるらしく、とても話しやすかったので安心しました。

自分の場所が見つかるまで、まだまだうろうろうろうろする日々は続きそうです。。。






Autoclave Training @CNE

2009-08-03 21:27:08 | ウガンダ / しごとのこと
先週の火曜日、初めて勉強会らしいものをCNEで行いました。
当日は、さすがは看護士さん!10分遅れくらいで始めることができました。パチパチ。

内容は
・使用前の注意事項(チェックする点とか)
・簡単な使用方法
・クリーニング
・トラブルシューティング

と一時間に亘って行いました。

最後の質疑応答では具体的な質問が出てきてやった甲斐があったかなと思うような内容でした。
・タンクに入れる水は何を使用したらいいか
・その交換頻度は?
・一連の流れはどれくらい時間がかかるか
などなど。

・トラブルシューティングを機器に貼ってすぐ見れるようにしてはどうか?
という案も出てきたので簡単なトラブルシューティングを添付用に作り直し、看護部長にも見てもらいました。あとはラミネートして貼っていきます。



写真は、初めてデジカメを使う看護部長にお願いして撮ってもらったら、ちょっと遠いけど・・・

今回のCNEには病院付属の看護学校の校長も来ていて、学校の生徒たちにも講義したいからデータをくれないかと言われ、喜んで渡しました。
そのとき看護学校の校長室に呼ばれて行き、タイミングよく10時のお茶の時間だったので一緒にごちそうになりました。
さらに看護学校と病院は歩いても10分くらいの距離なのに、車のお迎えが来てマイクロバスに乗客はわたしだけで申し訳なかったです・・(笑。

でも、今後病院に入ってくる看護学生を育てる先生とコンタクトが取れるのはいい機会になるかなぁ~と思いました。


それから今回思ったのは、もともとわたしは修理が得意なわけじゃないし、さらに見たこともない機器なんてもってのほかだし、だからこうやって看護士さんと一緒にどうやったら機器が壊れないように安全に、効果的に使えるか?に目を向けていくのがわたしのできることではないかってことで、
そう方向性を少し変えたら少しまた先がみえたような気がします。

だってー、、、
ワークショップのメンバーといると、
・すぐに言い訳するし、
・返事をしてもやらないし、
・明日~とかどんどん延ばすし(いつになったらやるんだ!)、
・管理はされないし(そこを改善したくて最初のころからずっと言い続けてるのに!)、
・チームワークもなってなく(そこも何度も言い続けてきた!)

そうやってわたしのストレスはたまり、自分自身のモチベーションも下がり、周りにもいい影響を与えず、悪循環。
だから決めた!方向性を変える!そしてもういちどチャレンジ!





告知

2009-07-28 00:13:29 | ウガンダ / しごとのこと
最近オートクレーブのComplaints Formが多く、それも見に行くけど機器自体は壊れていない。
使い方の問題です。

だったので看護部長に現状を伝え、一度勉強会をしてみたいと提案したところ快く引き受けてくれました。
それで来月くらいに日程を組んで下さいとお願いしてたハズなんだけどー。

先週のCNE(毎週シスターたちが開いてる勉強会)があった火曜日に看護部長室を訪れると、
「今日のCNEで次回はミチコがオートクレーブで発表するからねとアナウンスしたよ!」

って1週間後だなんて聞いてないんですけどーーーー
思わず、「えぇぇぇ~~~っ!!!」と叫んでしまった後に一気に気合いが↑↑
ここまで看護部にセッティングしてもらったんだからこれはチャンス!

週末リゾートで仕事がはかどったせいか資料も準備できた。
病院のプロジェクターも借り使えることを確認もした。
カンペ用の原稿も作ったのであとはすらすら読めるよう練習しよう。

ますますNTCのテクニカルクラスでやった過去のプレゼンが役に立ってて嬉しい。




病院の掲示板。
明日8時~ Antenatal clinicでやります。
さて、どんな勉強会になるか楽しみです♪



ECG Training @Mental Ward

2009-07-23 23:18:46 | ウガンダ / しごとのこと
一時帰国する前にダンボールにしまいっ放しになっていた心電計を出してきて、使える状態にしたはいいけど使える人がいない・・

ってことでやっと勉強会を開催することに。

ウガンダの病院に来て感じていることは、
説明書があっても読もうとしない!分からないものは分からないまま!やってもらうまでそのまま!
って感じで永遠に放置状態に。

そういえば。
この勉強会を予定したにも関わらず、わたしが一時帰国することになりできなくなったことを謝りに行った時も、
「ミチコが数ヶ月延ばすことは全然問題じゃないよ。これまで何年もの間倉庫に閉まってあったんだから。」

と、慰められたのか説得させられたのか?よく分からなかったけど、そこがまた問題なんだよなーって感じだし・・。


だから、わたしが説明書(英語なんだからあなたたちの方が分かるでしょ!って思うけど)読んで自分自身が理解してからだったから時間がかかる。
さらに言葉(わたしの英語力)で全部を話すことも不可能だったため、パワーポイントで資料を準備しました。
こんなとき、NTCのテクニカルクラスのプレゼンでやったことを思い出して、少しは役に立ってるんだなぁと思う。


さて当日。14時~と約束の時間に行ってみたら・・
「わたしたちまだなの~ランチ♪ これからちゃっちゃと行ってくるからごめんね!」

って・・。ま~じ~でぇぇぇ~~~!!!

時間通りいかないのはもういいんだけど、約束の時間からランチに行こうだなんて想像もしなかったよー。
でもほんとに30分くらいで帰って来て、結果的には一時間以内には始められたからいいほうですね(笑。


内容は
・心電計の目的
・準備
・使用方法(機器の使い方と心電図電極の貼り方など)
・メンテナンス(というよりは掃除と片付けを強調!)

と、少人数(スタッフ6人)で実際に一人には患者となって横になってもらい心電図をとりました。
しかし、この病棟(精神科)。ナースじゃなくてテクニカルスタッフのため男性陣ばかりで、ちっこい部屋にちょっと暑苦しかったです・・。
ちなみに患者役のスタッフも小太りで電極の貼る位置がうまく説明できないぶよぶよさ・・。

なにはともわれ、おもしろかったです。



心電計が終わったら今度は脳波計もやってほしいと言われ、嬉しい限り。
脳波計もちゃっかりダンボールの中でおとなしく眠ってる・・。

脳波計なんて学生時代に実習でちょっと触ったことがあるくらいなのに!
「ごめんね~、脳波計使ったことないからちゃんとできるか分からないよ~」
って曖昧に流してたら、説明書あるからまずあなたが勉強してそれでわたしたちに教えて、だって。。。
だ~か~ら~!あなたたちも読んで勉強するんだってばっ!!

まっ、でもこうやって頼りにされることは嬉しいことかもしれません。


さらに他の病棟のスタッフからは、心電図をとりたい患者さんがいるから月曜日10時~お願いね、と依頼がありまた嬉しい限り。

心電計を扱うのは初めてなんだけど、日本で心臓カテーテル室で働いてたこともあり少しは身近な存在であったことが何より。


何もしなければ何もしないで終わってしまうけれど、
こうやって少しずつ活動範囲が広がっていくのかな~

と感じる今日この頃です。





annual party @EKEKU Village

2009-07-19 20:09:48 | ウガンダ / しごとのこと
金曜日の夜は我が病院の *annual party* があり参加してきました。

会場は病院から車で15分くらいのEKEKU Village。
19時に病院から送迎バスが出るというからちょい過ぎくらいに行ってみたけど、やっぱりバスは遅れてきて結局着いたのは20時くらい。
それにしてもこの送迎バス、どこにあったんだ?!と驚くくらい立派(新車??)なマイクロバスだった。
それから特に女性スタッフはここぞとばかりに派手派手なゴメス(民族衣装)やドレスでお洒落していて、いちよぉ場をわきまえてワンピース着て行ったわたしだけど及ばず・・(笑。

そういえば、この間のカンパラ滞在でいつか結婚式にお呼ばれした時ようにとドレスをオーダーしているのだけど、まだ取りに行けてなくて今回のに間に合わず。
来年こそはウガンダ女性と同等勝負になるくらいドレスアップしていってやるぞーっ!!

パーティーは、院長や病院付属の看護学校の校長着任あいさつなどが長々とあって(こっちの人はとにかく話が長い!!)
普段クールな院長も力いっぱい演説?!しているんだもんなー。

それからやっと食事。ブッフェスタイルのウガ飯でどれもこれもおいしかった。

それからお決まりの?ウガンダ人にとってこれだけは外せない?ダンシング!!
わたしは外科病棟の仲良しシスターのシルビアと一緒に行動してましたが、彼女はもうそれはそれは踊るのが大好きでずーっと踊ってました。しかもわたし道連れ・・。
0時過ぎても終りそうにないし、夜勤に戻るシスターたちのために送迎バスが病院まで出るというのに乗っかって、それからわたしは特別うちまで送迎してもらって0時半帰宅。もうネムネムでした・・。
宴はあのあと3時まで続いたらしーよー。ゾッ・・・とする(笑。

EKEKU Villageは名の如く町からちょっと離れた村の中にあり、その辺一帯がちょっとした村リゾートみたいに開拓してある素敵な場所でした。
今回は夜だったため真っ暗で写真なしですが、今度昼行ってレポートします。
帰りは、満点の星屑に感動しちゃいました☆流れ星もたくさん


みんなたくさんお酒飲んで踊って、わいわいきゃはきゃはやってハイテンションなのにこれから病棟戻って大丈夫かい??
ちょっと夜勤帯が心配になってしまいました・・・
が、ここの人たち、朝からいつでもハイテンション(病棟でも踊り出すくらい)だから大丈夫か!



Good work

2009-05-21 23:05:45 | ウガンダ / しごとのこと
今日の事務長オティムさんとの会話は衝撃的でした。

「Become fat!!」

むふっ。いつもの
「You are smart!!」 は??

病院のキャンティーンでたまたま一緒になったサトコとランチしてるとき
「最近どんどん太ってくよーーー」
と彼女は二の腕をぷにょぷにょさせていて、
「痩せたね・・って心配されるより太ってるほうがいいよ~」
って会話したのを思い出して可笑しくなった。

きっと、今わたしは調子がいいのだ。



ここのところ毎日(のように・・)オティムさんのところへ行ってます。
各病棟のComplaint Formを私がチェックしたいから他のエンジニアには直接渡さないで、
と決めたのがきっかけ。
これでオティムさんとは毎日会話ができる環境ができ
今日はこれやったあれやっただとか、どこどこの病棟へ行っただとか、
今度はこれやるつもりあれやるつもりだとか、
逐次報告している。

今日はENT(耳鼻咽喉科)の血圧計を修理したことと、
来週には精神科病棟で心電計のトレーニングを予定していることを報告。
でも実際血圧計を修理したのは他のエンジニアだと言っても

「Good work!!」

良い仕事してるからあした豚を食べに連れて行ってあげるよ!ボス(病院長)も一緒に。
と、とっても笑顔で言ってくれて

こういう一言があるから頑張れるのだと思う。

特に何をしたというわけでもないし、何かをしているという満足感でもないし。
それでも毎日顔を出すこと。話すこと。

きっと、そういうことなんだなぁ、と思う。




Installation @Mental Ward

2009-05-15 01:35:09 | ウガンダ / しごとのこと
先週、精神科病棟の医療機器調査をしていて、ここにきてついにお宝を発見してしまいました。
今まで回ってきた病棟は、清掃の行き届いていない機器や一部部品がないまま動いてる機器、はたまた壊れてしまってそのままになっている機器、それから使用方法分からず放置されたまま埃被った機器・・
等等で、思わず「ふぅ~。。」とため息が出てしまうそんな環境に慣れてしまいつつあった今日この頃でしたが・・
ついに!!見付けました!!



病棟の倉庫。ダンボールの中。その中身は何??何が入ってる??
全部ダンボールの中を開けてチェックしました。
一緒に見て回った病棟のスタッフは「一度開けたけど使い方分からないし一度も使ってないよ~ははは~」とニコニコ。
そのきれーーーに閉まってある中身の正体は、吸引器と心電計。
しかも吸引器のボトルが予備に6つもあるし、心電計なんて4つも!
このボトル、シアターやマタニティーに持っていったら絶対喜ばれるだろうなぁ・・
この心電計、精神科病棟で4つも必要ある?普通、検査室とかにあるもんじゃあ・・
と小言言ってみたけれど、ここのスタッフもまた自分たちの病棟にもらったものという意識があって、わたしの一言だけではなかなか移動は難しそう。
自分の部署のものはあまり他の部署に貸したがらず、たとえ余っていてもストックしておきたいという病棟側の意見は日本もウガンダも同じ感じがする。

それと一番の問題は援助する側。送るだけ送ってきても後始末は??
必要な部署に必要なものを設置して使用方法を説明して、実際現場で使われるようにならないと本当の援助とは言えない気がする。

そして今回、この吸引器と心電計を新しく設置しました。

*Suction Pump/FAZZINI/ITALY*

*Electrocardiograph/ET MEDICAL/ITALY*

といっても決して難しいものではなくただマニュアル通りに組み立てるだけでした。
(幸いマニュアルもきれーーーに閉まってあったので)

これから吸引器には簡易マニュアルを作って取り付け、心電計に関しては新しい機器なので日程を調整して資料を作成して勉強会開催予定という方向性にしました。

今回は、ひとりでやったので自分にジェル塗って座ったまま12誘導とって受け入れ試験としたけど、今度は誰か寝かせて臨床試験しなくっちゃ。