goo blog サービス終了のお知らせ 

ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

新居へ・・

2010-07-11 15:11:32 | ウガンダ / しごとのこと
引っ越ししました!



活動先を病院に移してから早一年。
エンジニアリング・デパートメントの必要性を少しずつ少しずつ院長、看護部長に話をしてきて
ようやく。長かった居候生活を離れることとなりました。

とりあえず。部屋を確保できたことが何より。

当初、もらえる予定だった倉庫みたいな部屋ではなく、ちゃんとした?部屋をもらえたことが予想外の展開。
ここまでこれたのは、看護部長をはじめ看護部の協力があったからと思う。
もともと看護部の問題を解決しようと提案したものだったけど、ひとりだと何も動かすことはできなかった。
スタッフの一員として受け入れてもらっているものの、一人の、
しかも外国人がこれまであったシステムを変えることはそう簡単にできることではない、
と今あらためて思う。

この一年間、何もしてこなかったわけではなく、
すでにエンジニアリング・デパートメントを立ち上げ動き始めている他病院のシステムを紹介したり
自ら院内を回って使えそうな部屋を見つけてきてはリクエストしたり。
それでも院長の理解を得られなかったのは、私のひとりよがりだったからと思う。

最後の一ヶ月は、周囲を大いに巻き込んだ。
看護部長が自ら部屋を探して回ってくれ、さらに部屋を空けてもらえるよう交渉までしてくれた。
それでも院長の理解を得ることはできず、看護部長、さらに他のインチャージも巻き込んで
何度も院長室に出向いた。
院長の理解がなかなか得られなかったのが悔しくて悔しくて何度も泣きそうになったけど、
それよりも看護部長の一言が一気に私を泣かせた。

「ミチコは今私たちが抱えてる問題を解決しようといろいろ提案してくれたけど、システムを変えることはできなかった。
それでも彼女は彼女のできることで、機器が壊れないようにユーザートレーニングをして、
機器のメンテナンス方法を私たちに教えてくれている。
そしてみんな知っているようにミチコには部屋がない。私の机も使わせてあげたし、アカウントオフィス使ったり、
外来のドクターの部屋使ったり、とにかく彼女はいつも病院内を歩き回っている。ミチコの部屋を作りたい。」

これは私たちの作戦会議にはなかったセリフで、本当に驚いた、し、感動した。
これまでの活動を見てくれている人は見てくれている、と感じた瞬間だった。

さらに、外来のシスターから使ってないのがあるから、と机と椅子をくれた。
シェルフも倉庫からゲットした。
セキュリティー上のバーグラープルーフとカーテンをリクエストしたらお金もおりた。

「エンジニアリング・デパートメント」というよりは、
「ミチコの部屋」というほうが周りには強いみたいだけど(笑

協力してくれた看護部とは、ひとまず第一ステップおめでとう!これから少しずつシステム作りをしていこう!
と喜びを分かち合った。
ここまできたからには、エンジニアリング・デパートメントの重要性を院内に定着させるのは
私の役目、かなと思う。
病院内の医療機器管理が少しでもスムーズに動くようにシステムを作って
看護部の不満が少しでも解消され、エンジニア部のモチベーションが少しでも上がり
病院内にチームワークが出来上がってくることが、私の願い。

残り半年、どこまでカタチとなるか。



酸素(エネルギー)不足中・・

2010-04-28 03:12:02 | ウガンダ / しごとのこと
病院のメインストア前に寝っ転がるオキシジェンシリンダー、給油すべくカンパラ行き待ち中。。



確かこの写真を撮ったのはもう3週間も前で、でも実際は一ヶ月以上このありさま。
院長に話したら、カンパラへ持って行くトランスポートが確保できたら・・っていったい何待ちでしょう??

病院には、ガス配管システムはありません。呼吸器はありません。
酸素が必要な患者さんには、病院に7台ある酸素濃縮器を使っている。
停電の多い中、電源確保ができなければシリンダーを使うほかありません(アンビューはあります)。

***

ついでに私も只今エネルギー不足中です・・
まーーーったく気が入りません。
それもこれも、病院内がゴタゴタしているせい。あー、巻き込まれたくなーい!



マダサキハナガソウヨネ・・(-.-) フム

ちょっと外出したほうが良さそう・・




お魚焼いてるせい

2010-04-16 05:40:48 | ウガンダ / しごとのこと
去年ドネーションされてから使われていないのがずーーっと気になってた、眼科のオートクレーブ。

その理由はただひとつ、使い方が分からないから。

ユーザートレーニングを計画してかれこれ・・・数ヶ月。
やーーっと眼科スタッフも集まってくれて実現できました。
あす、眼科でオートクレーブのユーザートレーニングやるから、とオブラ氏に伝えたところ
自分も行く、と来てくれ協力してくれたのもうれしかった。



よかったよかった、このままホッタラカシになるとこでした。

***

機械のデモンストレーション中、なんだか焦げくさい!ってしかも真剣に、、確かに。
機械の特徴(高圧、高温)で多少はあってもおかしくないんだけど。

焦げくさい原因はコチラでした→



病棟前の樹のしたで患者さんのかぞくがお魚焼いてました~。スタッフみんなで大笑い^^
お昼近くになるとあちこちでいい匂いがプンプンしてきます。
病院食はありません。患者さんのかぞくが自分たちで作るのです。

今度、きょうのお昼ごはんは何ですか?突撃インタビューしてみようかな♪



病院案内

2010-03-25 02:28:06 | ウガンダ / しごとのこと
3月初めにムピジのゴンベ病院を訪れたときのこと。

去年、ブタレジャのブソロエ病院を訪れたときに見た病院とまーーーったく雰囲気が一緒、ってことに驚きました。
聞くところによると、この造りの病院はロシアが建てたものらしくウガンダ国内に、まーーーったく同じ造りで点在しているよう。




この建物が建てられた時代にバリアフリーのスロープが出来ていること
待合室も広々とした空間で、案内人のかわいいおじいちゃんがいること
廊下にゴミ箱が設置されていること

箱型の建物の中にいると、ちゃんと『病院』って感じがしてなんかいいなあ。
全病棟がちゃんと渡り廊下で繋がってて、雨が降ったってうろうろできる。

うちの病院なんて・・・

ひとつひとつ病棟が離れてるから、雨降ったらもう動けません。
雨が降りそう、になったらまず自分の居心地のいい場所に避難なのです・・。


そしてそして、、



本日生まれたばかりの双子ちゃんに、ついつい笑顔がこぼれる。
ウガンダの赤ちゃんだって、生まれたばかりは白いのよ♪(日に日にコンガリしてきます・・)


最後は、、



この日のために用意していただいたキャンティーンのランチが、ほんとおいしかった!
キャッサバと豆を煮たカトゴと呼ばれるもの初めて食べたし、
(私は、朝ごはんで食べるマトケを煮たものをカトゴと言う料理だと思ってたけど、カトゴにもいろんな種があるみたいね。)
ピンク色のジーナッツソースもまた、ソロティのベージュのそれとは違ってたし、
相変わらず、マトケとキャベツの炒め物はおいしかったし(笑。
もちろん、おかわりおかわり!しましたよ。


ああ。それにしたって、どうしてこの病院は画(エ)になるのでしょうか。
ソロティ病院も視点を変えてみたら画(エ)になる写真が撮れるかな?

今度、カメラ片手に歩いてみることにします。




Attendance List

2010-02-18 04:19:14 | ウガンダ / しごとのこと
今年に入って始めた医療機器の勉強会、CPD
周囲の協力(とりわけ看護部長)を得て、今回でなんとか5回目を終了した。

CPDが始まって以来、毎回付けているAttendance List。
もともと看護部で使用していたものをそのまま使わせてもらっている。



初回の出席者数が25人、2回3回と35人を越え、4回目には45人を超えた。

そんな調子で、シスターと私との間にも勉強会に対するいい雰囲気が出来上がってきていたから
正直、今週は準備時間ないし一週とばそうかな・・なんてあまぁ~い気持ちも出てきたけれど
このAttendance List見たら、いやっ!そうもいかないっ!って思わされる。


私は、講師経験のないまったくの初心者だけれど
どんなふうにこの一時間を進めようかとか、どんなふうに楽しくおもしろい一時間にしようかとか
どんなふうにこの重要なポイントを伝えようかとか、どんなふうに・・・

せっかく勤務前の朝の貴重な時間に、こうやって各部署のシスターが一度に集まる絶好の機会だから有意義にしたい。

まだまだ英語も未熟で、えーーーーっと、えーーーーーっと、、
って間も絶えないのだけど、ボソッと私の言いたい言葉を誰かがささやいてくれる。ほんとに笑っちゃうぐらい。
かといってそんな間にザワザワしたりするわけでもなく、一助けが入るとまたシンとなって耳を傾けてくれる。

そんな空間がとってもありがたい
し、とってもあったかい。


勉強会前にカンニングペーパー作って完璧に暗記して、ってもっと努力したらもうちょっとすんなり進むのだろうけど
そこはなんとか私お得意の笑顔とリアクションで乗り切ってる私(笑。


残念ながら、来週のCPDは私用のためできないのと、それから他にCMEの時間を使いたいと言ってる講義者がいて
次、私のCPDが再開できるのはいつなのか未定だけど
その間は、各部署ごとで特殊機器等の勉強会を一つずつしていく予定。


きっとこういうことが、今の私にできることなんだな、と思う。



Contiuning Professional Development

2010-02-04 02:12:49 | ウガンダ / しごとのこと
おっっ・・・と気付けばまた、”しごとばなし” から遠のいてる日々(汗。


ですが、今年に入り去年中から私の活動計画にもあったユーザートレーニングがスタートしました!

以前にも何となく勉強会らしきものを開いてはいたのですが、カタチとして残るものではなかったため
年末に行ったアンケート結果をレポート作成して、院長、看護部長、アドミンに話を持って行き病院全体で始めることに。

私としては以前のようにCNE(シスター主催で行ってる勉強会)に組み込んでもらえたらと思ってたのに
看護部のほうで今年前半期分のスケジュールはすでに出ていて、出遅れた感じ・・。

だったけど、CME(病院全体で行ってる勉強会)で組み込んでもらえることに。

題して、CPD(Contiuning Professional Development)
私の都合であったりなかったりですが、毎週水曜日の8:00am-9:00amでできる限り続けていければと。

最初のトピックはオートクレーブ(高圧滅菌器)
デモンストレーションをしたかったのに、初回から停電という始まりでなんとかトークで乗りきったものの・・



一番やりたかったことができなかったので翌週も、再び同じ内容で。
電気もあり(笑、無事デモンストレーションすることができました~。



同じくオートクレーブで3回目、はシスターの要望でもあったクリーニング方法とトラブルシューティング。
フィルター掃除は少しコツがいるため、少人数で前に来てもらって実際触ってやってもらった。


今回3回目を終えたところで、参加してくれるシスターの反応が少しずつ変わってきてる?と感じることがあって

たとえば、

○今日8:00amぎりぎりに病院に着いてしまった私・・。資料取りに院内を走ってるとあるシスターから電話が。
「みちこー、どうしたのー??もうみんな集まってるよー。」
って。時間通りに電話が来たことが嬉しかったし、時間通りに自分が行けなかったことが情けなかった。
たるんでるなー、私。気合い、入れなおさなきゃ!と肩を押してもらった1本の電話でした。

○毎回、重い機械を運んだり準備もろもろも全部自分でやってた私。
今日は看護学生さんたちが自ら進んでやってくれた。準備も後片付けも。
シスターも気を利かしてくれ、クリーニング用の布やガーゼ、水、トレーなど頼んでもないものまで準備してくれた。

○院内を歩いてると、
「Thank you for teaching us!」と言われることが多くなった。
「Thank you for coming!」返しします(笑。


勉強会は決して学校の授業のようにカリキュラムとして行われるものでもなく、勤務時間外を使って自主的に行ってるもの。
火曜の同じ時間にはシスターのCNEがあって、水曜のこの時間には私のCPD。
私はこの国特有の会議に出席したらソーダとアロワランスと・・・みたいなことは決してしない。

シスターひとりひとりの意欲がないと決して成り立たない勉強会、毎回30人弱のシスターや学生たちが出席してくれている。

「ここはアフリカ、ウガンダ、ソロティ。日本みたいに時間通りにはいかないし、日本人みたいに一回だけでは頭に入らない。決して私たちに疲れたりしないで、何度も繰り返し行ってほしい。」

看護部長の一言に感銘を受けた。

毎回、資料作りで大変だし、人に伝えるためには自分はもっと勉強しなくてはいけないし、さらに英語だし、
で、すごくすごく大変だけど、

でも、



ユーザートレーニングに前向きなシスターたちを見ていたら、できる限りのことを吸収してもらって
機械が壊れて使えない!直してくれない!どうにかして!ってストレスを溜めるよりも、
機械が壊れないように、正しい使い方!クリーニング!メンテナンス!

ほらっ、大事でしょ?!

ってことがいつの日か伝わることを願って、、
私は今日もまた、来週のトピックに向けて準備中です。





仕事納め

2009-12-30 00:14:27 | ウガンダ / しごとのこと
いちよなんとなく、それなりにー仕事納めしておかないとニューイヤーが迎えられない日本人です。

誰が11連休?なんて言った~?!
ウガンダの祝日、12.25 Christmas Dayと 1.1 New Year's Dayだけなんですけどー。
やっぱり・・スタッフほとんどいないし仕事にならんし、ということで私も早々に仕事納めだ!

ひとまず年内に終わらせたいと思ってたこと、アンケート収集。



活動2年目は、機器のユーザートレーニングとマニュアル作りをできるだけ多くやっていこうと決めた私。

これまでも新しい機械が入ってくるのに合わせてちょこちょことやってはきましたが、
意味のあるユーザートレーニングにするためにもシスターひとりひとりの声を聞こう!と思って、アンケート作りました。
看護部長とユーザートレーニング委員会?のシスターにチェックしてもらって院内のシスター全員に配布。

もちろん返答も楽しみにしていたのですが、一番気になっていたのは回収率(もちろん締切厳守!)。

その結果は・・・
121人に配って2週間後の締切日に回収できたの60枚、49.6%でした(←これをどう評価していいのかちょ・・っと分かりません)。
このあとパラパラ集めたら最終的にはもっと上がってるとは思いますが。


アンケート結果は、本日一通り目を通して手書きで簡単にまとめるまでしておいた。

それから、それらをレポートとしてまとめて看護婦長に提出して、ユーザートレーニング計画が順調に進めばなあ、と頭に描いて
今年最後の病院での活動を終えることにしました。

すんなり、この現場に戻れるよう準備をして
2010年のスタートがきれますよーに。



会議にも、出席しています。

2009-12-13 02:27:09 | ウガンダ / しごとのこと
REGIONAL WORKSHOP MANAGEMANT COMMITTEE MEETING

に招待??されたので、はるばる隣県クミのAtutur General Hospitalまで出張してきました。

このミーティング、今回で2回目。
前回はソロティでやったのですが、当日にInvitation letterを渡されブツブツ・・。
会議後、うちのエレクトリシャンがのこのこやって来てランチしてアロワランス50,000シル貰って帰ってった・・
そう、「納得いかないっ!!」とブツブツ言っていたあのミーティング。

Anyway,予算がきちんと確保されたミーティングに関しては、計画どおり行われ出席率も高いウガンダです。
普通の平日に、交通費もティーもランチも出て、おまけにアロワランスまで貰えるんですから!

日本じゃあ、考えられません・・・。


さて、この四半期のミーティングに備えて四半期レポートを作成しなきゃならないのはもちろんのこと、
ワークショップのマネージャーの仕事です。

がっ、パソコンが触れないマネージャー。
「マダム・ミチコ!Please assist me. We work together.」
はいはい。なわけで、今週はワークショップにこもってパソコンに向かっておりましたよ・・。

ここ半年ほど、ワークショップとは離れて活動してきた私。
久し振りに7月~12月(半月分)のJOB CARD、修理履歴とやらを見せてもらったところ・・
(前回分レポート作成してなかったらしく今回二半期分合体・・いいのかこれで・・)
なぬっ!こんな大金が動いてたのか!!

お金のことはよく分からないので口を挟みませんが。

日本円にして二百万くらい?!?!

内訳:
●スペアパーツ代
●スタッフのアロワランス(宿泊を伴う出張費等)
●ガソリン代
●会議代
●雑費

ちなみにこれ、うちの病院だけじゃなくて近隣9県の病院、ヘルスセンターを管轄してるんですけどね。


それにしてもこんな大金を見ちゃうと、オブラ氏と私が細々とやってる修理って何??って思えてきても仕方ない。
幸い、うちの病院ではシスターがまずは私宛に言ってきてくれることが多くなってきて
私たちで修理できちゃうものなのか、ワークショップに回すものなのか判断ができるようになってきた。

決して、「ワークショップに回す」=「技術面が優れている」
からではなく、「ワークショップのお金でスペアパーツを買う」
くらいにしか私は思っていない。


ちょっとこれは、他の病院やヘルスセンターも見て回らなきゃ事態を把握できないかなー。




引き続き、活動しています。

2009-12-12 18:26:39 | ウガンダ / しごとのこと
活動しています。前編(後編もあるのかっ!)
は、ソロティ病院に配属されて10ヶ月目にしてようやく定着しつつある私の活動報告でした~。

そして、

引き続き、活動しています。後編(やってきたっ!)
は、ある意味私がいる意味あるのか?と問いたくなるような活動、別名私の技術研修ともいう。

それは、技術顧問オブラ氏との活動です。

うちの病院はね。
前編にあったいろんな機械が入ってくる一方で、いろんな機械が壊れていくわけですよ・・・。
いったいどうやったらそんな壊れ方するの??て思うくらいとにかく機械の扱いが悪い!!

毎度頭にきて、
「こんな壊れ方普通じゃないよ(怒!もっと丁寧に扱ってよ(怒っ!!」

と遠慮なくズバズバ発言できるまでに成長してしまった私ですが・・。


最近の例。Oxygen Concentrator編。



だ~か~ら~・・・。その部品ないんですってばっ(怒!
ソロティタウンの電気やさんはしごして部品探しって努力はした。
でもないから、ワークショップにある機械の残骸?からそれらしきもの拾ってきたけどサイズ合わないし。



最終的には機械の中に無理やり固定、



無理やり封印。終わり。




フローメーター&ツマミ破損。
だ~か~ら~・・・。その部品もないんですよっ(怒!!



せっかく濃縮された酸素がスースーと漏れてしまうため、もう一方のフローメーターも十分な酸素量が保てない。
こうなったら一つ捨て、一つだけ救う作戦。
途中、二股になっていたチューブを無理やりコネクション。終わり。



極めつけはインナーフィルター。
この機械が導入されたのは2006年のはずで、一度もフィルター交換された形跡がない。
ワークショップに何度も言ってるのに部品手に入らないんですけど・・

そんなんで、ぶわーーーんと風で埃吹き飛ばし、

終わったーーー。



活動しています。

2009-12-12 01:56:42 | ウガンダ / しごとのこと
そういえば・・・

このブログ、いつの日からか ”しごとのこと” がなかなか更新されませんね・・・(汗。
協力隊として来ているのだから、もっと活動報告するべきでしょうかねぇ??

如何せん、タイ在住時のブログも日本在住時のブログも
「いつ勉強してるの?」 「いつ仕事してるの?」
って言われるほどのブログだったってことは言うまでもないですが(笑。


そんな中、今となっては特記すべきかどうかさえ分からないようなことを、ひそひそとやっておりました。


例えば??

なんだかうちの病院、恵まれているのかいろんなところからいろんな機械が続々とドネーションされてくるわけですよ。



これはオペ室に持っていったAutoclave(滅菌装置)。
簡易マニュアルを壁に貼り付け、ナーシングアシスタントに使い方を伝授しているところ。

日本だったら、機器導入のときは必ずメーカーがデモンストレーションをして勉強会があって・・・
それだから私たちも新しい機械にどんどん対応していけるわけであって。
高い高いお金を出して買ってるのだから、このサービスは当たり前なのかなぁ。
なんせこちらはドネーションですから。タダですから。中古ですけど。サービスないの当たり前??

サービスないから自力でやるしかないっ!
機械と一緒にくっついてやってきたマニュアルと奮闘すること数日(なんせ苦手な英語・・)
強制的にオブラ氏にも手伝ってもらって、まずは二人でデモンストレーション。

それから簡易マニュアル作成。
肝心のスタッフはマニュアルに目を通す、という観念が残念ながらまったくないっ!!
マニュアルあるんだから読もうよーと誘っても難しすぎるっ、て言い訳?して
簡易マニュアル作ったらこれは分かりやすいっ、て本来のマニュアルは読む気ゼロ。


あと、こちらは例外。



カンパラにある中国人経営の医療機器メーカーが、目新しい機械を持ってきてデモンストレーション。

インフュージョンポンプだなんて、うちの病院初の試みなんですけど・・
出席したドクターやシスターは数名。いったい誰が使えるのかしらねぇ??
最後には、

「ミチコがいるから大丈夫よ!!」

って・・・。あなたたちねぇ~(怒!!とっても残念な事態です。


そしてどこでうわさを聞いたのか??
新しい機械が入ってくると、シスターからお声がかかるように・・
しかもご丁寧に機械とそのマニュアルを持って「ミチコ~」と来ます。

マニュアルを持ってきてくれるところがこの数ヶ月で変わってくれたかな、と思うところ。
どうやらシスターも、マニュアルの有る無しで私の仕事具合が変わると把握したらしい。

そんなんでAutoclave(いろいろなメーカーのがある)とかマニュアル式の体重計とかOxygen Concentratorとか、
作成した簡易マニュアルの最後に自分の名前でも残してやろうかと思うくらい(笑、欲が出てきましたね。

私にできることはこれくらいなのでね。




こちらはAntenatal Clinicに新生児・小児用の体重計とか身長計がドネーションされたわけですが、
このBodymeterだけは私の身長では取り付け不可能だった・・からオブラ氏(身長180センチ超)!

地面でゼロ点校正したにも関わらず、測定誤差1~2センチほどありますけどね。
建物自体が正確じゃないから、気にしないでいいですか??