水戸卓夫
今朝も冷たい雨降りで日中の降水確率は高く外仕事は出来ない。秋雨前線と台風２１号の影響で日本列島を縦断する予報で進路が気がかり。ふじりんごの玉回しは終ったばかりでこれから本番だがこの悪天候ではどうしようもない。
朝１番の暗い雨空を見て「いや～今日も雨降りが～おっけ台風こっちゃ向かっているんだべ～やんだったらやんだったら」仕事の遅れと連日の天気の悪さに独り事文句を言っている家内。杭掛け自然乾燥米ヒメノモチの脱穀は雨続きの天気で何時出来るか検討が付かない有様。
軟らかい圃場には一面水が溜まって、杭掛け稲束には水が中まで染みこんで乾かない。脱穀後の稲わら運搬に車が入る程に圃場が乾かないと出来ない。乾いた稲藁は畜産農家に取っては貴重な飼料や敷き藁で大切に扱って持って行く。
俺も若い時分は酪農家で当時の仲間がいっぱいいる。今年の秋上げが悪く稲わら確保が出来なく欲しいけれど天気が悪く刈り取り時期から断りの連絡があった。その内天気の回復で圃場も乾くだろうと思っていたが明日明日１１月になる。
半場諦め大金を払い輸入藁等で代換えを考えているようだ。濡れた稲束籾まで乾かないので品質が下がり値段の下がる。季節外れの台風２１号超大型台風に勢力を増して北上してこちらに向かっている。これからふじりんごの玉回し、収穫が始まるのだが台風の影響だけはなく避けて通過する事を祈っている」