昂林収穫

2017-10-15 04:51:14 | 日記

 

 選りもぎして着色が悪いりんごは残して成らせて置いた。昨夜も雨も上がり日中は降水確率は低く段々と青空なって来る。ラ、フランス収穫の疲れはまだ残っているが暢気に仕事を休んではいられない。もぎ残しのりんご収穫が終ったらふじりんごの葉摘み作業が待っている。

晩生種のふじりんごの葉摘み、あまり遅れると色付きが進まない。スタッフ達は頑張って葉摘みをしているが今年は天気が悪くなかなか思うようには仕事が進まないようだ。ラ、フランスの収穫も終り、残して成っていたりんご、着色も進み最後の昂林もぎをする。

収穫して見るともぎ残しのりんごはまだ結構成っていてしかも大玉で着色が良くなっていた。もぎ残しのりんごは野鳥が突いて障害果が多く手間にならない程だった。。上空見上げて葉っぱの陰に見え隠れするりんご、眩しい日射しで探し難い。

数年前までは完熟して甘い美味しい残りりんごを狙って野鳥が集まって賑やかに鳴き騒いで突いて食べられていた。着色が始まる頃は野鳥から突かれるのを防ぐ為縦横無尽に木綿糸を張ったり、外国制の音花火を上げて追い払っていろんな対策をしていた。

今年は仕事の遅れもあって野鳥からの被害防止対策は全然やらないかった。どうせ収穫しても障害果が多く生食用に向かないジュースりんごだろうと諦めていた。それが今年は野鳥の害は少なく、軸割れも進まず生食用に出荷出来る。

ムクドリ、ヒヨドリ等の野鳥が減って来て障害果が少ない安心して収穫が出来た。トンボ、蝉、野鳥がめっきり減って自然の生態系が狂ってきたようだ。