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高島平発・文化的居場所「ミストラル」への夢

地域をファッション・音楽・お酒の“文化”の力で元気に!……地元に文化的な居場所作りを模索しています。

お洒落な人が増えれば、高島平の街からゴミも少なくなる?

2007年06月17日 23時47分19秒 | ●美意識・ファッション・デザイン私的考察
例年に比べ梅雨入りが遅れているようで、その分清々しい日が続くのですが、天気とは正反対に、気の滅入ることが最近あります。

それは晴天と比例するように荒川土手にゴミが増えること。

春先は目立たないのですが、温かくなるにつれて確実にゴミが増え、しかも自然の力では分解できない、アルミ缶やプラスチック類のゴミが無造作に捨ててあるのを見ると、北海道の自然の中で育った者として悲しくなります。

一部の心無い住民、あるいは部外者の行為なのか判りませんが、ネコでさえ本能的に穴を掘って自分のフンを隠すのに、それ以下の行為に等しい本能、美的感覚、道徳的観念の総てを欠如した、人間の行為に愕然とするものがあります。

本来、身の回りの環境を綺麗にすると云うことは、生きて行く上で生物の本能だった筈ですが、文明や科学の発達の代償に人間だけが、失くしていったようです。

“文明”を後戻りさせることは不可能でしょうから、そこで“文化”の出番になると思います。

そう、ファッションです。

ファッションの本質はなんと言っても、TPO(Time:時、Place:場所、Occasion:場合)のわきまえ。

本当にお洒落な人は自分が映えるよう、背景(当然環境も)にもこだわるでしょうし、当然ゴミを捨てるような“無粋”な振る舞いはしない筈。

お洒落な人が増えると、お洒落な姿・行為を見ることで、その人が本来持っている“美意識”が目覚め、自分も“しなやか”になっていくのではないでしょうか?

人間はあるものに“染まる能力”があります。(しかも割りと簡単に!)
どうせなら“美しいセンス”に染まりたいもの。

風が吹けば桶屋が儲かる論法ではありませんが、高島平が“美しいセンス”に染まった人だらけになれば、自然環境とも相まって、もっと素敵な街になると思いませんか?
コメント
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