Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

武藤敬司 vs Mr.しも 総括

2023-03-09 10:52:38 | ストーリー
Mr.しも、武藤敬司と初対決!?



Mr.しも、武藤戦に秘策ナシ!?



Mr.しも、武藤戦のプレッシャーで精神崩壊!?



Mr.しも、武藤敬司戦前コメント



武藤敬司 vs Mr.しも(試合動画)



武藤があの頃の月面水爆でMr.しもに爆勝!




武藤敬司の引退前に
滑り込ませる形で
なんとか公開に至った
こちらの試合、
いかがでしたでしょうか?

引退興行のある2月21日、
朝から作業を始めて
収録が終わったのが
確か17時くらいでした。
私、東京ドーム大会の
観戦チケットを
持っていたのに
結局ラスト4試合しか
現地観戦できなったのは
ちょっとフクザツでした。
次からはもっと
余裕をもって
動画作成に臨みます・・・。

それはそれとして・・・

以下は恒例の
製作裏話です。
ネタバレを含みますので
試合動画をまだ
見ていないという方は
先に試合動画をどうぞ。


【武藤敬司】

©プロレスリング・ノア

言わずと知れた
日本プロレス界
最後の超大物レスラー!
・・・なんですけど
私ってば本当に
天邪鬼な人間でして
人気のあるものには
背を向けたくなるところが
あるものですから
武藤の試合ってあまり
見たことがないのです。
プロレスファンなら
誰もが知っているであろう
高田延彦との試合も
最近になってようやく
フルで見たくらいでして・・・。
ノアでの試合なら
全部触れてますけどね。

そんな私が
後追いで武藤の試合を
見まくったわけですが
巧みだなと感じたのは
お客さんの心理を
コントロールする術。
使う技を厳選してて
試合展開自体は
言ってしまえば
ワンパターンなんですけど
「膝が悪い」という
共通認識があるから
畳みかけているときは
「速い!スゴイ!」と
感じますし
やられているときも
「あぁ、ツラそう!」と
感情移入してしまう。
リング外では
ちょっと天然っぽい
ところも見せるので
自分勝手な発言をしても
許されちゃう。

・・・私は
その術中には
ハマらないからなッ!!


【試合展開】

テーマは、「プロレスLOVE」
武藤らしさを
詰め込んだ展開は
意識しましたね。
予定調和と取れなくもない
武藤の必勝戦法、
それを表とするならば
Mr.しものファイトスタイル、
相手の感情を煽りつつ
運や偶然も作用する
予定調和破りな展開を
裏として対比させました。

あとは
プロレスLOVEを
描くにあたって
武藤ファンだったら
何が見たいかなと。
フラッシングエルボー、
これは今の武藤でも
やってるよなーとか
スペース
ローリングエルボーは
今はもうできないなとか
見せたいものを挙げて
できるかどうかを
考えていきました。

・・・で、やっぱり
ムーンサルトプレスは
代名詞的な技ですので
見せたかったのですが
Mr.しもごときに
それを使う大義名分が
まったくなくて(笑)
だったらむしろ
それを使わざるを得ない
シチュエーションって
何だろうなと
逆転の発想で
この試合の大オチ、
「若返り」を決めました。

この若返りネタは既に
タイガーマスク戦でも
やっていましたので
ちょっと抵抗は
あったんですけどね。
同日に行われる予定の
内藤哲也との
ラストマッチに
内容で勝ちたいなんていう
野心もありましたので
リアルのプロレスでは
見せられないファンタジーも
見せられるのが
ヴァーチャルワールドの
強みでもありますので
開き直っちゃいました(笑)

ぶっちゃけ内藤戦と比べて
負けたとはまったく
思ってないですね。
むしろ途中まで
私の動画と似た展開が続き
「ちょ・・・、
 オレのマネすんなよ!」
なんて思ってたくらいで。

ところが現実の武藤は
私なんかが到底
太刀打ちできないほどの
エンターテイナーでした。
蝶野戦の仕掛けには
完敗、脱帽しましたよ。
「これがジーニアスか!」と。
武藤敬司、恐るべし!


【序盤】

武藤の試合って
緩急の付け方で
魅せている印象ですので
静と動の使い分けには
配慮したつもりです。
序盤の展開は
動きの少ない関節技、
絞め技を多用しています。
技を出していない間も
武藤は出来る限り
動かさないように
気を付けました。


【花道ラリアット!?】

ムタの花道ラリアットは
私も知っていましたので
それを意識したムーブを
Mr.しもにさせています。
このネタ、
無視されるところも含め
小川良成戦
やっちゃってたんですけど
武藤のラストマッチですし
入れないわけにも
いかないでしょうと。


【フラッシングエルボー】

現在の武藤でもできる
定番ムーブですので
その見せ方には
こだわりたいなと。
リング中央で決めるのが
カッコイイ技ですので
必然的にリング中央になる
花道のフェイクのあとに
仕込んでみました。


【STFとDDT】

蝶野の使うSTFと
橋本の使うDDT、
『レッスルキングダム2』
武藤も装備していましたので
入れてみました。

DDTのモーションが
橋本のそれと違う?
その文句は
ユークスに言って下せぇ!

STFのアングルが
かなり距離のある感じに
なってしまったのは
ちょっと残念でした。
そこは寄ってほしかった。


【ヒップアタック】

片ひざをつく武藤に
Mr.しもが放ったのは
シャイニングウィザード
・・・ではなく
ヒップアタック。
Mr.しもって他人の技を
よくパクるんですけど
シャイニングウィザードは
天才、武藤への嫉妬から
意地でも使いたく
なかったんでしょうね。
変なところは
プライド高いからなぁ(笑)


【フルスピードチンクラッシャー!?】

しもドリラーで
決められなかった
Mr.しもが
ヘッドバットの後に
距離を取って狙ったのは
新必殺技の
フルスピードチンクラッシャー。
『レッキン2』には
同型の技はありませんので
フライングクロスチョップを
回避するモーションで
フルスピードチンクラッシャーを
失敗したように見せるつもりが
痛恨の操作ミス!
悔しい失敗でしたが
それ以外の操作は
割と上手く行ってましたし
何よりこれ以上
収録に時間をかけると
武藤の引退興行に
間に合わなくなる可能性も
出てきてしまいますので
断腸の想いで妥協!
まぁ見ようによっては
当たってますけど
すっぽ抜けたようにも
見えなくもないですし・・・!?


【シャイニングウィザード】

シャイニングウィザードは
回避させようか
迷ったんですけど
ここで回避してしまうと
シャイニングウィザードが
一発も決まらないまま
試合が終わってしまう為、
直撃させました。
結果的にそれが
武藤が2発目を狙うも
立ち上がれないという
Mr.しもらしい展開にも
繋がりましたので
良かったのかなと。
腕でブロックするあの回避、
好きなんですけどねー。

ちなみに
シャイニングウィザード前の
仕掛け何ですが
ゲームの仕様上、
ドラゴンスクリューからだと
膝立ちモーションが
作りにくいんです。
低空ドロップキックも
当たり方次第では
倒れてしまいますので
慎重に操作しました。


【Mr.しもの脚殺し殺法】

立てないMr.しもに
近寄ってきた武藤、
その隙を突く形で
脚殺し技を連発する
Mr.しも。
普段は脚攻めとか
しないんですけどね。
油断させておいて
弱点をひたすら攻める、
そんな小物感を見せたくて
必要以上に
やっちゃってくれてます。
ここで沢山
技を出しておかないと
得意技のゲージが溜まらず
次の足4の字固めが
出せないという
裏事情もありました。


【足4の字固め】

武藤の得意技の1つ、
足4の字固めは
Mr.しもが使用。

試合展開のところでも
ちょこっと触れましたが
動画で見せたい技は
始めの段階でいくつか
ピックアップしてまして
ここまでの展開で
花道ラリアット(未遂)、
フラッシングエルボー、
ドラゴンスクリュー、
低空ドロップキック、
シャイニングウィザードは
見せることができました。
次は足4の字でしたが
コレ、武藤がやったら
Mr.しもは100%
ギブアップしますよね?
そうなるともう
Mr.しもに
モノマネしてもらうしか
なかったんですよね(笑)
カメラアングルも
バッチリ決まって
オイシイ展開になりました。


【魔法のパウダー】

オレンジ武藤を
引っ張り出す為には
ファンタジー寄りな展開が
どうしても必要でした。
そこで使用したのが
パウダー攻撃です。

武藤の天才ぶりに
自信をなくしたMr.しもが
黒魔術に手を染め
対戦相手を弱体化させる
効果を持つという
怪しい粉を作る。
でも、実はそれは
相手を若返らせる効果で
武藤がオレンジタイツ姿に
戻っちゃいました。
・・・的なことを
ストーリーと実況で
上手くこじつけるつもり
だったんですけど
下手にストーリーで
書きすぎてしまうと
若返りの展開が
読めてしまいますので
それもできず・・・。
実況で何とかしようと
腹をくくったのですが
実況収録時点で
既に引退興行が
始まっていましたので
実況に割ける
時間もなく・・・。

結果、あまりにも
説明不足な展開に
なってしまいましたので・・・

なんとなく
雰囲気で
楽しんで下さい。



【オレンジ武藤、降臨!】

オレンジピッコロみたいに
呼んじゃってますが
若い頃の武藤のことです。

そんなこんなで
令和のリングに降臨した
昭和の武藤敬司、
オレンジタイツ時代の
武藤の試合は本当に
数える程度しか
見たことがなかったので
新日本プロレスワールドで
めちゃめちゃ勉強しました!

とにかくカッコよく
見せたかったので
前転アピールや
フェイント技の
ムーンサルト着地も
展開に詰め込んでます。
側転エルボーも
満を持して解禁!


【ムーンサルトプレス】

フィニッシュはもちろん
ムーンサルトプレス。
若き日の姿を
取り戻したという
大義名分も得ましたしね。

「ムーンサルトプレスに
 行く前のセットに
 なぜシュミット式
 バックブリーカーを
 使わないの?」

そう思ったファンの方も
沢山おられるでしょうが
一言でいえば
仕様の問題・・・ですね。
『レッキン2』では
対戦相手を
起き上がらせる際に
狙った方向に起こすのが
少し難しいので
ローリングソバットの後に
起こす>シュミット式BBの
展開を挟んでしまうと
対戦相手の体が
あらぬ方向に向いてしまい
美しいムーンサルトが
跳べない可能性が
出てきてしまうんです。
シュミット式BBを挟むと
リスクが上がるんですね。

それでも
「プロレスLOVE」を
表現する為にも
フィニッシュ直前の
ムーンサルトのセットには
シュミット式BBを
使うつもりでした。
・・・オレンジ武藤の
戦っている動画を
何本も見るまでは。

何本も動画を見ていて
気づいたんですけど
昔の武藤って
「行ける!」と
思ったタイミングなら
セット技にこだわらずに
ムーンサルトプレスを
飛んでいたんですよ。
シュミット式BBを
「これから飛ぶぞ!」
というサインとして
使っているわけではなく
ムーンサルトを飛ぶ形が
自然と生まれなかった際に
強引に飛ぶ為にだけ
使っているように
私には見えたんです。
だから最後の場面、
収録している私も
シュミット式BBを挟むか
非常に悩んだのですが
「きっと武藤だったら
 使わないんじゃないか」
という想いが打ち勝ち
この技を出さずに
ムーンサルトを飛びました。

熱烈なファンの方には
「わかってねぇなぁ」と
思われてしまうかもですが
Mr.しもなりの
プロレスLOVEだったと
寛容に受け止めて
いただければと思います。


【武藤敬司の引退】

©ベースボールマガジン社

武藤の大ファンだった
わけでもない私にとって
武藤の引退は
一般的な
プロレスファンより
ダメージの少ないもの
なのかもしれません。
ですが、当日の
満員の東京ドーム、
ファンの熱量から
プロレス界にとって
大きな事件であること、
1つの時代が終わった感覚は
感じています。
ノアの今後が
心配な気持ちもあります。

それでも武藤が
最後の最後に
蝶野戦という
ボーナストラックで
哀愁漂う会場を
笑顔に変える奇跡を
見せてくれたことで
寂しさや不安を
打ち消してくれたというか。
武藤敬司という
エンターテイナーの凄さを
肌で感じましたし
正直、嫉妬もしてるくらい。
やっぱスゴイっすね、
武藤敬司は・・・!

新日本、全日本、ノア、
他にも様々な団体で
あなたが撒いてきた種が
これから先のプロレス界を
牽引してくれることでしょう。
プロレスLOVEをありがとう!
本当にお疲れさまでした!!


【今後のストーリー】

©プロレスリング・ノア

選手の引退に関する
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次はもちろんコレです!

まさかこの若さで
引退だなんて・・・。



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1 コメント

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Unknown (前田悠稀)
2023-02-05 20:53:06
しもさん、何かすいません。そして有難う御座います。
自分の妄想だったはずなのに、実現するとは…
楽しみにしてます。
(:追伸)これで、まだ早いけど、今年のほこプロ大賞悩むな(笑)
闘魂三銃士:残り1人
四天王:残り2人
(ここは気にしないで下さい。)

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