Mr.しもの前途遼遠

オンラインプロレスラー、Mr.しもとザ・ミックの成長日記みたいなものです。

ほこワン2023覇者はジンノ・シンスケ!

2024-09-27 14:39:33 | ほこプロニュース

ほこワングランプリ2023の
優勝決定戦が
遊楽園ホールにて行われ
ジンノ・シンスケが
桜神を破り
初優勝の栄冠を掴んだ。



優勝決定戦に
駒を進めたのは
ジンノと桜神。
ともにオンライン
プロレス界を代表する
レスラーである。



桜神が場外のジンノへ
プランチャを仕掛けると
ジンノはこれを
回避しながら
得意のフェイスロックへ。
テクニシャンぶりを
満員の観客に示した。



パイプ椅子を持ち出し
追撃を加えるジンノ。
だが、桜神は
これにひるむことなく
エルボーで反撃。
必殺技の桜烙も
炸裂させる。



この技で流血させられた
ジンノは激怒。
桜神のマスクを剥ぐ
暴挙に出る。
マスクの一部が剥がれ
髪を露出する桜神の姿に
場内は騒然。
桜神は激しく
エルボーを乱れ打つ。



桜神は自身が
リーダーを務める
桃炎隊のメンバーの
得意技を次々と披露。
ここにいない仲間の想いも
背負って戦うという
意思表示だろう。



ヒートアップする
桜神とは裏腹に
徐々にクールダウン
していくジンノ。
怒りに身を任せた
ファイトスタイルは
徐々に鳴りを潜め
いつもの沈着冷静な
戦い方へとシフトする。



パイルドライバーに
延髄斬り、
そしてバックドロップ・・・。
同じ技を使う両者の
互いに譲らぬ攻防が
観客の心を掴む。



桜烙でも
八重桜でも決まらない。
ならばと桜神は
大一番でのみ繰り出す
ダイビングセントーンを敢行。
捨て身の一撃は
ジンノが間一髪でかわし
桜神は逆に大ダメージを
負ってしまった。



クロスフェイスも
フェイントからの丸め込みも
クリアーされたジンノ。
最後に見せたのは
文字通りの最後の切り札、
クロスオーバー
ファイスロックだった。
この技を受けてなお
ギブアップしない桜神だが
これ以上は危険と
判断したレフェリーが
試合を止めた。



激闘の後はノーサイド。
桜神がジンノへ
握手を求めるが
ジンノはしばし考えたのち、
握手には応じず
桜神に背を向け
リングを去った。



この試合をもって
ほこワングランプリ2023は
全日程を終了。
全31試合の激闘の末、
ジンノ・シンスケの優勝で
大会は幕を閉じた。

          to be continued...



★Mr.しもの中の人の裏話★

2023年8月から
ストーリーが始まった
ほこワングランプリ2023も
これにて完結!
結果的に1年以上も
待たせる形に
なってしまいましたが
おかげ様で自分でも
納得のいくものが
出来上がりました。
たくさんのご声援、
ありがとうございました!

32名の選手を見て、
「初めて見る選手が
 優勝したら
 意外性があって
 オモシロイだろうな」
「まだ無名かもだけど
 原石の輝きを持ってる
 この選手が優勝したら
 ブレイクするかな」
・・・そんなワクワクする
気持ちを感じました。
天邪鬼な私ですので
優勝候補に
挙げられる選手が
優勝するような展開に
するつもりは
なかったのですが
トーナメントの組み合わせを
ランダム抽選にしたことで
本来、まったく
戦わせるつもりのなかった
Mr.しもとザ・ミックが
戦う筋道みたいなものが
見えてきてしまって・・・。
運命に背中を
押されているように感じて
いつものように
スカして逃げるのではなく
王道と言われる展開を
やってみたいと
いつしか思うように
なったんですよね。

悩んだ末に
導き出した
決勝のカードは
ジンノ選手vs桜神選手。
これ以上ないくらい
素晴らしいカードを
私の思う展開で
魅せることができる。
こんなシチュエーション、
燃えないわけ
ないじゃないですか!
ファイプロワールド
オリジナル界隈
最高峰のカード、
逃げも隠れもせず
やってやりましたぜ!
・・・でも、
プレッシャーとか
そんなの全然なくて。
ただただ
「楽しい!」って
思いながら
脚本を書いてましたね。

大会を運営する中で
1名の優勝者と
31名の敗者が
生まれてしまったわけですが
あくまでもこれ、
私の箱庭の中での
パラレルワールドの話で・・・。
誰が誰より強いとか
誰々はこんな選手だとか
そういうイメージは
一切持たないでいただけると
プロデューサーとしても
大変助かります。

さて、決勝戦ですが
準決勝の2試合が
濃厚な試合になった中、
決勝までの3試合を
1本の動画で見せることは
あらかじめ決めていましたので
序盤から退屈しない
熱い展開にしたいなと。
そこに私の遊び心、
界隈で主流となっている
CPUロジック戦では描けない
人間ならではの
愛憎みたいなものも
描けないものかと考え
このような展開を
思いつきました。



大きな見せ場となる
マスク剥ぎですが
コレは両選手の
オーナーさんからも
アイディアと許諾を
いただきまして
カタチにすることが
できました。
許可を取るときに
桜神さんに見せた
ワタシの落書きのデータが
まだ眠ってましたので
ついでに貼っておきます(笑)



ちなみに収録で使った
パーツクラフトの
データがコチラ。
急造で作りましたので
色々と粗いんですが
妙にセクシーで
カッコイイですよね!?



試合終了後に入れた
握手を求めるシーンは
数パターンあります。
はじめに作ったのは
背中を向けながらも
握手に応じるパターンで
コレでハッピーエンドを
描くつもりだったんですが
「でもジンノ選手って
 こういう場面で
 握手するのかな?」と。
握手しない方が
ジンノ選手らしいと思い
最終的にはそちらを
採用しました。
もう1つの没ネタとして
手を差し出した桜神選手に
フロントハイキックを
ブチ込むというものも・・・!?



そしてそして・・・
これこそまさに
裏話というネタですが
当時の私、
疲れていたのか
決勝戦の途中に
一回戦で故障した
メカMr.しもが乱入、
それを2人が
合体しもドリラーで倒し
決勝戦再開なんていう
ムチャクチャな展開も
構想してました。

ボツにしてよかった・・・。

・・・そんなわけで
ほこワングランプリ2023は
これにて完結!
もしかしたら
後日談のストーリーなどを
足すかもしれませんが
それはそれということで・・・。
改めまして
たくさんのご協力とご声援、
本当に励みになりました。
ありがとうございました!



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2 コメント

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Unknown (前田悠稀)
2024-09-28 06:54:34
しもさん、何か感動しましたね。自分の中では、今年のほっこりプロレス大賞2024が悩みましたね。
自分の別人格の雷電さんも遊楽園ホールのバルコニーから、色々と語ってました。
『何かこんな俺みたいなジジイ(おっさん)でも感動するんだね。ジンノ選手も、最初の時は、あまり好きじゃないタイプだったんだよね。自分は正直に言うと、主催者とミック選手と同じ世代の桜神選手に優勝して欲しかったんだよ。(雷電選手の一回り下の世代があの三人)でも観ていく内に、ジンノ選手の評価が変わっていったよ。まぁプライドブレイドだっけ?何時でも挑戦したい所だけど、もう出しゃばるのは辞めるよ。何時までもこんな引退と休業する老害レスラーは、もう良いでしょ。次の世代に託すよ。もっと俺達が知らない、未来のオンラインレスラーも居るだろうし。鍬畑選手とか。対戦したかったけど、菰戸選手や、西選手とやりたかったな…まぁ何時の日か、また集まれば、共に闘おうぜ。』
--ジンノ選手や、桜神選手に一言--
『無いよ。この試合が全てでしょ。まぁ俺は、違う角度(仕事場から)見守って置くよ。俺の集大成の場であり俺の人生は良い方向に180度変わっていったよ。以上だよ笑』
(あくまでも自分の別人格の発言です。)
返信する
「誇り高き狼」の矜持 (北見潟政義)
2024-09-29 00:03:27
ジンノ・シンスケと桜神、Mr.しもとも浅からぬ「縁」(えにし)を持つ2人がファイナリストに。

準決勝の2試合もそれぞれに熱い闘いでしたが、やはりファイナルはそれ以上の死闘でしたね。2人ともリミッターを超えてました。
最終的にはジンノに勝利の女神が微笑みましたが、桜神も全てを出し切った上での敗戦でスッキリした気持ちだったのが最後の握手を求める行動に出たのでしょう。

そこで迷いつつもその手を拒むジンノ。
それこそがジンノ、「誇り高き狼」の譲れない矜持…最高にカッコよかったですw
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