チャンピオンロードビヨンドを終えて・・・

ファイプロワールドのDLC、
チャンピオンロードビヨンドを
クリアーしましたので
その感想っぽいものを
ちらほらと。

若干、ネタバレっぽい要素も
含んでいますので
これからプレイするという方は
ご遠慮下さい。



『ファイプロSP』の
チャンピオンロードが
面白かったので
かなり期待していたのですが
期待値が高すぎたのか、
正直あまり面白いとは
思えなかったですね。

こういう時代ですから
色々な制約のある中で
須田さんも
シナリオを書いたのだと
想像できますが
何を描きたかったのかが
よくわかりませんでした。
もっと何かに
振り切ってしまっても
良かったように思いますね。



主人公キャラの技構成が
チャプターごとに
全然違っているのも
ちょっとどうかと思いました。
格闘技路線パートで
ハイキックを使ってるのに
プロレス路線では
毒霧吹いちゃうのもアレですし
何より武藤敬司ムーブ
そのまんまって感じで
オリジナリティを
感じないんですよねぇ。

いちおう、私の中では
「武藤敬司の存在しない
　世界線でのお話」
ということになっていて
リアルプロレス界の
グレート・ムタばりの
輝きを放つレスラーなんだと
脳内補完してます。









要所要所で
放り込んでくる
現代社会やマット界を
斬るようなテキストは
なかなか刺激的でした。
・・・攻めましたねー(笑)



最近の映画の
流行みたいですけど
わざわざ時間軸をバラして
ストーリーを進めるのは
必要あったのかなと。
使う技や
テキストのヒントから
いつの時代だったのか
連想するのも
楽しんでほしいって
ことだったんですかね？



おそらく
『ファイプロSP』を
体感したファンは
「今回はどんな
どんでん返しが・・・!?」
と期待していたと思うのですが
そういうのは今回は
ありませんでしたね。
とにもかくにも
前回のシナリオの
インパクトが強すぎました。

強いて言うならば・・・

物心ついた頃には
亡くなっていた
父親の幻影を追いながら
世界各地を転戦。
父親と同じような
迷いや脆さを抱えながら
周りの人間の影響で
暗黒の世界から
抜け出すことができた。

・・・という
シナリオそのものが
前作の主人公、
純須杜夫のプロレス人生の
別の可能性だったと
考えられなくもないですけど
そこまでの深みを
感じられないのが勿体ない！

せめてタッグの章は
もうちょっと2人で一緒に
戦えなかったものかと・・・。



ラストバトルの演出は
カッコ良かったのですが
そういう仕様ってのを
知らなかったもので
技表を確認しようと
オプションボタンを
押したら・・・!?



登場キャラの名前が
微妙に違っていたり
やたらハイテンションなのは
『ジョジョ』のように
世界が一巡した
パラレルワールドに
突入したとか
テキトーな理由をつけて
自分を納得させています。
・・・まさか単なる
テキストのミスじゃあ
ないですよね!?



・・・と
結構こき下ろしましたが
特典映像の
須田さんのインタビューは
面白かったです。
やっぱり
『ファイプロSP』の
チャンピオンロードについて
どんな気持ちで書いたのかは
興味深かったですし
今作のビヨンドも
このインタビューを見ると
また違った視点で
楽しめそうです。



いっそのこと
Mr.しもと絡ませることで
描ききれていない
ストーリーの一端を
妄想するというのも・・・!?

・・・まぁ、
本当にやるかどうかは
それはそれということで・・・。



↑バナーをクリックでランクアップ！
　ご協力よろしくお願いします。