ほこワングランプリ2023
一回戦第9~第12試合が
遊楽園ホールにて行われた。
第10試合では
大会の主催団体である
ほっこりプロレスから
Mr.しもが参戦。
"ディープブルー"
西慎二と対戦し
金星を上げた。
戦前から
奇襲を仕掛けることを
予告していたMr.しも。
初手で繰り出したのは
なんと自身最大の必殺技、
フルスピード
チンクラッシャーだった。
これで3カウントを
奪えないとみるや否や
今度はブルドッグ、
しもドリラー、
ダイビングヘッドバットと
得意技のオンパレード。
反撃に転じる西は
場外のMr.しもへ
トペを敢行する
仕草を見せるが
これはフェイント。
Mr.しもが
避けるであろうことを
予測していた。
Mr.しもの攻撃を
ことごとく読み切る
西だったが
それでもペースを
完全には掴みきれない。
ならばと西は
断崖式バックドロップで
Mr.しもを冥府へと誘う。
だがそこに
Mr.しもが仕掛けた
最大の罠が待っていた。
リング外でダウンする
Mr.しもの隣りで
身を起こしたのは
なんとメカMr.しも!
金山レフェリーが
高齢のため
遠くがよく見えない
事実を利用して
リング下に身代わりを
用意していたのだ。
メカMr.しもの
しもドリラーII ' TURBOを
喰らった西は試合後に
「マジで死んだかと思った」
と語っている。
西はメカMr.しもを
スーパーキックで
半壊状態にすると
雪崩式のカッターから
スパイラル・ラナで
勝負を決めに掛かる。
これ以上
Mr.しものペースに
巻き込まれるのは
危険と判断したか!?
だがここでも
メカMr.しもが暗躍。
試合に介入する
素振りを見せると
金山レフェリーは
カウントをストップ。
これに抗議した
西に背後から忍び寄り
Mr.しもは
回転エビ固め。
西の一瞬の油断に
付け入る形で
Mr.しもが勝利した。
スッキリしない結末に
会場のファンは
Mr.しもへ大ブーイング。
「ちゃんと戦え!」
「10年やっても
まだこれか!」
「世界観を守れ!」
などと非難の声が
相次いでいる・・・。
to be continued...
★Mr.しもの中の人の裏話★
これなんですけど・・・
たぶん皆さんが
思っている以上に
覚悟を決めて
撮った試合です。
第三者の介入、
まぁそれはそれで
アリだとしても
「メカMr.しもを
出す必要性が
はたしてあったのか?」
問題はここだと
思うんです。
30人近い選手を
オーナー様から
お借りしてる大会なのに
メカを投入するなんて
この試合1つで
世界観がぶっ壊れ
かねないじゃないですか?
事実、
「こんなの
プロレスじゃねぇ!」
・・・と思った方も
いると思うんですよ。
それでも確信犯的に
強行したのは
「その方がオモシロイと
思ったから」
その一心しかありません。
実際、初期案では
Mr.レモにこの役割を
させていたんですね。
Mr.しもが場外へ逃げて
Mr.レモと入れ替わる。
そんな展開でした。
ただ、出来上がった画が
期待していたほど
面白くなかったんです。
2つの案を比べて
より面白い方を取った、
もう少し言えば
よりMr.しもらしい方を
選ばせていただきました。
批判の声も
いただくでしょうけど
やりたいことやって
叩かれるならいいかなと
高をくくってましたね。
こんなクソヤローで
ホントゴメンナサイ。
どうやって
収録したのか?
・・・という話ですが
メカMr.しもは
セコンド設定にして
試合開始直後に場外で
ダウンする技を自爆。
あとは登場シーンまで
そのまま狸寝入りで
ダウンし続ける。
システム的には
それだけの話なんですが
これを実現するには
左右の手では
もちろん足りなくて。
ですから・・・
使いましたとも!
足をね!!
メカMr.しもは
右足の親指を使って
中技ボタンを
押しっぱなしにしています。
コントローラーを
足で触るのは
いくら私でも
抵抗がありましたので
風呂で足を洗って
靴下をはいて
コントローラーには
タオルをかぶせて
収録してましたね。
試合を収録しながら
「この試合が撮れるなら
右脚がイカれても
悔いはないぜ!!」
・・・なんて思ってた私は
精神異常者だと思います。
最後に勝敗についてですが
今回のトーナメント、
初戦だけは
勝たせてもらおうかなって
勝手に決めてました。
いちおう私の
10年間の集大成を
見せる大会でもありますし
そのくらいのわがままは
いいのかなって。
フツーに戦ったら
99%西選手が
勝つんでしょうけどね!
西選手ファンの皆様、
申し訳ねぇっ!!
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ご協力よろしくお願いします。
もしかしたらMr.しも選手このまま勝てば、ザ・ミック選手との対戦も有り得ますね。あぁ楽しみだ
そこにどうしもさんが勝つ説得力を、持たせるのかと。
思いながら見てましたが中々の飛び道具でしたね〜。
そして、前回同様するすると…
勝ち方にこだわって
勝てる相手でもなかったので
我武者羅でしたねー。
ある意味、こだわったって
ことなのかもですけどね。
ウチのMr.しもが
大変ご迷惑をお掛けしました!
おっしゃるとおり
どうやったら勝っても
説得力があるのかなって
自分なりに考えましたね。
結局Mr.しもの小細工は
ほとんど西選手に
通用しなかったんですけど
最後の最後で西選手が
得意技をああいう方法で返されて
頭に来ているところを
丸め込んだ、
そんなイメージです。
Mr.しもに負けたということが
西選手のイメージダウンに
繋がらなきゃいいんですけど
私の活動10周年の
ご祝儀くらいに思って
いただければ・・・。
ありがとうございました!
西選手には申し訳ないですが、一応ほこワンアンバサダーだしという事にしておきます