NOAHトーーク！ 2021年11月号

©プロレスリング・ノア

2021年10月の
プロレスリング・ノアは
中嶋勝彦のN-1連覇、
丸藤のGHCヘビー王座陥落、
杉浦のナショナル王座陥落と
波乱づくし！
激動の一ヶ月間と
なりました。

しかしながら
追いかけるのが
大変だったかというと
そうでもなく。
これはノアが
週末に興行を行う
新しいスタイルが
上手く機能しているという
ことなんでしょうね。
週末にノアがある楽しみ、
最高でございます！


2021年10月のノア

1.「オレがノアだ！」
　勝彦がN-1連覇&
　GHCヘビー戴冠&初防衛!!

©ベースボールマガジン社

10.3後楽園大会での
N-1優勝決定戦、
拳王との金剛対決を
制した勝彦は
昨年に続いて
N-1 2連覇を達成！
勢いに乗る勝彦は
10.10大阪大会で
GHCヘビー級王者、
丸藤を撃破し
新王者になると
10.30福岡大会では
挑戦者、田中将斗を退け
王座防衛に成功！
結果を残しただけでなく
これらいずれもが
ベストバウト級の
試合内容という
圧倒的な輝きを見せました。

新しい決め台詞、
「オレがノアだ！」は
本人の思惑はともかく
現在欠場中である
最大のライバル、
潮崎豪の
「I am NOAH！」を
彷彿とさせます。
潮崎が戻ってくるまで
王座を防衛してほしいと
願ってしまいますが
この強さなら必然的に
長期政権になるでしょう！


2.ドラゲー望月が
　杉浦を撃破し
　GHCナショナル新王者に！

©プロレスリング・ノア

10.28熊本大会で行われた
杉浦と望月による
GHCナショナル王座戦。
最強鉄人選手権と
銘打たれたこの試合は
その名に違わぬ
激戦となりました。
下馬評を覆して
ハイキックの連打で
杉浦を振り切った望月。
ずっとノアのリングで
戦い続けた望月への
ファンの支持率も抜群で
他団体の選手に
ベルトが移ったものの
新王者・望月へは
期待の声も多数。
私も期待してますよ～！


3.NOSAWA&Eitaが
　GHC Jr.タッグ王者組へ！
　拳王&覇王は
　ツインゲート王座に挑戦！
　団体対抗戦の
　ゲートが開く!?

©プロレスリング・ノア

10.10大阪大会での
GHC Jr.タッグ王座戦で
わずか5分足らずで
王座奪取に成功した
NOSAWA&Eita組。
同王座の初防衛戦を
ドラゴンゲートの
大会で行うなどの
傍若無人な振る舞いで
新たな王者像を
築いています。

一方、拳王と覇王は
ドラゴンゲートの
10.9京都大会に
姿を現し
ツインゲート王座への
挑戦を表明。
11.3大阪大会での
同王座戦が決定しました。

プロレスファンとしては
ノアとドラゴンゲートの
交流戦、対抗戦が
見られるなんて
嬉しいことこの上なし！
今後の展開にも
期待できそうです。


2021年10月の私的MVP

©プロレスリング・ノア

中嶋 勝彦(5)

「10月のノア」でも
触れてきましたが
N-1連覇に加えて
コンディション抜群の
強い丸藤を倒しての
GHCヘビー戴冠、
更には田中将斗との
ベストバウト級の試合を
制しての王座初防衛と
大活躍だった勝彦。
さすがに10月に
彼以外をMVPに
選出するわけには
いかないでしょう！
「オレがノアだ！」も
今の勝彦のキャラクターと
合っていますよね。


2021年10月のGHCタイトルマッチ

©プロレスリング・ノア


【GHCヘビー】

10.10エディオンアリーナ大阪
丸藤正道　vs　中嶋勝彦
37分18秒　
ヴァーティカルスパイク
中嶋が第36代王者となる。


10.30福岡国際センター
中嶋勝彦　vs　田中将斗
34分44秒　
ヴァーティカルスパイク
中嶋が初防衛に成功。


【GHCナショナル】

10.28熊本城ホール
杉浦貴　vs　望月成晃
25分01秒　
生足顔面ローキック
望月が第6代王者となる。


【GHCタッグ】

なし


【GHCジュニアヘビー】

10.10エディオンアリーナ大阪
HAYATA　vs　原田大輔
19分09秒　変型アームロック
HAYATAが4度目の防衛に成功。


10.30福岡国際センター
HAYATA　vs　NOSAWA論外
22分00秒　ムーンサルトプレス
HAYATAが5度目の防衛に成功。


【GHCジュニアタッグ】

10.10エディオンアリーナ大阪
小峠篤司　大原はじめ
　vs　
NOSAWA論外　Eita
4分04秒　Imperial uno
NOSAWA論外&Eitaが
第46代王者となる。


N-1が終わって
ほっと一息どころか
王座戦は6つも
行われました！

GHCヘビー級王座戦と
GHCナショナル王座戦は
どの試合も
素晴らしいクオリティー！
濃厚すぎる試合は
「これぞノア！」って
感じるんですよねー。

GHCジュニアでは
HAYATAが原田に
関節技で勝利するという
予想外すぎる展開！
何でもできすぎでしょ!?
今のHAYATA。

GHC Jr.タッグ戦は
NOSAWAとEitaが
王者組になったことで
ドラゲーとの交流が
深まりそうな流れに。
これは本当に
ワクワクしますね。
・・・でも、
トラースキックの
使い手が多いノアで
Eitaのアレ一発で
試合が決まるのって
ちょっと物足りなく
感じるんですよねー。
もうちょっとEitaの
畳み掛けが見たいかなと。
その辺りは
これからの防衛戦に
期待というところでしょうか？



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NOAHトーーク！ 2021年10月号

©プロレスリング・ノア

2021年9月の
プロレスリング・ノアは
豪華メンバーが集まった
N-1 VICTORY 2021が
話題となりました。
4選手×4ブロック、
全16選手により争われた
今年のN-1は
公式戦が選手1人あたり
3試合しかない為、
2敗した時点で
決勝進出が
絶望的になるという
厳しいリーグ戦でした。
だからこそ、
非常～に見応えのある
リーグ戦になりましたね。

新日本のG1や
全日本のチャンカンとの
差別化にもなりますし
コレはコレで
アリなんじゃないかと。
他団体やフリーの選手に
頼りきってしまうのは
また違うと思いますけどね。


2021年9月のノア

1.N-1開幕！
　決勝進出者は
　清宮、拳王、勝彦、船木！

©プロレスリング・ノア
©ABEMA

N-1の各ブロックを
勝ちあがったのは、
清宮海斗、拳王、
中嶋勝彦、船木誠勝の4名。
他団体やフリーの選手が
多かった中で
所属選手が3人
勝ちあがってきたのは
素晴らしいですね！
唯一のフリーランス、
船木は3戦全勝での
突破ということで
こちらもまた素晴らしい！
決勝進出を
果たせなかった選手も
損をした選手は
1人もいなかったのでは
ないでしょうか!?
いやはや、本当に
楽しませていただきました。


2.清宮がNOSAWAとの
　因縁に終止符！

©プロレスリング・ノア

9.3横浜大会で
清宮とNOSAWA論外の
シングルマッチ再び！
試合開始直後に
清宮から仕掛けていくほど
フラストレーションの
溜まっていた清宮。
途中、NOSAWAに
ペースを握られる
時間帯もあったものの
ストレッチプラム式
フェイスロックで
清宮がNOSAWAから
ギブアップ勝ちを
奪いました。

・・・ただですね、
この試合までの
長～いフリを経て
この試合が
大爆発したかと言われると
そうでもないんですよ。
いつもと違う清宮が
見られたということで
喜んでいるファンも
沢山いると思いますが
私からすると
NOSAWAが一体、
何をどうしたかったのか
さっぱりわからない。
せめてもうちょっと
気持ちよく
やられてくれればねぇ・・・。

ちなみに清宮は
N-1公式戦から
髪も黒くして
黒のロングタイツへと
コスチュームチェンジ！
私は緑の方が
好きだったんですが
黒はより精悍に見えますね。


3.宮脇がゼロワンの
　天下一ジュニアで
　ベスト4の好成績！

©プロレスリング・ZERO1

ゼロワンで行われた
天下一ジュニア
トーナメント2021。
ノアから参戦した宮脇は
準決勝まで駒を進めるも
北村彰基に惜敗。
頂点は掴めなかったものの
宮脇にとっては
大きな財産に
なったことと思います。

よくやった、宮脇！


2021年9月の私的MVP

©プロレスリング・ノア

清宮 海斗(8)

9.3横浜大会で
NOSAWAとの因縁に
決着をつけ
9.18TVマッチでの
N-1公式戦初戦では
黒の新コスチュームで
注目を集め
9.20TVマッチでは
GHCナショナル王者の
杉浦から勝利、
9.26後楽園大会での
メインイベントでは
武藤敬司超えならずも
時間切れまで粘り抜き
N-1決勝進出を決めた清宮。
常に話題を振りまいていた
その影響力の高さは
シングル王者ならずとも
ノアの中心であることを
示していたように思います。
戦前のN-1優勝予想でも
武藤や杉浦を差し置いて
ダントツ1位だったそうで
人気や期待の高さが
うかがい知れますね。


2021年9月のGHCタイトルマッチ

©プロレスリング・ノア


【GHCヘビー】

なし


【GHCナショナル】

なし


【GHCタッグ】

なし


【GHCジュニアヘビー】

9.3横浜ラジアントホール
HAYATA　vs　鈴木鼓太郎
14分12秒　ヘデック
HAYATAが3度目の防衛に成功。


【GHCジュニアタッグ】

9.12後楽園ホール
吉岡世起　進祐哉
　vs　
小峠篤司　大原はじめ
15分10秒　キルスイッチ
小峠＆大原組が第45代王者となる。


N-1で盛り上がる
ヘビー級ですが
ジュニアも負けじと
シングル、タッグの王座戦で
盛り上げてくれました。

どちらの試合も
もうちょっと見たかった
気持ちはあるものの
丸め込み決着ではなく
得意技で決めてくれたので
満足できました。

それにしてもHAYATA、
ドンドン上手くなって
いきますねー



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NOAHトーーク！ 2021年9月号

©プロレスリング・ノア

2021年8月の
プロレスリング・ノアは
8.1広島サンプラザ大会を
はじめとする6大会と
公式YouTubeチャンネルでの
『NOAH the HOME』2大会が
開催されました。
丸藤がGHCヘビー級王者、
杉浦がGHCナショナル王座と
ノアの2枚看板が
シングル王者という
シチュエーションは
私的には大歓迎ですが
ファン視点で見ると
時代がまた少し前に
戻ってしまったような
印象も受けましたね。

・・・面白ければいっか！


2021年8月のノア

1.杉浦が田中将斗を破り
　GHCナショナル王座と
　世界ヘビー級王座2冠！

©プロレスリング・ノア
©プロレスリング・ZERO1

8.15川崎大会の
メインで行われたのは
杉浦と田中将斗の
Wタイトルマッチ。
時間切れ引き分けで
お茶を濁すのでは？
・・・なんて
ヌルイことを考えていた
私の目を覚まさせるような
どつきあい、しばきあいの
激戦が繰り広げられ
杉浦が奥の手の
雪崩式予選スラムで
二冠戴冠となりました。
この2人が戦えば
面白くなることは
必然だったと思いますが
それでも私の予想を
遥かに超える試合でした！


2.ムタと魔流不死が
　タッグ結成するも・・・!?

©プロレスリング・ノア

8.15川崎大会で
グレート・ムタと
魔流不死の
ドリーム・・・もとい
ナイトメアタッグが実現！
・・・するはずでしたが
ムタの欠場により
実現ならず。
8.29石川大会での
6人タッグマッチで
ムタ&魔流不死
&論外という形で
異色タッグが実現しました。

感想は・・・
魔流不死は
私の中では微妙ですねー。
ヒールの才覚には
恵まれなかったかも!?


3.N-1 VICTORY 2021の
　豪華出場選手発表！

©プロレスリング・ノア

9月に開催される
ノアのシングルリーグ戦、
N-1 VICTORY 2021の
全出場選手が
発表されました。
そのラインナップの豪華さに
当時私が書いた感想は・・・
頭おかしい。
・・・いや、もちろん
良い意味で・・・ですよ!?


4.2022年1月1日の
　元日武道館大会を発表！

YouTube プロレスリング・ノア
公式チャンネルより

8.15川崎大会では
来年1月1日に
日本武道館大会が
行われることが
「シン･大発表」として
明かされました。
「シン」とは
新年のシンでしたか！
特別な日に
特別な会場で
ノアが見られるなんて
最高じゃないか!!


2021年8月の私的MVP

©プロレスリング・ノア

杉浦 貴(3)

GHCナショナル王座戦で
素晴らしい試合を
見せてくれた杉浦が
文句ナシの私的MVPです！

・・・って
杉浦の私的MVP受賞、
まだ3回目だとは
驚きました。
集計間違ってなければ
2018年4月号以来!?
アベレージが高すぎるから
評価の水準が
上がり過ぎていたのかも
しれないですねー。


2021年8月のGHCタイトルマッチ

©プロレスリング・ノア

【GHCヘビー】

8.1広島サンプラザ
丸藤正道　vs　桜庭和志
21分29秒　
虎王・零
丸藤が2度目の防衛に成功。


【GHCナショナル】

8.15カルッツかわさき
杉浦貴　vs　田中将斗
38分37秒　
雪崩式オリンピック予選スラム
杉浦が2度目の防衛に成功。


【GHCタッグ】

なし


【GHCジュニアヘビー】

8.1広島サンプラザ
HAYATA vs YO-HEY
15分27秒　ヘデック
HAYATAが2度目の防衛に成功。


【GHCジュニアタッグ】

8.1広島サンプラザ
原田大輔　大原はじめ
　vs　
吉岡世起　進祐哉
20分23秒　クラッシュドライバー
吉岡＆進が第44代王者となる。


8.15カルッツかわさき
吉岡世起　進祐哉
　vs　
タダスケ　亜烈破
18分54秒　
クロスフェースロック
吉岡&進が初防衛に成功。


8.1広島大会での
丸藤vs桜庭は
どんな動きが飛び出すのか
まったく予測がつかない
この2人ならではの
試合展開でした。
こういう刺激、
たまらないですよね～！

ジュニアヘビーは
HAYATAとYO-HEYの
元夫婦対決。
面白かったですし
フィニッシュシーンにも
驚かされましたが
この2人なら
もっとやれるはず。
これがベストとは
思ってませんぜ!?

ジュニアタッグは
吉岡と進が新王者組に。
ぶっちゃけ王者としては
まだインパクトが薄いかなと
思っていた矢先に
タダスケが発言した
「どっちがどっちかわからん」
という煽りが強烈でした。

GHCタッグは・・・
面白いチームが
増えていると思うので
もっと頻繁に王座戦を
組んでほしいくらい
なんですけどね。
勿体ない気がします。



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