一燈照隅

日本が好きな日本人です

議会制選挙政治をいつまでするのか。

2007年11月12日 | 時事問題
最近の政治家の発言を聞いていると、与野党関係なく「世論の動向を見て」「世論はこうだ」と、世論世論と簡単に言いすぎです。
国会議員としての責任を、世論の責任に転嫁しているように見えます。

独裁社会と違って民主主義社会においては、世論の動向は確かに大きな意味を持っています。
しかし、常に世論が正しいとは限りません。
世論はその時の空気で右にでも左にでも動きます。
そのようなときに喩え世論と違った考えでも、これからの国のために必要ならば断固として行う、そういう政治家でなければなりません。

最近政治家が世論と言っているのは、選挙を気にしているような発言でしかありません。
今の政治は議会制民主主義でなく議会制選挙政治に成り下がっています。
特に酷いのが小沢代表でしょう。国政よりも選挙だけです。
与野党共にもう少し骨のある政治を見せて貰いたい。


世界はデモクラシーが政治屋に堕落させたそんな政治屋にくたびれている。
ディスレーリ