一燈照隅

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小沢代表辞任表明

2007年11月05日 | 時事問題
小沢代表が辞任を表明しました。
突然で驚きましたが、時系列的に見ていくと、守屋喚問の翌日に党首討論をして、2日に二回目の党首討論、そして昨日に辞任表明。
こう見ていくと、守屋喚問に何かあるのだろうかと思えてきます。
事実、小沢事務所が山田洋行から献金を受けていて、それを返却しました。

しかし、小沢代表の辞任会見の発言は見苦しい感じがしました。
マスコミ批判はないだろう。
参議院選挙の時マスコミは反安倍で、どれだけ小沢民主を応援していたことか。
先の参議院選挙で民主党に投票した人も少しは分かったのではないでしょうか。

ところで、民主党執行部は小沢代表の辞任を慰留するようだが、代表が辞任表明し記者会見までしたのだから慰留するより次のことを考えるべきだろう。
これから民主党がどうなるかはまだ分かりませんが分裂するべきでしょう。

それと今回のことが福田政権に与える影響が不安にします。


辞任表明の小沢氏 異例のマスコミ批判
2007.11.4 23:03 sankei web
このニュースのトピックス:小沢一郎

 民主党の小沢一郎代表は4日の辞任表明会見の際、福田康夫首相との党首会談や連立構想を持ちかけたのは小沢氏側とする一部報道に対し、「まったく事実に反する。私を政治的に抹殺し、民主党のイメージをダウンさせることを意図した明白な誹謗(ひぼう)中傷だ」と異例のマスコミ批判を展開した。小沢氏は「中傷報道がなされていくなら、私が(代表に)いることが党のためにならない」と述べ、小沢氏をめぐる報道が辞任の一因となったとも主張した。

 小沢氏は党首会談に関する報道を「報道、論評、批判の域を大きく逸脱している」と指摘し、「報道機関が政府・自民党の情報を垂れ流し、世論操作の一翼を担っている」と厳しく批判した。

 さらに小沢氏は「報道機関が政府・与党の宣伝機関と化したときの恐ろしさは、亡国の戦争へ突き進んだ昭和前半の歴史を見れば明らかだ」と気色ばんだ。民主党は記者会見後、小沢氏の会見内容を記した「中傷報道に厳重に抗議する」と題するFAXを報道各社に送付した。

 10月30日と今月2日の二度による党首会談の大半は、首相と小沢氏との2人だけで行われ、何が話し合われたのかについて民主党内でも疑心暗鬼が広がっていた。

 小沢氏が4日の記者会見までに党首会談の詳細な内容を所属議員らに説明した形跡はなく、代表辞任の責任の一端をマスコミに転嫁するかのような形となった。