NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

お宝発見!笠置山山麓で間伐支援その2(11月9日)

2008年11月10日 | 協力
朝、中野方に向う途中の木曽川にかかる笠置橋から下流側を眺めた風景です。
笠置ダムでせき止められた木曽川は、静かな湖の様です。
あいにく空は寒く曇っていますが、紅葉真っ盛りです。


中野方で山主さんと一緒に間伐作業を行いました。
2回目の今回は,林分調査から行ないました。
釣竿を使って100平方メートル当たりの立木を調べています。


相対幹距、林分形状比、枝下高を考慮して、この場所では1600本/haを1000本/haに間伐する事にしました。

今日は山主さんが集材用にと前方に電動ウインチを取り付けたトラクターが威力を発揮しました。
チルホールの代わりに電動ウインチを使っています。



山主さんは今回の間伐用にチェンソーとチェンソーパンツを買い揃えました。
トラクターの電動ウインチといい、かなり気合が入っています。
伐倒した間伐材は3mに玉切りし、いつでも搬出できるようにしました。
次回の間伐の間に、山主さんは一人でトラクターを使って搬出するそうです。
やはり山主さんは、間伐材への思い入れが我々以上です。


間伐の合間に周囲を探索しました。
お宝発見です!!。

推定樹齢数百年の杉木です。
こんな木が何気なく立っていました。
周囲の岩は苔むし、時間の重みがヒシヒシと感じられます。
この当たりはまだまだ何かを発見出来そうな雰囲気です。
次の機会が楽しみです。
日本の忘れ去られたあちらこちらの森林には、こんなお宝がまだまだ眠っているのでしょうね。

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