土曜日は北海道上空の季節外れの寒気と低気圧で冷たい強風が吹き荒れました。
春はやさしい季節のイメージがありますが、本当は一年で一番荒れ模様の季節ではないでしょうか。
この時期、体調もどこかおかしくなります。
しかし、森の表情は花の競演から新緑へと刻々と大胆に変化し、見る者の心を躍らせ、森へといざないます。
そこで本日は午前中に森の散策と山菜取り、午後からは集材を計画しました。
散策は、陽溜りの森から鍋山山頂を経由して西側の溜池に下り車道を戻るルートを計画しましたが、時間が足りずかなりショートカットしなければなりませんでした。
トラックデータはこちらです。
Pの位置から反時計回りに巡ってみました。

沢沿いに上り始めると直ぐに自然林に入りました。

高層、中層、低層木が混じりあい、夫々が新緑を広げて降り注ぐ光を上手く利用しています。
これだけ葉が茂っているのに林内が明るく感じるのはなぜでしょう。

人工林の色の無さと暗さとは対照的です。
人工林では樹冠にしか葉が茂っていませんが、それだけで振りそそぐ光を遮断してしまいます。
光が足りず、風も通らず、色も乏しくやはり居心地が良くありません。

今回のコースでは、人工林だけでなく萌芽更新の目立つ2次林も適度に点在していて、ホウノキが大木になって大きな葉を広げている様子や、下層木にアセビが目立った様子、他を圧倒して大きくなったはずのほとんどのマツが枯れている様子が印象的でした。
(松枯れの原因はなんでしょう。酸性雨、菌根菌の衰え、松喰虫、他の木との競争、温暖化。或いは枯れて問題があるのか。)
人工林ばかりを目にしていると森を見る目が鈍くなるような気がします。
色々な森の様子を観察し、小さな断片から大きな森を理解しようとする訓練が大切な気がします。
肝心な山菜採りの成果はと言うと、残念ながらゼンマイが少し採れただけでした。

期待していたコシアブラは新芽が既に葉を広げていて、やって来るのが遅過ぎたようです。
残念ですが、色々な樹木に出会えた事だけで良としましょう。
午後からは、ポータブルウインチを使って集材作業を行ないました。
前回の集材にもかかわらずまだ使えそうな材が林内に残っています。

森の恵みはなかなか尽きません。
切り株を使って椅子を作ってみました。

背もたれが少しあるだけで座り心地が随分違います。
春はやさしい季節のイメージがありますが、本当は一年で一番荒れ模様の季節ではないでしょうか。
この時期、体調もどこかおかしくなります。
しかし、森の表情は花の競演から新緑へと刻々と大胆に変化し、見る者の心を躍らせ、森へといざないます。
そこで本日は午前中に森の散策と山菜取り、午後からは集材を計画しました。
散策は、陽溜りの森から鍋山山頂を経由して西側の溜池に下り車道を戻るルートを計画しましたが、時間が足りずかなりショートカットしなければなりませんでした。
トラックデータはこちらです。
Pの位置から反時計回りに巡ってみました。

沢沿いに上り始めると直ぐに自然林に入りました。

高層、中層、低層木が混じりあい、夫々が新緑を広げて降り注ぐ光を上手く利用しています。
これだけ葉が茂っているのに林内が明るく感じるのはなぜでしょう。

人工林の色の無さと暗さとは対照的です。
人工林では樹冠にしか葉が茂っていませんが、それだけで振りそそぐ光を遮断してしまいます。
光が足りず、風も通らず、色も乏しくやはり居心地が良くありません。

今回のコースでは、人工林だけでなく萌芽更新の目立つ2次林も適度に点在していて、ホウノキが大木になって大きな葉を広げている様子や、下層木にアセビが目立った様子、他を圧倒して大きくなったはずのほとんどのマツが枯れている様子が印象的でした。
(松枯れの原因はなんでしょう。酸性雨、菌根菌の衰え、松喰虫、他の木との競争、温暖化。或いは枯れて問題があるのか。)
人工林ばかりを目にしていると森を見る目が鈍くなるような気がします。
色々な森の様子を観察し、小さな断片から大きな森を理解しようとする訓練が大切な気がします。
肝心な山菜採りの成果はと言うと、残念ながらゼンマイが少し採れただけでした。

期待していたコシアブラは新芽が既に葉を広げていて、やって来るのが遅過ぎたようです。
残念ですが、色々な樹木に出会えた事だけで良としましょう。
午後からは、ポータブルウインチを使って集材作業を行ないました。
前回の集材にもかかわらずまだ使えそうな材が林内に残っています。

森の恵みはなかなか尽きません。
切り株を使って椅子を作ってみました。

背もたれが少しあるだけで座り心地が随分違います。