NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

名古屋港から中野方への間伐体験ツアー (11月14日)

2010年11月16日 | 協力
「名古屋みなと建設工事安全連絡協議会」の一行74名を迎えて、中野方のグリーンピア跡地で間伐体験が行なわれました。

中野方の秋は深まって来ています。
朝の木曽川です。

水面のかすかな航跡は、水鳥が飛び立った跡です。

中野方川沿いの山々です。
曇り空でくすんで見えますが、見事に色付いています。
ここら辺りでも、全山広葉樹の山はあまり多くありません。


大型バス2台に分乗しやって来た皆さんを前に、今回の主催者「中野方まちづくり委員会」、「杣組」の皆さんが歓迎の挨拶です。


挨拶の間に早くも昼食の準備が始まりました。
大勢の皆さんを迎えたので、舞台裏のスタッフも大忙しです。


挨拶の後は、「杣の杜学舎」の鈴木さんの人工林の問題点と対策概論を聞き、早速間伐現場に入りました。

まず間伐作業のデモンストレーションを見て。


夫々8班に分かれて間伐作業の体験です。

狙ったところに倒すのが大切です。

あっという間に午前が終わり、きのこご飯が絶品の不動滝の御弁当、具沢山の豚汁、秋刀魚の炭火焼、猪のスペアリブ、サツマイモのホイル焼きのお昼ご飯になりました。
このボリュームですから、全てを食べつくす前に午後の予定が始まってしまい、慌ててまた現場に戻るはめになりました。

午後からは伐倒木の玉切りを行い、簡易集材機を使った集材、運搬の様子を見学しました。


午後3時には全て無事終了しました。
食事を含めて盛り沢山のメニューで、あっという間に1日が終わってしまった感じです。
少し盛り込み過ぎだったかもしれません。
参加者の皆さんは間伐体験を楽しく堪能出来たのでしょうか。
この体験が、参加者皆さんの森林との関わりの次のステップになればいいですね。

帰り道、再び木曽川の鏡のような水面に写った晩秋の風景です。
もう直ぐ紅葉が落葉に変わり、足早に秋と冬が交代します。


コメント (2)
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