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NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

製材所に搬入(6月28日)

2008年07月05日 | 間伐
梅雨空の合間を縫って間伐材を製材所に搬入しました。
恵那地域の民間の製材所は林業不振のため次々と閉鎖され、かろうじて残っている上矢作の恵南森林組合製材所に運び込みました。

先ずは間伐材の集材です。

3mに玉切りした材を「美濃の森造隊」唯一の女性隊員がトビを使って運び下ろしています。
トビをうまく使えば女性でも3m材の集材は可能ですが、正直言ってかなりの重労働です。
ダイエットには最適です。

午前中で4tトラック1杯分の材を集材し、ほっと一息の隊員です。

一汗流した後の表情にはゆとりが感じられますね。

午後に製材所に搬入して材を下ろしています。
製材は後日行う事になりました。


間伐作業を行っていると当然ながら利用可能な材が沢山出ます。
何とかそうした材を無理なく継続的に利用できる方法を見つけられないものでしょうか。
日本家屋の柱材に利用方法を限定して、儲けにならないから間伐財の利用を諦めるという思考が林業家には染み付いています。
まずはそうした固定観念から自由にならなければいけないでしょうね。
コメント
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