質素な毎日☆ひとりごと

主婦 斜め上からみる雑感いろいろ。

私の宗教感

2017-01-23 13:39:45 | 日記
自分はながらく、無宗教あるいはちょっとだけ仏教徒だと思ってきた。

日本には檀家制度があったが、夫の方も寺は遠方にあり、義母が亡くなったら縁は切れるだろうし、私の実家も寺は遠方にあり、これも後継者は居なくなるだろう。
まして、うちには仏壇もなく、神棚もない。
何宗ですか?と言われても夫のほうは、親の代までは浄土真宗でしたけど…という感じ。
夫の父も私の父も故郷を遠く離れて就職したので、地元そのものと疎遠になってしまった。その子供達の私たちはさらに離れてしまった。
もし、自分や夫が突然死んだら どんな葬儀をすればいいのか途方に暮れてしまう。

ところで、最近色々と旅にでるようになって、自分の内面も再発見するようになった。

昔の街道を歩けば、どこにでも神社や祠や寺があり、古い木にはしめ縄が巻いてある。出会った神社や寺はなるべく寄って旅の無事を祈る。

神社にはいろいろ由緒もあるが、それ以外にも 山や川 湖 木 道にも神がいると実感するほど、出会う光景は神々しく感じる。

私って神道を信仰しているんでは?

神道って言っても 国家神道ではなくて、古来からある古神道というか、英語で言えばアミニズム。

土地や場所に神がいたり、年のはじめには年神が居たり、目に見えない八百万の神がいると信じている自分。

そして、生まれてから死ぬまでは 仏の導きがあり、人生は修行で生き物は死ぬと仏陀になると信じているらしい。
死者にたいして、手を合わせ無事仏となることを願っている。食事をするときはいただきますと手を合わせ、できれば、同じ哺乳類の肉などは食べたくないと思っている。死んだら ありがたいお経をひとつだけでも唱えてもらって、あの世に旅立ちたい。

これは宗教といえるのではないだろうか。

I believe in both Shintoism(Shinto)and Buddhism.

ただ、この自分の宗教には教義も指導者も居ない。
なので、今まで無意識だったんだろうな。