tapestry

超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

うそ替神事

2010-01-23 | お気に入り
明日と明後日は亀戸天神社の『うそ替神事』。

ウソ(スズメ科)が幸運を招くとされ、神職が彫るウソ鳥に毎年替える事でこれ迄の悪かった事が嘘となり、一年の吉兆(開運・出世・幸福)を招くと信仰されているそうだ。

つまり、嫌な事は忘れて幸せになろう…って願いなのだね。

境内の梅や藤が綺麗なので、来月にでも観梅に行こうと思案しているのだが、

生憎と木彫りの『うそ鳥』は年に一度の神事の日にしか手に入らぬらしい。

う~む、残念。

仕方ない、『亀戸餃子』と『但元いり豆店』の塩豆を楽しみに行くか。

トウカエデ

2010-01-22 | 散策
彩りが美しい新緑~紅葉の頃も魅力的ですが、

こうして葉を全て落とした姿もいいんだなぁ。

青い空に枝が黒いシルエットで伸び、何だかこう…気持ちが清々します。

…11月16日・武蔵野公園にて

すすき

2010-01-21 | 散策
あえて太陽の光を画面に入れて、すすきの先端がピカピカ輝くように…

…との意図だったのだけど、いやはや不出来でした。

しかし、実際に目にしていた光景は、そりゃぁ綺麗だったのです。

昔のように nikon や canon の一眼レフで撮ってた頃が懐かしい…。

…1月16日・武蔵野公園にて。

#007 排出権商人

2010-01-21 | 読書
排出権商人
黒木亮
講談社
978-4-06-215917-3
2009/11
★★★★

昨年12月に開催された『COP15』にて 「到底達成出来ない!」と、中国や国内の業界団体から苦言が噴出した鳩サンのCO2削減宣言。

勉強不足の為、正直申してこの空気頭にはピンとこなかった。

そもそも『京都議定書』の中身も知らんし…。

つまり、凡人の意識なんてこんな程度。

『地球温暖化』は判ります。二酸化炭素の際限なき排出が原因なのだと知らされ、エコだ何だのと世間は踊らされてます。

しかし、果たしてこんな事で良いのでしょうか!?。バシッ!(←机を叩いた音)

そんな時に書店の平台で見つけた、未チェックだったこの黒木本。

この本を読んでみて、漸く基本的な事が理解出来ましたわ。

世界中で売買されている『排出権』とは一体何ぞや?という初歩的な疑問が多面的な視点から描かれていて、入門書にはうってつけでしょう。

また『リストラ屋』で登場したカラ売屋のパンゲア社が鋭く絡んでいるで、経済小説としても当然楽しめます。

…ラストに語られる論文の内容を信じるか信じないかは…貴方次第ですがねw。

#006 東京仏像さんぽ

2010-01-19 | 読書
東京仏像さんぽ
宮澤やすみ
明治書院
978-4-625-68430-2
2009/10
★★★

京都や奈良の古い寺社や町並が好きな犀門だが、わざわざ仏像を観る目的で足を伸ばす事は皆無に等しい。

だから、上野に『阿修羅』や『大日如来菩薩』が来たり、『平泉展』や『薬師寺展』が開催されれば、喜んで足を運んでいる。

しかし、何も有名でなくても、東京にも魅力的な仏像が沢山あり、散歩ついでに気軽に鑑賞出来るんですね。

犀門も興味を引いた仏像・寺社をしっかりメモしたので、今後の町歩きが更に楽しみになりましたw。

*因みに、プロフィールで掲載してる写真は『阿修羅展』で展示された興福寺八部衆の内の 迦楼羅(カルラ)。

インド神話に登場する神鳥で、蛇や竜と敵対関係にあり、聖鳥として崇拝されている。

『阿修羅』に次いで非常に魅力的な仏像で、すっかりお気に入りになりました。