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超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
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特別企画『奈良大和四寺のみほとけ』展

2019-09-05 | イベント



9月6日、東京国立博物館にて開催中の『奈良大和四寺のみほとけ』展を見てきた。

公式パンフレット。


いつもの『平成館』ではなく、入り口正面の『本館』に向かう。


うーむ、垂れ幕に隙間があるのが残念なんだな。


入って右手の第11室が会場。
展示品の数が少ないからか、一つの部屋だけでの開催。
料金もその分お安い。

しかし、展示物はなかなか貴重なものばかりで、現地に赴かずにこうして東京で見られるのは実に有り難い。

奈良大和四寺とは…岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文殊院。
いずれも7〜8世紀に創建された古刹で、極めて魅力に富んだ仏像を伝えている。
(公式パンフより)

当然のように撮影は一切禁止なので、一点一点をじっくり眺めて回る。
国宝に重要文化財の数々。


例によって何点か関連サイトから写真をお借りして紹介しよう。



【資料画像】
国宝《十一面観音菩薩立像》
平安時代 9~10世紀
奈良・室生寺蔵 

パンフレットにも使われている、今回の展示会のスター的存在。



【資料画像】
重要文化財《十一面観音菩薩立像》 
鎌倉時代 13世紀
奈良 長谷寺蔵



【資料画像】
国宝《義淵僧正坐像》
奈良時代 8世紀
奈良 岡寺像



【資料画像】
重要文化財 《難陀龍王立像》
鎌倉時代 12世紀
奈良 長谷寺蔵

これはね、上半身にやたらと色んな物が絡みつくように装飾されており、これまで見た仏像とは一線を画していたので「何だ?何だ?」ってなりましたな。
そこで解説文を読んで見ると『難陀(ナンダ)龍王…』とあったので笑った。

首から頂いているのは龍らしい。
いかにも中国から伝わった感がある。
幸せをもたらす龍王だそうである。
ありがたく拝見させて頂いた。

…と、今回は簡潔に終了!。




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