井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

ダニに刺され死亡!

2011-09-19 06:30:05 | その他
 先日の『北海道新聞』に広島の男性がダニに刺され紅斑熱で死亡したとの記事が掲載されていました。

 記事によると、広島県福山市の70代の男性2人がダニに刺され、日本紅斑熱(にほんこうはんねつ)を発病、うち1人が死亡したそうです。
 日本紅斑熱による死者は2008年に宮崎市で70代の女性が死亡して以来のようです。

 ダニに刺されたお2人は、別々の場所で刺されたようです。
死亡した男性は、9月11日に発熱や発疹を訴え、福山市内の医療機関で受診、日本紅斑熱の疑いがあるとして入院しましたが、14日に多臓器不全で死亡したようです。

 日本紅斑熱は病原体「リケッチャ」に感染しているダニに刺されると2~8日で発病するようです。
頭痛や悪寒、高熱と発疹などが特徴で人から人への感染はしないとのことです。
きちんと薬を服用すれば回復するとのことですが、発見が遅れると重症化して最悪の場合、死に至るとのことです。


 さて、日高を歩いているとこのダニが身体に食いついている事があります。
私も、7月に歩いたエサオマンからカムエクの縦走で首の下、ちょうど胸の上部に食いついていたダニを発見。
札幌へ帰ってから妻に毛抜きで引き抜いてもらいました。

 幸いに頭も残らず綺麗に取れましたが、刺された後が5ミリくらい腫れ上がり、1週間ほど赤くなっていました。

 日高では南に下がるほどダニの被害が多いようです。
今回のコイカクからペテガリの縦走でも私達より先に下山したTさんがザックなどを調べると20匹以上のダニがついていたといいます。
私も「あえる」に向かって車を運転している時に腕に蠢いているダニを発見、直ちに車を止めて取り除きました。

笹藪に沢山いるようですので、笹藪漕ぎをする場合には首にタオルを巻くなど十分に注意した方が良いと思います。
そして、下山後に入る風呂などでは首筋、脇の下、そけい部など入念にお互いの身体をチェックするのが良いと思います。

参考のために解説HPのアドレスをお知らせします。
http://61.122.3.3/hec/hidsc/kansen_wadai/nihon_kouhannetu.html

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