井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

北海道胆振東部地震を被災して・・・

2018-09-08 06:33:39 | その他
 9月6日の未明(3時8分)に発生した地震により、私が住んでいる札幌市も震度6弱の揺れを感じました。
我が家は、札幌駅から西に向かって車で15分ほどにあるマンションの4階です。

 かなりの縦揺れに襲われましたが、幸いなことに棚から物が少し落ちた程度で何の被害もありませんでした。
しかし、停電になり電燈が付かないので非常用の懐中電灯を使い山用のヘッドランプを探し明かりを確保しました。
この夜に何回かに余震があり、小さく揺れました。

 夜が明けて辺りが見えるようになりました。
窓から見渡しても街はいつもの姿で、特に被害を感じさせるものはありません。
しかし、マンションは停電のためエレベーターが使えなくなっています。
また、停電のため地下にある揚水ポンプが動かないため断水しています。
その状態でもガスは使えました。

 子供たちに連絡を取ってみると戸建ての家は断水していないといいます。
ガスと水が使えるならそれほど不自由は感じないと思い、息子の家に身を寄せることにしました。
冷蔵庫の中から日持ちのしない食品を持ち、子供たち家族の分も一緒に食事を作ることにしました。

 6日は市内の幼稚園や小中学校が休みとなりましたので暇を持て余している孫たちを近くの公園で遊ばせていました。
同じような子供たちが沢山いて、中に孫たちの友達もおり、夕方まで楽しく遊んでいました。
夕食を食べていると息子の家は午後7時過ぎに電気が復旧しました。
これで、ライフラインがすべて復活したことになり。普通の生活がおくれるようになりました。
しかし、我が家に帰るとまだ停電が続いていました。

 翌7日になっても我が家の停電は続いています。
市内にあるコンビニやスーパーなどには食料品を買い求める人の列ができています。
しかし、カップ麺数個と水のペットボトル数本を売ってくれるだけです。
この程度の食料品を買うために並らばなければいけないほど困っているのか?不思議な気がしました。

 我が家の冷蔵庫には数日分は食いつなげる食品がストックされています。
好きな献立を作るわけにはいきませんが、とりあえず食べるものはあるわけですから焦って買いに行く必要はないのです。
また、スタンドにもガソリンを買い求める車の列ができています。
これも不思議な光景に感じました。
車を使い避難しなければいけない状況ではないと感じているからです。
まさに群集心理で食料品の買い出しやガソリンを買い求める行為をしているようにしか見えません。

 札幌での被害状況をみると、清田区(札幌市の西にある地域)で液状化現象により家が傾いたり道路が陥没したり波打ちひび割れなどの被害があるものの、その他の地域ではそれほどの家屋に被害は発生していません。
停電が続いているだけでガスが使え、水道も戸建ての住宅では通水しています。
冷静に考えれば清田区以外の地域だとそんなに慌てる必要のない状況だと思います。

 我が家も7日午後8時過ぎには電気も復旧しました。
これでライフラインがすべて復活したので地震前の生活がもどったことになります。


 しかし、胆振地方の厚真町などで震源地に近い地域は、大規模な地滑りが発生しており農家が何軒も飲み込まれた状況は報道されているとおりです。
未だ行方不明の方が20人ほどいます。
これらの方々が一日も早く発見されることを祈るだけです。

 また、胆振東部の町に対する支援をお願いします。
一番必要なのは、義捐金による支援です。
皆様支援をよろしくお願いします。


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