8月30日(火)
昨夜は広い小屋でゆっくり寝られるはずが・・・・
身体が疲れきっているせいか寝袋の中で身体が痛く寝返りばかりして余りよく寝られませんでした。
2階にいる愛知のご夫婦が起き出してきたので、私も起きることにします。
寝不足のせいか、疲れのせいか緩慢な動作で朝食の準備をします。
この食事が山での最後の食事になりますのでありったけの食材を投入します。
といっても、いつも食べているお茶漬けに魚の甘露煮です。
愛知のご夫婦、Tさんも用意が出来たといって先に出発します。
私達もようやく準備が整い6:35分、ペテカリ山荘を後にします。
その前にちょっと記念写真です。
ペテカリ山荘前にある林道を左に曲がり歩きます。
20分ほど歩くとペテガリ沢を渡ります。
この上流を登るとペテガリ岳へ行けますが、私達の力では〃でしょうか?
この林道に昨年なかった標識が整備されています。
所々に付けられています。
ペッピリガイ沢に沿った林道の終点から、いよいよ沢を登ります。
小さな沢ですが源頭部はなかなかの急傾斜です。
この源頭部は笹で覆われていますが、きっちりと笹が刈られているので道に迷う心配はありません。
源頭部の笹原を右手に曲がり20~30メートルほど行くと神威山荘へ向かって降る沢です。
8:30分、乗り越しでゆっくり休みます。
ここからは急な泥付きの斜面を一気に降ります。
両側の笹に掴まりながら降り終えると沢形の地形になります。
この先は小さな沢をドンドン降ります。
枝沢からの水が入ってくるので沢水が増えていきます。
沢を降っていると倒木があちらこちらで行く手を塞いでいます。
どうやら昨年の豪雨の影響でしょうか。
去年に較べて沢が荒れています。
1時間ほど降るとこの沢唯一の滝に着きます。
高度差10メートルほどの沢ですがなかなか良い滝です。
この滝は右岸に巻き道があるのですが、この巻き道も土が崩れ荒れています。
FIXロープが必要ですね。
何度も渡渉を繰り返し(靴が濡れることはありません。)ドンドン降ります。
小さな沢ですが、この沢の佇まいが私は好きです。
沢の先に林道が見えてくると私達の縦走もいよいよ終わりです。
林道を歩いて最後に沢を渡ります。
飛び石伝いに沢を渡ると愛知のご夫婦が靴を洗っています。
奥さんが「ほんの少しですが。」といって2個のオレンジをくれます。
お礼を言って神威山荘へ向かいます。
10:25分、神威山荘に到着です。
私の車を見ましたが、変わりないようです。
これで今回の縦走も無事に終わりました。
天気が良く暑く、(株)漕ぎに苦しめられた縦走ですが、終わってしまえば良い思い出です。
これで終わりかと思うと、帰るのが惜しい気持ちになります。
あれだけ苦しい山だったのに、不思議なものです。
この神威山荘で向かえに来る友人を待つというTさんを乗せて「あえる」に向かいます。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
今回のコイカクペテガリ縦走で日高の主稜線に付けられている登山道を
歩き終えたことになります。
エサオマントッタベツ岳からペテガリ岳までの縦走路を2年掛けて歩きましたが
今回のコースが一番藪が深く困難なコースでした。
それにしても、私達は強運です。
このコースをエサオマン→カムエク、カムエク→コイカク、コイカク→ペテガリと
3回に分けて歩きましたが、いずれも天気に恵まれ一発で終えることができました。
これから後に残された主稜線は、北はエサオマントツタベツ岳から戸蔦別岳、
南はペテガリ岳から楽古岳までです。
これらの主稜線は残雪期に歩こうと思います。
藪漕ぎは卒業ですが、足幅リッジといわれる難コースもありまだまだ気を抜けない
山歩きが続きます。
どこまで歩けるか・・・
気力と体力、それよりも天気に恵まれることが大切です。
神様に良く思われるように精進を重ねて・・・
挑みたいと思います。
昨夜は広い小屋でゆっくり寝られるはずが・・・・
身体が疲れきっているせいか寝袋の中で身体が痛く寝返りばかりして余りよく寝られませんでした。
2階にいる愛知のご夫婦が起き出してきたので、私も起きることにします。
寝不足のせいか、疲れのせいか緩慢な動作で朝食の準備をします。
この食事が山での最後の食事になりますのでありったけの食材を投入します。
といっても、いつも食べているお茶漬けに魚の甘露煮です。
愛知のご夫婦、Tさんも用意が出来たといって先に出発します。
私達もようやく準備が整い6:35分、ペテカリ山荘を後にします。
その前にちょっと記念写真です。
ペテカリ山荘前にある林道を左に曲がり歩きます。
20分ほど歩くとペテガリ沢を渡ります。
この上流を登るとペテガリ岳へ行けますが、私達の力では〃でしょうか?
この林道に昨年なかった標識が整備されています。
所々に付けられています。
ペッピリガイ沢に沿った林道の終点から、いよいよ沢を登ります。
小さな沢ですが源頭部はなかなかの急傾斜です。
この源頭部は笹で覆われていますが、きっちりと笹が刈られているので道に迷う心配はありません。
源頭部の笹原を右手に曲がり20~30メートルほど行くと神威山荘へ向かって降る沢です。
8:30分、乗り越しでゆっくり休みます。
ここからは急な泥付きの斜面を一気に降ります。
両側の笹に掴まりながら降り終えると沢形の地形になります。
この先は小さな沢をドンドン降ります。
枝沢からの水が入ってくるので沢水が増えていきます。
沢を降っていると倒木があちらこちらで行く手を塞いでいます。
どうやら昨年の豪雨の影響でしょうか。
去年に較べて沢が荒れています。
1時間ほど降るとこの沢唯一の滝に着きます。
高度差10メートルほどの沢ですがなかなか良い滝です。
この滝は右岸に巻き道があるのですが、この巻き道も土が崩れ荒れています。
FIXロープが必要ですね。
何度も渡渉を繰り返し(靴が濡れることはありません。)ドンドン降ります。
小さな沢ですが、この沢の佇まいが私は好きです。
沢の先に林道が見えてくると私達の縦走もいよいよ終わりです。
林道を歩いて最後に沢を渡ります。
飛び石伝いに沢を渡ると愛知のご夫婦が靴を洗っています。
奥さんが「ほんの少しですが。」といって2個のオレンジをくれます。
お礼を言って神威山荘へ向かいます。
10:25分、神威山荘に到着です。
私の車を見ましたが、変わりないようです。
これで今回の縦走も無事に終わりました。
天気が良く暑く、(株)漕ぎに苦しめられた縦走ですが、終わってしまえば良い思い出です。
これで終わりかと思うと、帰るのが惜しい気持ちになります。
あれだけ苦しい山だったのに、不思議なものです。
この神威山荘で向かえに来る友人を待つというTさんを乗せて「あえる」に向かいます。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
今回のコイカクペテガリ縦走で日高の主稜線に付けられている登山道を
歩き終えたことになります。
エサオマントッタベツ岳からペテガリ岳までの縦走路を2年掛けて歩きましたが
今回のコースが一番藪が深く困難なコースでした。
それにしても、私達は強運です。
このコースをエサオマン→カムエク、カムエク→コイカク、コイカク→ペテガリと
3回に分けて歩きましたが、いずれも天気に恵まれ一発で終えることができました。
これから後に残された主稜線は、北はエサオマントツタベツ岳から戸蔦別岳、
南はペテガリ岳から楽古岳までです。
これらの主稜線は残雪期に歩こうと思います。
藪漕ぎは卒業ですが、足幅リッジといわれる難コースもありまだまだ気を抜けない
山歩きが続きます。
どこまで歩けるか・・・
気力と体力、それよりも天気に恵まれることが大切です。
神様に良く思われるように精進を重ねて・・・
挑みたいと思います。