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井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

まずは西穂高岳・その3 ・ 08’9月

2008-09-18 21:35:06 | 北アルプスの山
8月9日、3:30分に目を覚まし起きます。
空を見ると満点の星空です。
どうやら今日はいい天気が望めそうです。

朝食は尾西のアルファー米(五目ご飯)と卵スープです。
前日、お湯をテルモスに買っておきましたので
それを使って準備をします。

食堂に荷物を運び出発の準備をします。
すでに、準備を終え出発していく人が沢山います。
日の出を独標で迎えるためでしょうか?

私達も朝食を終え、4時30分に西穂高山荘を出発します。
ヘッドライトを付けて山道を歩くのは何十年振りでしょうか?
登山道はハッキリしていますので道に迷う心配はありません。

丸山の上の方を見るときらきらとヘッドライトの灯りが
見えています。
それを目標に、ゆっくりと歩いていきます。

30分ほど歩くと辺りが明るくなってきました。
ヘッドライトを消して歩いていきます。

登山道が岩場にになりちょっと急になったかと思うと
前方に標柱が見えます。
5:30分、1時間ほどで独標に到着です。
後ろを振り返ると焼岳が見えています。

前方には、次の目標ピラミッド峰が見えています。
    
    奥に見えてるのが西穂高岳でしょうか?
   ここから見ると、随分距離があるように見えます。
   そして、登山道が一気に岩尾根となっています。

独標から一変した登山道を慎重に登っていきます。
思ったより登山道がしっかりしているのでゆっくりゆっくりを
自分に言い聞かせて登っていきます。

後ろを振り返ると独標がかなり下の方に見えています。
  
 
6:04分、ピラミッド峰に到着です。
まずは順調に歩けています。
ここからは、尾根が痩せ尾根状になり険しさを増してきます。

     
    小さなコブ状のピークを幾つも越えていきます。

     後ろを振り返ると独標、ピラミッド峰、が随分下の方に見えるように
    なってきました。
    さらに向こうには焼岳も見えています。
    

小刻みに休みを入れて歩いていきます。
岩場ばかりが続きますので慎重な歩きを続けていきます。
私達の前に数人が歩いています。

すぐ前にはザイルで繋がれた男の人がいます。
どうやらザイルを持っているのはガイドのようです。
その男性の前を女性が歩いています。
3人が私達のすぐ前を先行して歩いています。

6:55分、やっと西穂高岳に到着しました。
約2時間半で登ったことになります。
3時間の予定でしたので思っていたより早く着いてしまいました。

寒かったこともあり、休み時間を短くしていたことが
時間短縮となったようです。
ここからはさらに難しい道となりますので
ゆっくり休むことにします。
   
  
  まずは記念写真を1枚。(左がO氏、右が私、)

すぐ後ろには笠ヶ岳が大きな山容を見せ、朝日に輝いています。

ここまで歩いてみた印象は、ゆっくり慎重に歩けば大丈夫!
といった印象です。
ここまで、危なげなく登ってきましたのでこの先のルートに対しても
自信が持てるようになりました。