(この旅は2014年4月に熊本県菊池温泉と山鹿温泉を旅した時の記録です)
城乃井温泉は栄屋旅館の隣にあります。
城乃井旅館が経営する大衆浴場で菊池温泉では一二を競う人気の大衆浴場です。
もちろん旅館に隣接しているので宿泊客も無料で入浴できます。
(城乃井旅館)
城乃井温泉の入り口です。
(城乃井温泉)
入り口に薬師如来が祀ってあり由来書が掲げられています。創業者の信心深さが表れているようです。
(入り口の薬師如来)
(浴場ののれん)
脱衣場には、脱衣籠と棚、無料のコインロッカーなどがありとても便利です。
(脱衣場)
浴場はかなりの大きさです。
メインの浴槽は中央に張り出しています。手前側は円形になっており、阿蘇山のタイル絵に接して左右に源泉槽(右)と打たせ湯(左)があります。
メインの浴槽の湯温は適温で、目前に迫る阿蘇山を見ながら、ぬるぬるスベスベのお湯に浸ると至福の時間が過ぎてゆきます。15人~20人も入れる大きさのお風呂は、時間帯によっては独り占めできるのです。
(メインの浴槽)
阿蘇山に向かって右側には源泉の湯口がある源泉槽があり若干熱めですが濃い新鮮なお湯が楽しめます。この源泉槽は2~3人しか張ることができません。
お湯は丸い赤御影の玉を伝わって流入しています。
(源泉槽)
左の打たせ湯は源泉槽よりもやや大きく、ぬるめのお湯です。
打たせ湯を、痛む場所や解きほぐしたい筋肉に当てるのでしょうか?
(うたせ湯)
洗い場は浴槽と反対側の壁際にあります。
(洗い場)
改めて阿蘇山のタイル絵を見ると、関東あたりの富士山を描いた公衆浴場と土地柄が違っていて、旅先で浸かる温泉が源泉の銭湯に入っているということをつくづくとかんじるのです。
(タイル絵の阿蘇山)
このお風呂が¥250で入ることが出来るのですから、菊池市民は幸せというべきなのでしょうね。
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