善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鹿児島湯巡りの旅(31)・春日温泉

2010年10月27日 | 温泉

今村温泉を出て甲突川を渡ると、今回の公衆浴場巡り最後の春日温泉です。

春日温泉は下荒田にあり、朝一番で入れてもらった錦湯に結構近い公衆浴場です。

鉄筋二階建ての小振りな公衆浴場で、湯船などの撮影許可を受付で取り、脱衣場に行くと折良く誰も入って居ないので浴槽から撮り始めました。

(春日温泉)

ところがその直後に撮影可能な状態ではなくなったので即座に撮影を止めました。

(メインの浴槽)

浴室はタイル張りで縦に長く、左側にサウナ室と浴槽が並び、浴槽は手前から、冷水槽、漢方湯、一番奥にメインの浴槽と並んでいました。
メインの浴槽は電気湯、超音波湯の間仕切りがあり、一部気泡湯にもなっていました。
このメインの浴槽の壁に源泉の湯口が付いていて源泉が流入していました。

浴室右側にはカラン付きの洗い場が並んでいます。

源泉は含食塩重曹泉です。
メインの浴槽でのぬるぬるすべすべ感は強く良いお湯でした。


(脱衣場から浴室を望む)

春日温泉の特徴はお湯の良いこともさることながら、薬湯を漢方湯と名付け各種の漢方薬を選んで投入していることです。
説明によると「宝寿湯」「麗参湯」「八漢湯」「健美泉」の4種類があり、この日は茶褐色の「健美泉(けんびせん)」とのことです。

お客を楽しませる工夫はここでも見る事が出来ました。

(脱衣場内の掲示)

鹿児島市の公衆浴場が他の都市に比べて比較的廃業しないで営業を続けている裏では、営業時間が長く顧客にとっての利便性を尊重している他にも、顧客の健康に配慮するような日々の努力があったればこそという気がしてなりません。

詳細は下記のホームページからどうぞ
ひろさんの旅枕へリンク
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